1968年から作られるこのシリーズはキャデラックのエルドラードと共に最高級のラグジュアリーパーソナルクーペの双璧を成していました。

クラシック調のグリル、長いフード、重厚なインテリア、おしゃれなオペラウインドウ、それに加えてトランクリッドの縦型のスペアタイヤカバーデザインなどその格調あるスタイリングはニューヨーク近代美術館からデザイン賞を受けているそうです。

マーク�Wからマーク�Xに発展するにあたり、この1977年式モデルでは､左右のフェンダーにエアアウトレートが付けられ排熱効果をあげるなど細部に変更が加えられています。

モデルはフルルーフのマーク�Xのほか、フルルーフ及びランドールーフのマーク�Xラグジャリーがあり、これにはカルティエ、ジバンシー、グッチなど4人の有名デザイナーにカラーやトリムの組み合わせなどを依頼し、そのデザイナーの署名をオペラウインドーに書き入れる特別オプションが有りました。

この車はまさに其のカルティエデザインの特別オプション車です。

この車は1977年に製造され、アメリカで12年使用された後、前オーナーによって1989年3月に並行輸入されました。

日本で初期登録後7年間使用後の1996年2月に抹消登録された状態で現オーナーが購入し、今まで室内保管してきたものです。

2013年に

バッテリー交換
タイヤ交換
エンジン調整

を施しましたが登録には至らず、定期的にエンジンを始動させながら保管しています。

現在気になる不具合は
マフラーに穴
パワステポンプよりフルード漏れ
屋根のレザー(ランドートップ)の破れ
リヤフェンダー、トランクフードに線傷
右前ライトカバーのエンブレムなし
ボンネットマスコットなし
ボンネット傷
運転席ウインドレギュレーター不動

ずっと室内保管だったため年式の割に錆びが少ないのはセールスポイントです。

ボディは乳白色、V型8気筒エンジン、左ハンドル、コラムシフト4AT、丸目4灯

内装はクリーム色の本革シート。

車は埼玉県にあります。

個人出品の為、消費税はかかりません。車両は現在抹消登録されています。