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取材日2012年7月25日 |
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戦後極めて小型な主にスリーホイラーとしてドイツやイタリアを中心とし生産が行われます。 その名もバブルカー、敗戦により軍需を失い、また航空機製造を禁じれた多くの戦闘機メーカーが、航空機で培った最先端技術を用い、自社製スクーターをベースとした全天候型の実用価値の高いバブルカーの製造を高いレベルで競ったとされています。 代表格でもあるBMWイセッタ、ハインケルやホフマン、これら多くはフロントドアによる、いわゆるおにぎりデザインでありましたが、これを覆すかのように、それは戦時中アメリカやイギリス空軍を、その俊足さで震え上がらせたMe型戦闘機を作り上げたメッサーシュミット社のバブルカーは他社とは明らかな違いを見せていました。 それは戦闘機から主翼と尾翼をもぎ取ったかのような葉巻型のスリーホイラーで、乗り込むのはフロントドアではなく、戦闘機同様キャノピーを跳ね上げるもので、その様子からまるで飛べない飛行機と形容される事もあったそうです。 そんな個性的なシュミットのレプリカがこちらのトライテックです。 多くのレプリカを世に送り出しているイギリスのキットカーメーカーで、自社製のメッサーシュミットアフターユーザー用のFRPボディパーツをベースに、様々なパワーユニットに対応、世界中のメッサーファンの実用モデルとして向けられ、世界で最も良質なメッサーシュミットKR200のレプリカとして名声を高めます。 そのトライテック、日本での事情は厳しいもので、サイドカーショップでもあるコルフィー社が、ホンダのフリーウェイ250のエンジンを載せ、コンプリートレプリカとして正規許可にこぎ着けた経緯も持ちます。 初年度登録は平成12年、記録から現オーナーさんで3台目と見ています。 【エンジン】 燃料タンクは8リッターの容量でしたが、こちらは14リッター(スズキ スカイウェーブ用)に変更しています。 また燃料計も正確でなかったため国産のものに交換しました。 機関は現在も状態は良好、不具合は認めません。 【電装系】 【内装】 【足回り】 【付属品】 リサイクル券と自動車税の月割りはご負担をお願い致します。 以前はオリジナルのメッサーシュミットも所有されていたオーナーさん、もちろんオリジナルの良さは当然ありますが、それでも乗りやすさでは断然こちらに軍配が上がるそうです。 そもそもエンジンが現代のものですので、メンテナンスが楽、性能面でもその差は明らかとの事でした。 とは言えそこはキットカー、実際に乗ってみると未完成の部分が多々見られ、レプリカと言えどオリジナルの雰囲気が感じられない箇所もあったため、モディファイするに至ります。 そもそもが旧車を現代でも通用すべく改良・改善するため、あらゆる創意工夫を凝らすオーナーさん、その作業のほとんどをご自身でこなし、納得いくまで、またキレイに仕上げるのを信条としています。 こちらのトライテックもしかり、結果また一歩オリジナルの雰囲気に近づき、実用面でも向上、オリジナルを含め真夏でもオーバーヒートの心配の要らないシュミットへと仕上げました。 実際に後部座席に乗せて頂きました。 キャノピーを開け乗り込む様はまさに飛行機、クルマと言うよりはまるでアトラクションのようです。 縦一列のレイアウトもそれは独特なもの、キャノピーを閉めて走り出せば、意外や速いと感じます。 それには現代のエンジンを積んでいる恩恵でもあり、さらにパフォーマンスを上げたオーナーさんの成果でもあります。 バイクとも言えず、クルマと言う概念が完全に覆される、これまで味わうことのない異次元の体験でした。 どこまで行っても飛べない飛行機と形容されていたオーナーさん、実用性の高さは折り紙付きのメッサーシュミットを1機いかがでしょうか。 実車は埼玉県さいたま市にあります。 |
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
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SOLD OUT |
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