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マンタレーシング
1974
年式
車検
25年8月
走行
不明
備考
4MT 国内登録平成3年 450馬力
長さ
4020mm
1980mm
高さ
1130mm
重量
1000kg
排気量
5730cc
取材日2011年9月24日

希少車、マンタです。

エンスーさんなら「マンタ」と言えば、形は思い浮かぶと思いますが、実際に、見た事がある人は少ないと思います。

かくいう私も、車は知っていましたが、実物を見るのは初めてです。

調べてみると、「バニシング・イン60」(米)という映画で、マンタミラージュという兄弟車が出ています。有名な映画出演はその程度ですが、なぜかエンスーさんには、有名な車ですよね。

これが、六本木の交差点を走れるのですから、日本はいい国です。(^^

オーナーさんがこのマンタレーシングを購入したのは、平成14年。

購入時には、内装、外装、機関すべてにおいて不満があり、そこから多額の費用と、時間をかけて完調に仕上げました。今までに、車両費用込で約1800万円かかっています。

外装はブルーメタリックです。元色はブラックだったそうです。

ペイント自体は8年ほど前だそうですが、今でも光沢があり、状態に問題はありません。

ボディ素材はFRPだそうですが、FRP特有のクラックも出ていません。
あまり、使用していないこともあると思いますが・・・

フロントのスポイラー部分や、サイドスポイラーなどは加工してあります。
オリジナルはもう少し、スポイラーがスリムです。

とはいえ、オリジナルを目にする機会が無いので、ちょっと差はわかりにくいと思います。

ヘッドライトはレイブリックの近代的な明るい物に変更。

カーボンのリアウイング、エンジンを冷却するためのシュノーケルも異彩を放っています。

内装も、シート、内装を革を使用し張り替え。メーター類を機能的に配置、エアコン取り付け、カーナビ、オーディオの取り付けを行っています。

内部は開閉するウインドウが無いため、快適に運転するためにエアコンが必要です。

エアコンの取り付けに関しては、かなり苦労されたらしく、オーナーさん自身が部品をアメリカまで取りに行くなどして、総額で約200万円かけたエアコンです。

当日も、夏日を記録する六本木でしたが、エアコンは寒いくらいによく効きました。

エンジンはフォードのV8に換装しています。
元のエンジンの詳細は不明ですが、「元々キットカーなので、どんなエンジンでも載せられるよね!」と、オーナーさん。

現在のエンジンは5800ccで、450馬力あるそうです。

ちなみに、エンジンの換装に関しては、車検証に「改造」の記載がありますので、このエンジンで、車検を受けられます。

夏場でも、暖気運転が必要ですが、現在、エンジンや機関に問題はありませんので、このまますぐに乗り出せます。

この2年で、オーナーさんが部品を取り寄せ、無い部品は作成するなどして、この状態にまで完成させました。

オーナーさん曰く、日本で(世界でも)これだけコンディションのいいマンタは無いんじゃないか?とのことです。

ナンバーが付いて実動するマンタは、オーナーさんの知る所でも国内にほぼ残っていないという事です。しかも生産が終了してしまったマンタですので、今後手に入れることは困難になるでしょう。

助手席にて同乗させて頂きましたが、とにかく目立ち度はハンパじゃありません。

通行人も、9割くらいの確率で、振り返ります。
私も、普段スーパーセブンに乗っていますが、目立ち度はマンタの圧勝です。

アメリカンV8のエンジンですが、レスポンスがよく軽快な印象です。
ボディ重量が軽いからでしょうか?

重ステ、重クラッチで運転にはかなり体力が必要です(笑

車は港区六本木にあります。
個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料(11640円)と、月割の自動車税のご負担をお願いたします。


以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 SOLD OUT
これで公道を走れるんですから、スゴイですね! これが後ろから来たら、避けますね(笑
ヘッドライトは、このスモークカバーの中です。 変形のガルウイング
エンジン冷却の為のシュノーケル リアビューも迫力です。
  タイヤも極太
サイドビューはレーシングカーですね。  
Rの付いたフロントガラス ドアの開閉の様子です。
まずは上部のガルウイングを上げます。 その後、横のドアをさらに上に。
  ステアリングはこのサイズ、重いです!
  本来はメーターが並んでいたところに、エアコン(吹き出し口)を装備
シートはオーナーさんの好みに張り替え。  
ガルウイングドアの内張りも張替え。 シートはめっちゃ狭いです。
運転席の左スペースに、メーター類を移植 乗り込む為のサイドシルは、信じられないくらい広いです。
A4のバインダーとの比較。スカートはいてたら、絶対に無理な幅です。 その広さを生かした、収納スペース
エンジンはFORDのV8  
  エンジンフードの内側
   
   


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TEL/043-498-2322(カナモリ)

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