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スタリオン429(コブラレプリカ)
1980
年式
車検
20年4月
走行
19,121km
備考
4速AT 2オーナー車 定員:2名 型式:不明
長さ
4150mm
1870mm
高さ
1280mm
重量
1450kg
排気量
5760cc
取材日2006年9月28日
コブラ=シェルビーACコブラが代名詞ですが、レプリカコブラの代表格と言えば、HiTechコブラ・コンテポラリーコブラ・ERAコブラ等が比較的有名なのですが、コブラレプリカは非常に多く世に出ており、外装に関しては本物と同じアルミボディー製の物から、大半がFRPボディーの物となります。
取材車両はコブラのレプリカとしては、非常に珍しいスタリオンコブラ429と言うモデルでFRP製のボディーに伝統のV8 OHV351cu.in排気量5.76L 300馬力搭載車で、輸入時の価格は約1500万円程度だったそうです。
★車両の特徴:角断面のスチールチューブを組み合わせたスペースフレーム構造にFRP製のボディーを被せ、サスペンション・ブレーキ・ステアリング等の主要メカニカルパーツは、1973年〜1978年のフォード系量産車からコンバートされおり、エアコンは在りませんが、パワーステアリングや4速オートマティックトランスミッションや豪華な内装等は、現代の車では当然な装備であり、オリジナルの質素な車両とは真逆レプリカ車です。
当該車両は、中部地方では英国車のジャガーで有名なショップ様が輸入時より所有されていた車両を現オーナー様が、平成12年頃にこのスタイルに一目惚れで購入を申し入れていましたが、車検等の問題で、ショップ名義のままなら譲渡するとの話を受け約2年間ショップ名義のまま乗っていた車両との事でしたが、車検制度が緩和された事により平成14年9月に名義変更が可能となり現在に至っています。
現在は、屋内ガレージに保管されており、雨天時には基本的に使用されていないとの事です。
★外装関係:FRPボディーのレプリカ車は、パネル表面の仕上がりが雑で細かな凹凸が出たり、オープンボディーに強力エンジンを搭載する場合に車体の剛性不足から来るボディーの歪み、経年変化から来る塗装面のクラックやボディーパネル間に段差等が出ている車両等が多く見られますが、この車両の場合には、FRPの厚みが非常に有る様でボディー面に目に付くよう酷いクラックやパネル間に著しい段差は無く、ドアやトランク・ボンネットも重量感が有り、個人的には各ドアやボンネット・トランクを閉める際の音も重厚感が有り、開閉やロック等もスムースで引っ掛かりも無く大変状態が良いと思いました。
また、バンパー等のメッキ部品の状態も良好な上、ボディーには大きな擦り傷や修復歴も無さそうで、塗装面には薄い磨き傷が見られましたが、幌は新品との事で、リヤスクリーンの状態を含め何ら問題有りませんでした。
タイヤ&ホイールは、希少なスポークタイプのホイールにピレリ製P600・235/60VR15サイズのタイヤを前後に装着しており、タイヤ山も8部山以上でひび割れ等は有りません。
★内装関係:内張り&ドアトリム・専用バケットタイプのシートの状態も非常に綺麗でレザーはコノリーであつらえて有り状態も良好な上、色褪せやヒビ割れ・ヘタリも見られません。
また、ハンドルやシフトノブ・ウィンドハンドル・メーターリング等のメタル部品にも大きな劣化は見られず程度も良く、ハンドルにはナルディのサインが掘り込まれた希少品との事でメーター類や操作系のペダル・レバーも完調に作動します。
オーディオ関係は、カセットデッキとCDチェンジャー・左右シート間にスピーカーがございますが、CDチェンジャーとスピーカーは取り外します。なお、ETCはそのままお付けします。
トランク内にも豪華なカーペットが敷かれ、幌収納カバー・消火器・純正工具類が有り、右側にバッテリーケース・左右に長い黒色のタンクが燃料タンクになります。
★足回り関係:フォード系量産車の物が流用されており、詳細で主なところは、ダブルウィッシュボーンのフロントサスペンションは1974年〜78年のマスタング&ダンパーのみモンロー製・リヤサスペンションはオリジナルのダブルウィッシュボーンから、1973年のサンダーバード/トリノの4リンク&コイル&モンロー製の車高調整式ダンパーにスタリン独自の調整式スタビライザーが前後に装着されています
パワーステアリングは、ラックアンドピニオンで1978年製フェアモント等と共通で、バリアブル(可変)レシオが採用されています。
★ブレーキ関係:フロントがサスペンションと一緒のマスタング用のディスク・リヤがトリノ/LTDのドラム式で、1975年ピントのブレーキサーボ&マスターシリンダー&パーキングブレーキ一式が流用されています。
★エンジンルーム内:エンジンルーム内は比較的綺麗な状態が保たれており、メタル地のヘッドカバーやキャブレターの円形エアクリーナー・インテークマニホールド等が昨今のエンジンルーム内満載でフルカバーされてエンジンが見えない車両が多い中、とても新鮮でした。
★機関関係:V8 OHV351cu.inエンジンは、1979年のサンダーバードに搭載されている137馬力がベースなのですが、ヘッドやキャブレター等の給排気系がオリジナルから変更されて約300馬力を発揮しているとの事です。
トランスミッションは、フォード製のオートマティックでC6と呼ばれている高馬力大トルクにも対応可能な大容量のギヤBOXとなりますので、室内中央のトランスミッションの張り出しは大きく、運転席側のレッグスペースがやや狭くペダル類が左に若干オフセットされている様でした。
★機関関係の整備状況:購入してからも購入先ショップで車検等を含め定期的なメンテナンスをしている関係で現状も、オイル交換以外に購入時から全く変更無いとの事でした。
取材時もアイドリングも安定しており、マフラーエンドはジャガーの物が使用されていました。
★小員所見:小生がお車を拝見した範囲では、全体的な程度は非常に良好で大切に扱われ愛着を持って乗られていた事が良く伺えました。
また、前オーナー様から引継ぎました物につきましても、全てお譲り致します。
★出品理由:この度の出品は、乗る機会が少なく諸般の事情も考え、オリジナル状態の希少な車両を大切にして頂ける方へお譲りしたいと、ご出品となりました。

お車の詳細につきましては、オーナー様よりのコメントをもとに作成しておりますが、エンスーの杜で整備歴・修復歴において確認を取った訳ではございません。
車両ご見学時に、お車の詳細についてはご自分の目で見た上で、ご確認下さい。
なお、車両は名古屋市内にございます。
個人ですので消費税は不要です。

 SOLD OUT
   
   
   
   
   
 


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 近江
TEL/090-5005-1293(タカギ)

またはEメール↓にて
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