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プリンス グロリア スーパー6 1966年式
車検 2019年7月 走行 56,300km 備考 4MT スリーオーナー エアコン
長さ 4650mm 1690mm 高さ 1450mm 重量 1420kg 排気量 1980cc
取材日2018年11月8日

高い技術を元に数々の名車を輩出した今はなきプリンス自工、小規模メーカーながら高いポテンシャルを持ち、レースではポルシェを敵に回す暴れざまからも、伝説のメーカーと言えましょう。そのプリンスが生み出した名車のひとつに数えられるのがグロリア、初代には高級セダンとして誕生し、皇室との関わりも深いところから、国産高級車として君臨します。

その2代目に当たるS40型系が今回ご紹介のグロリアです。初代に比べ精悍になったスタイリング、皇室にも多く納入されたモデルです。
こちらは6気筒OHCが搭載された年式は昭和41年の、型式はS41D -2型、スーパー6です。G7型エンジンは量産としては国産初のSOHCエンジンで、プリンスを語る上でトピックスとなるユニットです。

約15年前に個人より譲り受けました。前オーナーはプリンスの社員として販売に従事していた方だそうで、その当時の顧客に販売したこちらを買取り、保管していたものだそうです。その経緯からすれば、現オーナーさんで3代目と言うことになります。

コンディションはオリジナルが保たれていますが、決して傷んではいない、かと言ってビカビカにレストアされたものでもない、いわゆる年式なりのヤレ方がしっかり味わえる状態です。傷みはつぶしつつも、余計に手を入れてオリジナルを崩さないように、がオーナーさんの仕上げ方のようで、購入してからはまずしっかり走れるように機関の整備を行い、その上で傷みの部分に手を入れています。

そこで言う傷みはまず塗装で、こちらは全塗装を行いました。色は当時のラインナップではないもので、こちらはオーナーさんがこのグロリアの雰囲気に最も合ったものをチョイスし、その色で塗装しました。ただ、ここにオーナーさんのポイントがあります。ドンガラにして塗装を終えたところで、通常はすぐに各パーツを取り付けていくところですが、なじませる意味合いで、パーツをつけない状態でなんと10年以上寝かせると言うことを行なっています。特にグロリアは特徴でもあるボディをグルリと回すモールがあり、それをマッチさせる上でもなじませる工程は重要との見方のようで、その効果かモールはしっかりと収まっています。

バンパー等のメッキパーツは手を入れていませんのでクスミがあります。再メッキはあえてせず、ヤレ感を維持します。それでもヘコミや傾きなどはありません。ミラーはいわゆる殺人ミラーから変更されたもので、こちらは新品を用いて交換しています。その他テールランプとドアノブ4箇所が新品交換したパーツです。
工程を踏んだ上での現在の状態は、レストアしてピカピカに輝いているのとは違った、傷みのない中での使い込んだ印象を受けます。

内装に目を向けますと、こちらもオリジナルが保たれています。前席はベンチが多い中、セパレートです。大きな特徴でもある西陣織のシートも良好です。ずっと純正のシートカバーがかけられていたそうで、1箇所小さな穴があるのを除いては、破れやスレはありません。割れやすいハンドルも傷みはなく、こちらも良好です。天井は純正の生地を使用して張替えておりますので、フィットした仕上がりです。ダッシュにも割れはありません。ウエザーストリップは新品に交換しています。三角窓の動作もスムースです。
フロアは目視できる範囲で運転席は問題ありませんが、助手席側にサビを認めました。ただ腐って穴が開くと言う状況には至っていませんので、そのままにしています。

機関に不具合は認めません。これまでもトラブルはなく、よって大きな修理履歴はありません。現在も始動、アイドリング、吹けも問題なく好調です。
同様にミッションも問題は認めていません。

電動アンテナが現在動作できません。アンテナが引っ込んでしまっている状態です。

新車時の初代オーナーの整備記録簿が残っています。そこから距離は実走行とオーナーさんは認識しております。

取説とパーツリストがありますので、お付け致します。

エアコンが備わっています。吊り下げではなく、空調としてレバーでヒーターから切り替えできます。効きも良いそうです。

現オーナーさんにおいて事故、修復歴はありません。

自動車税、リサイクル券はオーナーさんのご好意で清算は不要です。

これまで相当な台数のクラシックを乗り継いできたオーナーさんですが、維持するにオーナーさんのポイントがあるようです。それぞれのクルマのコンディションによりそれは変わってくるのでしょうが、ことグロリアに関して言えば、最低限のレストアにより程よくヤレ感を出す、普段でも乗れる、と言ったところでしょうか。いちばんはオリジナルである事なのですが、例えば色は当時のデザインと雰囲気に合わせるべくあえて純正色を用いず10年以上馴染むのを待つ、これらはクラシックの当時の雰囲気を楽しむためのオーナーさんならではのポイントが垣間見られます。今一度魅力をうかがうと、今の時代には絶対に生まれるべくない当時の造形のよさを挙げられていました。是非乗ってみてと敷地内をドライブさせて頂きました。当たりの柔らかい西陣織のシートで、まず安心感を覚えました。始動には何ら儀式がないのもそれを助けます。慣れないコラムシフトで3速に入れて走り出してしまいましたが、それでもエンストすることなく、トルクのあるところをいきなり見せられました。しっかりギアを入れ直して踏み込むとスルスルと静かに加速し、力強さを体感できました。それでも飛ばすような乗り方は似合いませんし、そのような気にさせないのは、当時の高級車としての乗り味と言うべきでしょう。フルレストアで仕上げるのもまたクラシックを楽しむひとつかと思います。ことこちらのグロリアに関して言えば、そのコンディションを見るにつけ、オーナーさんのスタイルがしっかり反映されているかのように映りました。

車両は長野県にあります。

このページの車両は車の個人売買の情報サイト「エンスーの杜」に掲載されたものです。
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※ 個人売買のため、消費税は掛かりませんが、支払いは現金一括で現状渡しのノークレームとなります。また、 陸送等の手配は購入された方に行って頂きます。

380万円
画像クリックで拡大出来ます
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オリジナルのハンドルは割れはなし。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
純正の生地で張り直された天井。 
運転席の小さな穴。 
 
 
運転席フロアの状態。 
助手席フロアは傷みがあります。 
 
トランクのフロアの状態。 
 
 
 
 
 
 
 
 
ガラスモールもしっかりしています。 
サイズは195/70-13 ホイールキャップもあえて手を入れず。  
 
 
 
 
 
 
 
 
新車時の希少な記録簿と重宝するパーツリスト。 
塗装時の写真。このままの状態で10年寝かせていたそうです。 
 


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