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ダットサン フェアレディ2000 SRL311 年式不明
車検 2019年10月 走行 不明(46,700km) 備考 中古並行車 5MT 複数オーナー ETC
長さ 3910mm 1490mm 高さ 1320mm 重量 1010kg 排気量 1982cc
取材日2018年7月8日

深紅のボディカラーが美しいSRL311です。

日本初のスポーツカーであるダットサン・スポーツDC-3をルーツに持つダットサン・フェアレディの2代目・S310系がデビューしたのは、東京オリンピック開催の3年前である1961年(S36)10月の東京モーターショーのことでした。

その成り立ちはブルーバード310系のラダーフレームシャシーに強固なX型の補強メンバーを追加し、4輪リーフリジッドだったサスペンションは前輪に独立懸架のウイッシュボーンが奢られ、エンジンも1.2リッターから1.5リッターにスープアップされ直線的なボディラインを採用という、1959年(S39)登場の初代登場からわずか3年ばかりで長足の進化を遂げたものでした。

その後は良質なスポーツカーの定石通り毎年のように改良に改良が重ねられていきましたが、最大のトピックは何と言っても1967年(S42)のSR/SRL311の追加でしょう。

エンジンは新設計2リッター・U20のソレックスツイン仕様に刷新、ポルシェシンクロタイプの5速MTも搭載され最高速度は国産初の205km/hを誇るハイパフォーマンスカーとして、のちにフェアレディの完成形との高い評価を得るに至りました。

そのハイパフォーマンスをもってデビュー以後当然のように国内外のレースシーンで名声を獲得し、フルモノコックのクローズドボディ・4独サス搭載の後継モデル・フェアレディZが1969年(S44)に登場して以降の1970年(S45)4月まで継続して生産が続けられました。

今回のお車は、左ハンドルとSUツイン標準装備、ダットサン・エンブレム等が特徴の北米仕様、SRL311になります。

※北米ではフェアレディではなくダットサンスポーツという呼称が用いられましたが、日本では一般的でありませんので、便宜上フェアレディという呼称を用いています

●● プロフィール ●●

こちらのお車は、数々のエンスー車を乗り継ぎ、現在もモーガンプラス8やケータハム、ホンダNSXも所有されるオーナーさんが、いちどは所有してみたかったとのことで2017年(H29)11月に懇意にしている旧車専門店より購入されたものになります。

中古並行として輸入されており、初度登録は1991年(H3)9月となっています。正確な年式は不明ですがハイウインドウスクリーンですので、1967年(S42)11月以降のモデルになりますね。

調子維持のために近所を走ることがメインとのこと、購入された時点でのオドメーターは46500kmで現在46700kmですから、購入後200kmほどしか走っていないことになります。

オドメーターは5桁ですので、走行距離は参考値とさせていただきます。

購入後モディファイした箇所としては、

・純正スチールホイールを手持ちの社外アルミホイールに交換

・前後バンパーをグレーメタリックに塗装

・ETC(新品)を設置

等があります。

普段は毛布とカバーを二重に掛けて保管しています。

●● 外装 ●●

以前のオーナーさんが施したと思われるオールペンされたボディは、かつてはブルーメタリックだったことがエンジンルームやトランク内の剥離部分から認められます。

明るい赤や薄い青(サフェーサー?)も見受けられますので、おそらく複数回オールペンされたものと思われますが、現状のボディとしては目立つキズやサビ、凹みも見当たらず良好です。

バンパーはオーナーさんが購入時にグレーメタリックで塗装されており、至ってキレイになっています。

ホイールはマグロードの14インチで、小キズやガリキズが散見されますが概ね良好です。

ホワイトの幌は経年劣化がやや進んでおり、スクリーンの曇りやキズ、幌部の補修跡、若干の縮み等が見受けられますが大きな瑕疵はなく、装着や実用が可能です。

オープン時の幌を収納するカバーもややきつめではありますが良好です。

メッキ類は左右ドアハンドル等多少の曇りが見受けられる箇所があるものの、全般的に年式相応〜良好です。

●● 内装 ●●

基本的にノーマル状態が保たれています。

年式相応のヤレ感は全体的に見受けられますが、決定的な瑕疵はありません。

気になる箇所としては、

・シート座面の破れ(運転席・助手席)

・ドア内張りのウインドウレギュレーター部の破れ(運転席・助手席)

・シフトレバーノブ、サイドブレーキレバーノブの劣化

・ウインカーレバーのサビ

・ステアリングコラム上の汚れ

等があります。

ダッシュに割れはありません。

機能的な不調箇所としては、

・ラジオが不動

等があります。

ヒーターはよく効くとのことです。

グローブボックス内にはETCが設置されています。

トランク内は良好ですが、一部塗装の剥離部分があります。

●● 機関・足回り ●●

大きなモディファイをされていないエンジンルームです。

北米仕様の標準であるSUツインが装備されているほか、ウルトラプラグコード、スーパーZコイル等定番の変更が確認できます。

こちらもトランク内と同様、過去の塗装色を剥離部分から確認することができます。

エンジンルーム内から、あるいは下回りを目視した限りでは、フレームの腐り等は見受けられません。

整備記録は残っていませんが、現状不調箇所はないとのことです。

●● インプレッション ●●

キャンディレッドメタリックと呼ぶのがふさわしいでしょうか、深い紅、臙脂色にメタリックが施されたような美しいボディカラーが何といっても目を引きます。 

純正色でないからか、フェアレディではまずお目にかかったことのない色ですが、直線的ながらも優美な曲線で構成されたこのボディによく似合い、大人のエレガンスを感じます。

グレーメタリックにリペイントされたバンパーと14インチのマグロードも決まっていますね。

インテリアに目を向けると一転してブラックオンリーの男臭い世界が広がりますが、70年代以降の装飾過多なものと比べると必要最小限かつ機能的にまとめられたシンプルな佇まいがそそりますね。

助手席にて試乗させていただきましたが、SUツインの吸気音とU20ユニットの咆哮、エキゾーストノートに包まれながらのドライビングはタウンスピードの領域においても痛快そのもの、ハーシュネスは決して少なくはないですが前輪のウイッシュボーンサスが効いているのか自然なものであり、運転する愉しさをダイレクトに味わわせてくれるスパイスになっていると感じます。

軽量なオープンボディにこの走りですから走行中は愉しくて仕方がなくなること請け合いですし、その上抜群に格好いいときたら、なるほどフェアレディの完成形との誉れも伊達ではないと感じ入るほかありません。

●● その他 ●●

純正ホイール(+タイヤ)とホイールキャップをお付けします。

このホイールは希少な爪付きホイールになります。

ハードトップもお付けしますが、ボディにキズが付く可能性を排除したいという思いから、オーナーさんご自身で装着をしたことはありません。

●● まとめ ●●

日本でのフェアレディは国内仕様が珍重される傾向にありますが、北米仕様は国内仕様と同じフェアレディの世界を持つと同時に、左ハンドル独特のスタイルやドライビングを愉しむことができるという、国内仕様にはない魅力も兼ね備えています。

さらにこのお車はオリジナルのボディカラーにホワイトの幌、社外ホイールでノーマルにはない格好よさが演出されておりますので、左ハンドルということも含め、まさにオンリーワンの価値がありますね。

左ハンドルの北米仕様が好みの方、クラシックカーを個性的に乗りこなしたい方には打ってつけのお車と言えるのではないでしょうか。

オーナーさんは気に入って乗られているものの、他にも色々乗ってみたい車があるとのことで、入れ換えを前提に売却を希望されています。

お車は、東京都練馬区にあります。

個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料(11,950円)と月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
318万円
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キャンディレッドメタリックが美しいフェアレディです。 
グレーメタリックのバンパーと14インチのマグロードが決まっていますね。 
ホワイトの幌というのもレアですね。 
美しいリアスタイル。 
 
幌を上げたスタイルもサマになりますね。 
とはいえ、やはり下ろした姿が一番しっくりきます。 
 
フロント周りからサイドにかけて目立つキズや凹みはありません。 
灯火類も全て良好です。 
バンパー下も良好ですね。 
 
 
 
 
 
 
ホイールは4本とも概ねこのような状態です。 
助手席側のウインドウゴムモールは傷んでいます。 
幌にも経年劣化は感じられますね。 
 
リア周りのコンディションも良好です。 
リアランプはメッキ部にやや曇りはありますが良好です。 
 
 
 
 
 
ボンネット裏やエンジンルームも良好です。 
 
SUツインは北米仕様の標準装備です。 
フロントグリル裏側あたりを見るとブルーメタリックが見えます。 
トランクルームも良好です。 
トランクフード裏やトランク内は明るい赤でペイントされています。 
 
スポーティでシンプルなコックピット。 
 
ステアリングには年式相応のヤレ感があります。 
運転席の座面です。ステッチに沿って破れがあります。 
ウインドウレギュレータハンドル周辺の内張りは両側とも破れています。 
運転席の足元は良好です。 
 
助手席の座面もやはりステッチに沿って破れがあります。 
シフトノブとサイドブレーキレバーの握り部分は年式相応です。 
  
サイドシルとドア下側は両側とも良好です。 
下回りもサビがある箇所はありますが概ね良好です。 
 
お付けできるパーツ類です。 
 
 


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