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ローバー・ミニ メイフェア(最終モデル) 2000年式
車検 29年3月 走行 33,500km 備考 AT 右ハンドル
長さ 3070mm 1140mm 高さ 1330mm 重量 710kg 排気量 1270cc
取材日2016年11月

ミニは鬼才と言われたアレック・イシゴニスの革命的アイディアで設計され、1959年に誕生した世界初のエンジン横置きFFレイアウトの量産型自動車です。ミニ登場後、スペース効率の良さで横置きFFレイアウトはコンパクトカーの常識となりました。

また、優れたハンドリングと直進安定性の高さで、雪のモンテカルロ・ラリーでは倍以上の排気量の車に後塵を浴びせて2連覇する偉業を達していますし、そのキュートさから多くの著名人の愛車となりました。

エリザベス女王、ビートルズの4人、元F1ドライバー佐藤琢磨、そしてMr.ビーンなど、ミニを愛する人達を挙げるときりがありません。その愛すべきキャラクター性で、基本設計はそのままで2000年まで40年以上生産されていた、まさしく自動車文化遺産とも言える名車です。

今回ご紹介するミニは、その最終年度モデル、2000年製のローバー・ミニ メイフェアです。

【外装】
ミニの定番色でもあるブリテッシュグリーンのボディは程度も良好で綺麗な状態を保たれています。
もちろん、年式なりのガラス回りのモールの小劣化などはありますが、ここが悪いと指摘できるような凹みや擦り傷、光沢が失われている箇所なども無く、問題なく綺麗な車体です。

欠点を挙げると、ボンネット前方に、前を走る車の砂利跳ねによる飛石傷があることと、フロントグリルに年式相応の曇りが出ているくらいでしょうか。フロントグリルはコンパウンド等で磨けば綺麗になりそうです。これらの箇所は画像でご確認下さい。

【内装】
内装も外装と同様で、特に目立つ痛みや汚れなども無く綺麗です。
オーナー様は運転される際には車内用の靴に履き替えられていたそうで、いわゆる「土足厳禁」の状態で乗られていました。車内でタバコも吸われませんので嫌な臭いなどもなく、クリーンな車内です。

こちらもあえて欠点を挙げるとすれば、メーター回りのウッド部分に一部割れや劣化があります。目立たない程度のものですが、割れ部分の画像を掲載します。

その他としては、運転席側ドアの持ち手部分と、助手席シート座面に少し汚れがある程度で、こちらも画像でご確認下さい。総合的には、十分綺麗な状態を保たれていると言っても良いと思います。

【機関】
機関も快調でエンジン、足回り、ハンドリング等に問題は無く、試乗させていただいた際は特に気になるようなところはありませんでした。ATの滑りや変速ショックなども無く、問題無い状態です。

タイヤはファルケンのSINCERAの145/70R12。前のオーナーの時にパンクでもしたのか、1本だけは同サイズのブリジストンのスニーカーが付いていました。タイヤの山はいずれも6〜7部程度で、まだ5千〜1万Km程度は使えると思いますが、このサイズのタイヤだと4本で1万円程度でも購入できますので、交換されてから乗られるのも良いと思います。ホイールは綺麗ですが4本中2本にガリ傷がありました。

【後付けパーツ】
基本的にはフルノーマルですが、ステレオのみをiPodやスマホをUSB接続で楽しめるカロッツェリアのAVメイン ユニット「MVH−390」に交換しています。純正カセットデッキもあります。

付属品として一度のみ使用のミニ専用のボディカバー(1万円相当)と、ユニオンジャック・シートベルトカバー、タンクエプロン、ティッシュボックス及びグリルバッジもそのままお付けします。

【整備履歴】
オーナー様は程度の良い1オーナー車を平成26年8月にご購入されました。
普段の足代わりには別の車に乗られ、ミニはもっぱら愛玩用に所有されていたようで、2年と少しの間に3千km程しか乗られていません。土足厳禁で晴れの日しか乗られていない可愛がりようでした。

その間には、走行に問題が出るような不具合もなかったようで、オイル交換等の他はラジエターホース、ラジエターキャップ交換、オーバーヒート防止のため電動ファンを手動にしたくらいの整備履歴しかありません。オーナー様はメカには疎いとのことで、整備に関しては購入されたショップに全て任されています。

車検証記載の走行距離は以下のようになっています。
平成25年7月 前々回車検時の走行距離 27,700Km
平成27年7月 前回車検時の走行距離 32,000Km

【現在把握できている不具合箇所について】
基本的には程度の良いお車ですが、何点か不具合箇所があります。

(1)エアコンには車の温度と風量を調節するダイヤルがあるのですが、風量調節ダイヤルがある一箇所のみでしかエアコンコンプレッサーが起動しないという症状になっています。オーナー様はこのままで使用されていましたが、これはエアコン風量を調節するためのレジスター(抵抗器)が悪くなっている場合に起こる、ミニによくある故障のようです。この部品が悪くなっている場合、部品代が5,000円程かかりますが、交換の難易度は低いため、安価で交換可能だと思います。

(2) マフラーの破れ。マフラーが劣化し、破れています。現在、穴を塞ぐ補修はしており、そのまま乗れますが、いずれ交換が必要になります。純正相当品のマフラーが16,000円程度で売っていますので、こちらもそれ程費用がかかるわけではありませんが、自分の好きなマフラーを付けたいと言われるかたもいらっしゃるでしょうから、あえて現状のままで掲載することにしました。

(3)サンバイザーが上まで上がらず少し下がる状態で固定される。
オーナー様は気にされていましたが、取材担当者としては、これは気になりませんでした。

上記3点をふまえてご相談した結果、オーナー様のご厚意により、当初考えられていた金額から10万円引いた金額で掲載しますとのことで、格安にてお譲りいただけることになりました。
10万円浮けば部品の交換だけでなく、タイヤ交換や、グリスアップなどのメンテナンス。あるいは好みによってルーフを白く塗るなどの予算にもなりそうですね。

【取材担当者からの一言】
長年作り続けられていたキュートなスタイルのミニは、階級社会のヨーロッパでもセレブから庶民まで色々な方がユーザーとなっており、クラスレスな車です。時を経ても色褪せることの無いスタイルは、マニアの方も、そうでない方でも誰しも一度は憧れた車ではないでしょうか。まさに歴史的名車と言える車ではないかと思います。オーナー様は健康上の理由から、今後は十分に手をかけてあげられそうにないということで、惜譲されることになりました。引き継いで大切に乗っていただける方にお譲りしたいとの事です。

程度上物の最終モデルのミニ、歴史的名車がこの価格です。
自動車文化遺産として大切に保有して頂きたい一台です。

高画質の写真を用意させていただきましたので、こちらからご覧下さい。
http://yahoo.jp/box/9kU828
(画像の右下にある「大きいサイズで見る」をクリックすると画像が拡大されます)

実車は大分県にあります。

個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル料金は未委託で不要ですが、自動車税は月割りでご負担下さい。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントと取材をもとに作成したもので、わかる欠点なども含めて記事を作成しておりますが、不具合箇所、整備履歴、修復歴などに関して取材時に完全に把握することはできませんし、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。エンスーの杜より無理に購入を勧めることはございませんので、最終的にはご自身でご確認の上、購入をお決め下さい。

SOLD OUT
画像クリックで拡大出来ます
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
小さな飛び石傷あり
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
小さなヒビあり
 
手動電動ファンスイッチ
 
タイヤの山は全てこれくらい
 
 
 
マフラー補修・錆びあり
 
 


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