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チェッカー・マーコス・ミニ 1995年式
車検 30年1月 走行不明(メーター読み:29,132km) 備考ディーラー車(初代チェッカーモータース社)、90PSエンジン、4速マニュアルミッション、多数モディファイ、ETC
長さ 3050mm 1520mm 高さ 1330mm 重量 680kg 排気量 1270cc
取材日2016年10月1日

【チェッカー・マーコス・ミニについて】
日本の初代チェッカーモータース社がイギリスのマーコス社に作らせたのがチェッカー・マーコス・ミニ、メーカーコンプリートチューンドカーです。
チェッカーモータースとマーコスの両社が現代のクーパーSの復活をめざし、リチャード・ロングマンという天才チューナーにチューニングを依頼し生まれた世界で100台限定のチューンドミニです。
リチャード・ロングマンは、クーパーSの生みの親であるダウントンエンジリアリングのダニエルリッチの片腕、必然的にリチャード・ロングマンへ依頼することになりました。
そしてそのチューン内容は、1275ccにロングマンチューニングヘッド(ステージ3)を組み込みます。吸排気のポートを拡大し、強化バルブを組み込んだヘッドが装着され、各バランス取り、246度のKENTハイカムを組み付け、SU 1 2/1 キャブを2連装、3ブランチのマニホールドに吸排気の良いマフラーを組み合わせて 90馬力をたたき出します。

往年のクーパーSより性能がアップしているチェッカー・マーコス・ミニは現代版のクーパーSと言えます。

【ご紹介する車両】
現オーナーさんは約5年前にミニ専門ショップで購入します。
この車、ショップのデモカーだったそうでオリジナルミニとはだいぶ違う個所があります。
以下にその内容を記します。現オーナーさんが手掛けた個所も入っています。
■エクステリア
・オースチンクーパーS仕様(マーク1)
・オーバーフェンダー
・ラジエター用エアスクープ(エンジンフードに2個所)
・ラジエターサブタンクキャップ
・レーシングミラー
・レーシングワイパー
・アストンタイプクロームガスキャップ
・サイドウインドウディフレクター(左右、雨も防げるそうです)
■インテリア
・インパネワンオフ作成
・センターメーター
・4連メーター(全てスミス製、タコメーター、水温計、油圧計、電流計)
・デルタレスレストンステアリングホイール(細径)
・コブラシート
・メッキシフトノブ
・4点式ロールバー
■エンジン関係
・ウェーバーシングルキャブ(45Φ)
・タコ足(太径)
・RC40エキゾーストパイプ(触媒付き)
・サムコム製ラジエター/ヒーターホース
・ステンレス製ヒューエルホース
・アーシング
・シリコン製プラグケーブル(ウルトラ製)
■足回り
・コイルスプリング
・ビルシュタイン製ショックアブソーバー(ショートストローク)
・CRローズタイプアルミホイール(4.75×10)

【エクステリア】
オースチンミニクーパーSの仕様、ホワイトのボディにブラックのルーフとオーバーフェンダー、CRローズタイプのアルミホイール、マッドブラックカラーのレーシングミラー、レーシングワイパー、どの部位もミニフリークの方とっては堪らない内容となっています。
塗装はクリアもあり、きれいな状態でしたが多少経年劣化している個所もあります。
ボンネットに塗装の欠けがありました。また、左ヘッドライトの右側のボディに塗装の浮きがあり、助手席ドアには他の車に当てられた凹みキズ(見る角度によって見えます)が少しありました。

【インテリア】
レーシーな装備がいくつもあり、明らかに普通のミニとは景色が違っています。
インパネは中央には定番のセンターメーター、左右にはボックスがあり、右側には4連メーター、左側には各スイッチを配置しています。
運転席にはコブラのハイバックバケットシート、助手席はローバックシート、後席もコブラシートです。ステアリングホイールはデルタのレスレストンの本革、シフトノブはアルミ製メッキノブです。
4点式のロールバーはボルト留め(ただし、前側は留めてありません)です。
フロアマットの赤と黒のチェッカーがお洒落ですね。
ちなみにエアコンは装備していませんが普通のミニが外したエアコン装備が一式ありますのでお付けします。(作動は保証できませんが)

【機関】
オリジナルではSUのツインキャブですがこの車はウェーバーのシングルキャブに換装しています。ウェーバーキャブのサイズは45Φ、素晴らしい加速感を体感できます。
トランスミッションはオリジナルの4速マニュアルです。
特に不具合はありません。

【足回り】
ラバーコーンからコイルスプリングに変更、ショックアブソーバーはビルシュタインのショートストローク、ショートストロークはロールが少なく、乗り心地もソフトな感じです。
タイヤサイズ:165/70R10
特に不具合はありません。

オーナーさんのご好意で助手席にて試乗させて頂きました。やはりエンジンのパワーがありますので最初の出足は軽い車体をぐんと引っ張ります。曲がりくねった峠道を力強く走っていくとそのうち無言になります。純粋に走ることを五感で感じたいからだと思います。久しぶりに気持のよいドライブができ、オーナーさんに感謝しています。

売却理由は車庫の整理です。

車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。

リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。
以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
SOLD OUT
画像クリックで拡大出来ます
ホワイトとブラックのコンビがいいですね
クーパーS仕様のフロントフェイス
 
 
エアスクープ(青はラジエターサブキャップ)
オースチンクーパーSのエンブレム
塗装の浮きがあります
塗装の欠けがあります
オーバーフェンダー
レーシングワイパー
 
サイドウインドウディフレクター
 
右のガスキャップはアクセサリー
 
 
ドア下に錆なし
サイドアンダーボディもきれいです
レーシーなコックピット
スミス製の4連メーター
センターメーター
センターコンソール
スイッチ類を集合させたインパネ
シフトレバーを長くするエクステンション付き
ハイバックバケットシート(コブラ)
クラシックシート(コブラ)
リヤシート(コブラ)
オーディオのCDデッキ(4スピーカー)
 
ロールバー
ボルト留め
ABCペダル
ドアトリム
エンジンルーム
 
 
ウェーバーシングルキャブ
 
アーシング
 
 
 
 
CRローズタイプアルミホイール
ラッゲージルーム
 
 
スペアタイヤとバッテリー
フロントサスペンション
 


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 愛岐オフィス
TEL/090-4853-3008(アサカワ)

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エンスーの杜車両問い合わせ
asakawa-m@msh.biglobe.ne.jp

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