ＭＧ ＴＡ　スーパー・チャージャー付き

1937

年式

車検

切れ（車検22年9月）

走行

不明

備考

中古並行、フルレストア、4速マニュアル

長さ

3570mm

巾

1370mm

高さ

1130mm

重量

640kg

排気量

1290cc

取材日2011年11月5日

1935年、M.G. Car CompanyがMorris Motor Ltd.の小会社となり、MG TAが登場します。従来型のPシリーズ・ミジェットからの脱却し、MG TAはひと回り大きく、頑丈な車として生まれ変わります。

エンジンも、それまでのSOHCユニットから「ウーズレー10」に搭載されているOHVユニットに変更となります。キャブレターは2基のSUが装着、50HPを発揮しました。
エンジンのマウントは、ラバーマウント化され、エンジンからの振動を抑える構造となっています。トランスミッションは3、4速がシンクロメッシュを採用、運転のしやすさを向上させています。ブレーキは油圧制御を採用、クラッチは湿式単板式となり、その時代に合わせたリファインが行われました。

その後、TB、TC、TD、TE、TFとモデルチェンジが行われ、1955年の5月まで生産されます。その後新世代のMGAにその座を譲ります。

今回ご紹介する車両はMG TAモデルです。イギリスから並行で輸入した個体です。

数十年はオリジナルの状態で走っていたそうですが、だいぶくたびれてきたので思い切ってフルレストアを慣行します。

レストアのコンセプトは「ロードレーサー」です。

すべてバラバラしてのレストアです。
フレームは補強します。

エンジン・ミッションはTBのものに載せ換え、エンジンの取り付位置を15cm後方に下げます。そしてフロントグリル前にはスーパー・チャージャーが装着されます。

プロペラシャフトを短く、ボデーの木枠も作り直し、ボデー幅を狭くします。
シートも小さいバケットタイプに、オールドカーはレースカーに変身しました。

タイムレースの出場経験があります。往復700kmの道程をこなしたそうです。

「とにかく速くて楽しい車です」とオーナーさん談。

幌、ドア、フロントウインドウガラスはありません。
本当に走るために作られた車です。
究極のクラシックカーのロードレーサーを求める方は必見です。

屋根付き車庫に保管。

車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。

リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。

　SOLD OUT

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