エランは、イギリスのスポーツカーメーカーのロータス・カーズにより、1962年から1975年まで製造されたお車です。
特徴としては、鋼板によるY型バックボーンフレームからフロアまでFRP一体構造のオープンボディによる軽量化や、 量産部品を巧妙に取り入れコストダウンが図られた、魅惑のボディラインが人気の往年を代表する名車です。 　
その中でもこちらのお車は、最強に改良されたシリーズ最終型であり、５速Mがオプションで搭載されたお車です。
オーナー様は、平成２７年２月に個人の方より購入され、購入後もガレージにて大切に維持されながら、これまで数千ｋｍ程のドライブを楽しまれて来られたとの事です。前オーナーにより８年程前にフルレストアされたこちらのお車は、現在でも不具合も殆ど無く全体的にとても綺麗なオススメのエランでした。

【 外 装 】
人気の黄色の塗装は、前オーナーによりオリジナル色にて全塗装が施されており、全体的にツヤもあり光沢も良く、凹みも見当らないとても程度の良い状態です。気になる箇所を探しましたが、右ドアにヒビワレが２本あること以外、他には見つけられませんでした。気になるキズも見当たらず、ゴムの劣化も見受けられません。全体的に形・色・雰囲気ともにとても好い印象のお車でした。今でも人気の高いこちらのスタイルとカラーは、人を惹きつけますよね！
マツダなど他のメーカーがこのボディーラインを参考にしたとの話も納得です。

【エンジン】
エンジンも不具合無く絶好調との事です。購入後は、ローターを新品に交換された他、キャブをOHされ調整もされています。また、ラジエーターはワンオフ製のアルミラジエーターに交換されているとのことです。
オーナー様曰く、４千回転時のキャブの音がとても良いとの事で、ドライブの度に男心をクスグられているとのこと。
ロータスの怒涛の加速と軽く吹き上がる心地よきエンジンサウンドは、走ることの楽しさと、往年の名スポーツカーとしての存在感を十分に堪能させてくれました。この恐怖すら覚える加速感を是非一度は味わっていただきたいですね。
尚、車検は切れておりますが、お知り合いの私有地に積載車で移動され、１ヶ月１回程度は３０分程走行されているとの事です。

【 内 装 】
内装も全体的にとても綺麗です。ダッシュボードなど全体に広がる木製パネルも、ヒビやワレなども見当たらないとても綺麗な状態であり、シートはレカロに変更されていますが、汚れや破れなどは無くとても綺麗な状態でした。
気になる点は後部座席のカセットテープが不具合のため動かないとの事です。その他は電気系も不具合など無く、このまま問題なくお乗りいただけるとの事です。

【足回り】
足回りも問題なくこのままお乗りいただけます。購入後は前回の車検時に、４輪デスクローターやパットを新品に交換されています。この年代はABSが無いため、ロータス本来の走りが楽しめますよね！
尚、タイヤの溝は６部程の山が御座いますので、しばらくは問題なくこのままお乗り頂ける状態です。

オーナー様の販売理由としましては、新しいお車を購入するにあたり、車庫の関係上、今回は泣く泣く掲載を決意なさったとの事です。今回のお車は、整備も良くなされておりますので、この年代の名車を所有されたい方にとってとてもオススメなお車です。


≪追記≫平成30年2月16日
乗り換え用のお車が決まり車庫の関係上、早期売却を希望のためお値段に関してはご相談可となりました。ご興味をお持ちの方は早目のお問合せをお願い致します。

≪追記 ≫平成30年7月3日
・乗り換え用のお車が決まり車庫の関係上、早期売却を希望のための値下げとなります。
・足回りの調整実施（キャブ、ハブベアリング、ブレーキ等）
・車検は切れていますが、不具合なく乗車いただけます。


車は茨城県の坂東市にあります。
個人売買の為、消費税などはかかりません。
ご購入の方は、自動車税４５，４００円の月割り額のご負担を別途お願いいたします。