ランチア デルタ HF インテグラーレ エボルツィオーネT | 1993年式 |
車検 2015年1月 走行 117245km(本文参照) |
備考 | 複オーナー/D車/左ハンドル/5MT/定員5名/型式:E−L31E5/原動機の型式:831E5/車台番号:ZLA831AB000581××× |
長さ 390cm | 幅 177cm | 高さ 136cm | 排気量 1.99L | 重量 1350kg |
WRC史上に燦然と輝くメイクスタイトル6連覇を成し遂げたランチア・デルタ。戦前にもデルタの名を冠したモデルはありましたが、ここ日本でデルタといえば、いまだに人気の高いこのモデルという方が多いのではないでしょうか?大成功を収めていた初代ゴルフの対抗馬として1979年に発表されたデルタ(両車ともデザイナーがジウジアーロというのも有名な話ですね)ですが、当初のFF+ノンターボから、FF+ターボモデルの「HFターボ」となり、またWRCの規定が多発する事故を受け、グループBからグループAに変更される事により、FIAT首脳陣はレギュレーションに合致したターボ+フルタイム4WD「HF 4WD」の投入を決定。モデル末期を迎えていたデルタでしたが、その後、HFインテグラーレ→HFインテグラーレ16V→HFインテグラーレ エボT→HFインテグラーレ エボUへと、実に16年の長きに渡って生産され、エボモデルに至っては当初の面影さえも無いほどの変貌を遂げました。 ご紹介する車両はホモロゲーション用モデルとしては最後となった初年度登録1993年10月のエボTとなります。 現オーナー様が2006年12月に走行約89,000kmでショップより購入されました。 ※走行距離に関してですが、2013年2月28日に走行距離113,464km時にメーターを交換されています。新たに交換したメーターの値は64,501kmだったそうです。交換前との差が48,963kmですので、取材時のメーター値68,282km+48,963km=実走行距離117,245kmとなります。 なおメーター交換の理由ですが、電気式スピードメーターの指針の動きが悪く、16V用の機械式(センサー、ワイヤー他)に変更した事によるものです。 また同時にタイミングベルト含め4本交換+ベルトテンショナー3個交換されています。 取材時に確認できた前オーナー分も含む主なメンテナンス履歴(時期不明もあります) ◆1993年12月 走行3,111km ・1,500km点検(記録簿より) ◆1994年11月 走行12,392km ・12ヶ月点検 ◆1996年10月 走行41,568km ・車検整備 ・タイミングベルト/テンショナー 一式交換 ・タイミングベルトロアカバー交換 ・リアロアアームブッシュ左右交換 ◆1998年10月 走行59,357km ・車検整備 ◆走行62,571km ・タイミングベルト/テンショナー 一式交換 ・ウォーターポンプAssy交換 ・トランスミッションオイル交換 ・デフオイル交換 ・パワステラックブーツ(左右)交換 ◆2000年11月 走行66,948km ・車検整備 ・カムカバーパッキン交換 ・プラグホールガスケット交換 ・クラッチレリーズシリンダー交換 ◆2002年11月 走行73,915km ・車検整備 ・トルクロッドブッシュ交換 ・オイルフィラーキャップOリング交換 ・デフオイル交換 ・ミッションオイル交換 ・クラッチマスターシリンダー交換 ・クラッチレリーズシリンダー交換 ◆走行77319km ・KONIダンパー+EibachスプリングAssy交換 ・フロント/リア アッパーマウント交換 ・フロント/リア バンプラバー交換 ・フロント/リア ダストブーツ交換 ・ホイールアライメント調整 ◆2004年11月 走行88,221km ・車検整備 ◆2010年12月 走行108,634km ・12ヶ月点検 ・フロントドライブシャフトブーツ×2交換 ◆2012年12月 走行113,117km ・12ヶ月点検 ・ミッションオイル交換 ◆2013年2月28日 走行113,464km ・タイミングベルト/テンショナー 一式交換 ・メーター交換 その他油脂類は定期的に交換されています。 前オーナー時点での変更点(詳細不明) ・パワーアンテナ手動スイッチ追加 ・クイックシフト ・momoステアリング(予備のsparcoディープコーンタイプのどちらかお選び下さい) ・パイオニア カロッツェリア DEH−333(AM/FM/CD) ・アーシング 現オーナー様が作業された改良・改修点 ・メーター/センターコンソール照明LED化 ・運転席のみ自作スペーサーで約2cm上げています。 ・ワイパーアームAssy+ワイパーモーター交換 ・トランクルームランプが最初から点灯しなかったため配線引き直しました。 ・サイドマーカー交換 ・ブロアファンの風量調節が出来ない状態でしたので、配線の繋ぎ直し/レジスターのコイル巻き直し/フューズ追加/レジスターカバーの一部をアルミに変更しています。 ・ヘッドライトの配線が短く、接触不良を起こしていたので改修しています。また同時にフォグランプ点灯時にハイビームにした際に、片側2灯内側のライトも連動して点灯するように改良しています。 ・ステアリングコラムスイッチAssy交換(交換したAssyも修理すれば使えますので付属します) ・ブレーキホース交換 内外装について ・東日本大震災時に車庫からの落下物により、左右フロントフェンダーの鈑金塗装しています。 ・石跳ね等により、右リアドアとリアバンパーを塗装しています。 ・フロントバンパー2ヶ所に割れがあります。(画像参照) ・前後エンブレム新品に交換 ・フロントグリルのHFエンブレムの塗料剥落を塗り直し ・今回の取材の為、清掃も兼ねて天井の内張りの毛並みを整えようとしたのが仇となり、運転席上部分に垂れが出てしまいました・・・(画像参照) ・細かい小キズ等はありますが、年数を考えれば良い状態を維持されていると思います。見学時にご確認下さい。 その他 ・エアコンは除湿が出来る程度だそうです。 ・車庫保管 ・ご希望の方にスタッドレスセット(ブリザックREVO1 195/55R15 2008年第25週製造)お付けします。冬タイヤとしての賞味期限は過ぎているとお考え下さい。 ・ETCお付けします。 ・プラグやリアウイングステーなどスペアパーツお付けします。詳細は見学時にご確認下さい。 自動車税の月割り精算とリサイクル預託金(14,040円)のご負担お願いします。 実車は岩手県一関市にあります。 SoldOut
上記の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成されたものです。 極力、欠点なども含めて記事を作成しておりますが、なにぶん1時間程度の取材時間で作成したものですし、オーナーさんの中には問題点を把握していなかったり、不具合箇所がお話から漏れてしまう事もあるかもしれませんので、実車の状態と違う箇所が存在する可能性もあります。 また、整備履歴・修復歴や車の状態などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありませんので、ホームページの内容は参考までにご覧いただき、出来る限り見学され、購入者本人の眼で確認の上、自己責任で購入をお決め下さい。 エンスーの杜より無理に購入を勧めることはございません。 |