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ランチア フルヴィア 1600HF シリーズ2
年式
不明
車検
国内未登録
走行
87,500km(メーター読み)
備考
現在エンジン不動 中古並行 左ハンドル 5MT ヒーター
取材日2012年2月3日

ラリーフィールドを席巻したランチア、デルタに至るまでの活躍は、このフルヴィアHFから始まったと言えます。 フルヴィアクーペをベースにラリーに参戦するために仕立てられ、高性能の証HFの名を冠するモデルとして66年にシリーズに加わります。
中でもこちらのフルヴィアはシリーズ2、WRCで輝かしい戦績を収めるべくそのポテンシャルを身につけたモデルです。

オーナーさんが平成11年9月に購入されましたが、実はまだ国内未登録の状態です。 よって年式等の詳細は不明ですが、モデルの判別はエンジンルーム内のプレートからしたものです。 

全体を見て、コンディションは良好と見受けます。 ほぼオリジナルが保たれており、モディファイは加えられていない模様で、ヤレの見られないところを見ると、外装等おそらく本国で相応に手が入れられていると思われます。 

外観はキレイに保たれています。 取り立ててサビや腐りと言った傷みは確認できませんでした。 目につくとすればマフラー、トランク内の燃料タンクにサビは見られましたが、下回りその他は良好です。 塗装の状態も問題なし、ツヤも十分です。 これまで完全屋内にて保管環境も良好です。

内装もオリジナルと見受けられ、こちらも傷みは見られません。 シートに破れはありません。 インパネに貼られたウッドパネルもヒビや割れのない良い状態です。 天井も垂れはなく、内張りやダッシュ等も問題ありません。 唯一はシフトブーツに破れがある点で、全体にはヤレは感じられません。

エンジンは現在不動と認識下さい。 購入当初は仮ナンバーでの走行があり、数年間はエンジンをかけるようにしていましたが、ここ10年程度は不動の状態です。 ただ、走らせていた際には特別不具合は感じなかったそうで、エンジンをかけなくなったのも問題があっての事ではないとの事でした。 乗り出すにはそれ相応の整備が必要と思われます。

通関証明書は保管しています。

距離は根拠がありませんので、参考値として下さい。

過去の事故・修復歴は不明です。

ヒーターは備えますが、効き具合は分かりません。

これまで複数台の旧車を所有していたオーナーさん、なかなか手が入れられずにいた1台がこちらのフルヴィアです。 とは言え他車と比較して高待遇で、ガレージの一番奥に大事に保管されていたものです。 未登録故長い距離を乗ることはなかったようですが、仮ナンバーで走らせた時は、イタ車らしい軽快なエンジンのフケ上がりは非常に魅力的だったとの事でした。 見た目にはラリーのイメージが強いながらも、こちらはボディカラーを含め、割とシックな印象を受けます。 それでも傾斜してマウントされた狭角V4エンジンやサポートの良いシートなど、個性とスポーツ性が随所に感じられます。 ラリーで数々のメイクスタイトルを獲得したランチア、その原点とも言えるフルヴィアを元気に走らせて頂ける方を求めます。 

 

実車は東京都狛江市にあります。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 SOLD OUT
   
ウッドパネルはキレイです。メーターもクリアな状態。

シフトブーツには破れがあります。

リアシートはミニマム。

   
  モール類も良好です。ミラーは左右で形状が異なります。

ノーズエンブレムにあるHFとランニングエレファントはラリーウェポンの証。

ホイールもオリジナル。 タイヤはミシュランMXV サイズは前後とも175SR14
 
トランクのタンクの状態。  

1600ccのV4は13度と言う狭角の2カムOHC
スペックは114ps/6000rpm 16.5mkg/4500rpm

縦置きのFF、45度に傾斜しマウントされています。キャブはソレックスのツイン。

 


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