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ジャガー E−Type シリーズ3 ロードスター V12 1971年式
車検 30年6月 走行 不明(メーター読み:71,900 miles) 備考 右ハンドル、中古並行、5.3リッターV12エンジン搭載、4速マニュアル、クーラー付き、ハードトップ付き、ETC
長さ 4680mm 1690mm 高さ 1240mm 重量 1460kg 排気量 5340cc
取材日2017年7月1日

【ジャガー Eタイプについて】
1961年、ジュネーブショーにて華々しいデビューを飾ったEタイプは、美しいボディラインのみならず、当時としては夢のような最高時速240km/hを標榜し、人々の憧れの的となりました。
ボディはオープン2シーターとクーペの2つがあり、前者はロードスターの名で呼ばれています。
エンジンは3.8リッターと4.2リッターがあり、トランスミッションは4速MTと3速ATが設定されました。
3.8リッターは直列6気筒DOHCのXKエンジンに3連SUキャブレターを搭載し、最高出力265hp/5,500rpm、最大トルク36.0kgm/4,000rpmを発生します。
4.2リッターは3.8と同じ265hp/5,400rpmでしたが最大トルクを39.1kgm/4,000rpmにアップ、大幅に扱いやすくなりました。
ブレーキはダンロップ製のディスクブレーキ、サスペンションは4輪独立懸架(フロントがダブルウィッシュボーンにトーションバー、リヤは2本ずつのショックアブソーバーとコイルスプリングを備えた変形ダブルウィッシュボーン)を採用、ステアリングはラック・アンド・ピニオン、ホイールはワイヤーホイールが標準で装備されました。

その後、Eタイプは大きなモデルチェンジを3回行います。それに応じシリーズ1からシリーズ3の名称が与えられます。
シリーズ1の時代にはマイナーチェンジを2回行っています。
1968年にシリーズ2、そして1971年10月にシリーズ3が登場。
シリーズ3のとき、5.3リッターのV12エンジンが搭載、そしてクーペが廃止され、2+2のボディに変わります。
5.3リッターはゼニス・ストロンバーグキャブ175CDSEを片バンク2機ずつ備え、272hp/5,850rpm、42.0kgm/3,600rpmを発生します。
2+2クーペは1973年末、ロードスターは1975年2月に製造中止となります。
製造中止の前の最後の50台にはライオンズのサインが入ったゴールドのプレートが助手席のパネルに貼付けられています。50台のうち49台は特別色のブラックで塗装され、最後の1台はジャガー・ヘリテッジ・トラストに展示されています。

【今回ご紹介する車両】
今回ご紹介する車両は、ジャガーE-type シリーズ3の5.3リッターモデルです。
初年度登録が1988年、ロードスター、右ハンドル、4速マニュアル、メーターはマイル表示、ワイヤーホイール、ハードトップ付き、吊り下げ式クーラー装備、パワーステ装備、フル装備の車両です。

【ボディ】
長いフロントノーズが伝統的なブリティッシュスタイル、ボディはホワイト、ハードトップはブルー、幌もブルーのキャンバス地で新調、オーソドックスなEタイプです。
塗装はきれいな状態です。メッキ類も輝きがあり、きれいでした。
幌は新調していますので破れやほつれはありません。
ホイールはセンターロック式のワイヤーホイールです。ワイヤーホイールに少し錆びがあったので次回塗装を施す時と思い、新品のワイヤーホイールを1セット持っていらっしゃいます。
ハードトップも状態はいいと思いました。

【インテリア】
モトリタのウッド製ステアリングホイール、スミス製メーター、メッキのパーキングレバー、伝統のイギリス車のコックピットですね。
シートはヘッドレスト付きのオリジナルシート、表皮は張り替えてあります。
内張りも張り替えています。
助手席側に吊り下げ式のクーラー装備、エアコンガスの漏れがあるそうです。

【機関】
V12のエンジン、エンジンカムカバー、ストロングバーグのキャブが4基、エアクリーナー、どれも魅力的な光彩を放っています。トランスミッションは4速マニュアルです。
エンジンはコンロッドのトラブルにより、載せ換えています。
エキゾーストパイプは通常4本出しですが2本出しに変更しています。

【足回り】
オリジナルの足回りです。
ステアリング形式:ラック&ピニオン(パワー)
サスペンション(前):ダブルウィッシュボーン+トーションバー/スタビライザー
サスペンション(後):ロワーウィッシュボーン/ラディアスアーム+ツインコイル
ブレーキ(前):ディスク
ブレーキ(後):ディスク
タイヤサイズ(前後):215/65R15

【メンテナンス】
以下は現オーナーさんが実施した整備内容です。
平成15年
・クラッチマスターシリンダーOH
・電動ファン取り付け
平成16年
・エンジン載せ換え
平成17年
・ソフトトップ張替え
・シート張替え
・ヒューエルポンプ交換(電磁ポンプ、日本製)
平成18年
・キャブレターOH
・ブレーキローター交換
平成26年
・ディストリビューター交換
・イグニッションコイル交換
・セルモーターマグネットスイッチ交換
・平成28年
・ブレーキマスターシリンダー交換
・ブレーキサーボ交換

購入したときに前オーナーさんから譲って頂いたストックパーツがありますのでお付けします。
・ヘッドリム(4個)
・ナンバー灯(1個)
・トップリヤキャッチ(左右中、3個)
・灰皿
・フロントウインカーASSY(左右、2個)
・リヤセンターパネル(1枚)
・ボンネットサイドモール(1台分)
・キャリパーASSY(フロント2個、リヤ2個)
・ヘッドライト
・ワイパースイッチ
・ハザードスイッチ
・インテリアスイッチ
・ダッシュパネルライトスイッチ
・ウインカースイッチASSY
・ワイヤースポークホイール新品(4本)
・ドアハンドル(左右)

屋根付きガレージに保管。

車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 SOLD OUT
画像クリックで拡大出来ます
流麗なスタイルのEタイプ 
魅力的なフロントマスク 
サイドに回り込んだメッキバンパーも素敵 
伝統的な長いフロントノーズ 
リヤフェンダーの膨らみもカッコイイですね 
トランクリッドの中心にはV12のマーク 
 
ハードトップ付き 
 
シリーズ1、シリーズ2とは形状が違います 
ハードトップの色は濃いブルーです 
 
透明なリヤガラス 
ハードトップの内側もきれいですね 
ソフトトップを閉めた状態 
ソフトトップは新調しています 
 
 
 
透明なリヤスクリーン 
ヘッドライトLH 
ヘッドライトRH 
リヤライトLH 
リヤライトRH 
通常4本出しを2本出しに変更 
塗装のひび割れがありました(右ドア後部) 
クラシックなインストルメントパネル 
マイル表示のスピードメーター 
センターコンソールのメーターとスイッチ 
 
フロアコンソール 
吊り下げ式クーラー有り 
ダッシュパネルに割れ無し 
ドライバーズシート(張り替え済) 
パッセンジャーシート(張り替え済) 
 
ABCペダルの配置 
エンジンルーム 
 
 
 
キャブは左右で2基ずつ、合計で4基ですね 
 
トランクルーム 
スペアタイヤ 
新品のワイヤーホイール(4本) 
フロントサスペンション部 
リヤサスペンション部 
現在装着しているワイヤーホイール 
 


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 愛岐オフィス
TEL/090-4853-3008(アサカワ)

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エンスーの杜車両問い合わせ
asakawa-m@msh.biglobe.ne.jp

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