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いすゞ ピアッツア XE ハンドリングbyロータス 1988年式
車検 30年6月 走行 43,166km 備考 4速AT 複数オーナー 外装 ブリティッシュグリーンマイカ
長さ 4380mm 1670mm 高さ 1300mm 重量 1270kg 排気量 1990cc
取材日2017年4月

■■■今回紹介のモデル■■■
1988年9月(昭和63年)初度登録のモデルになります。
2010年(平成22年9月)に個人売買で購入しました。
購入のきっかけは、現オーナーさんは、ピアッツア以外に117クーペを所有されていて(その他複数の車両を所有されているそうです。)「117クーペオーナーズクラブ」入会後にクラブ総会で目にするようになったブルーとシルバーの2トーンのピアッツアに魅入られたことがきっかけとの事です。
あと、ターボエンジンによる高い動力性能と高速走行での静粛性が理由のひとつだそうです。
今回残念ながら現在借りている駐車場の閉鎖に伴い車両整理と現在ほとんど乗らないので苦渋の決断となりました。(実際に乗る機会は、いすゞ関連のイベントに参加する際に乗る程度です。)
車両の改造は無く、オリジナルの良さを大切にされています。
現オーナーさんが購入されてからの事故、修復歴はありません。
(過去のオーナーさんについても事故、修復歴は無いと思われるとの事です。)
整備記録簿を見る限り現オーナーさんで4代目になるとの事です。
車両は、車庫保管です。

■■■初代JR120/130型シリーズについて■■■
1981年に絶版となった乗用車「117クーペ」の後継モデルとして1981年6月に発売されました。
(JR130:NA車/JR120:ターボ車)
1979年、117クーペの後継モデルをイタリアのデザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロ にデザインを依頼しました。
翌1979年3月にジウジアーロは「1980年代のボディライン」としてデザインカー「アッソ・デ・フィオーリ」をジュネーブショーに出展そのデザインカーの寸法を拡大細部にリファインを加えて商品化されました。
市販化を前提としてデザインされたショーカーといえども完成時までには相当のスタイル変更を受けるのが通常ですが、オリジナルのイメージをほぼ保ったままでの量産化というピアッツァの試みは世界中から驚きを持って受けとめられました。
外観デザインはエッジの効いたボンネットと3ドアハッチバックの独特な形状でジウジアーロのAssoシリーズの最終作に相応しい完成度の高さであったのと同時に、空力が十分に考慮された先進的なものでした。
因みにCD値は、0.36です。
1983年法律の改正に伴ってドアミラーに変更されました。
デビュー当時はフェンダーミラーが装着されていました。
1984年6月インタークーラー付きターボエンジン(4ZC1−T)搭載モデル「XE」「XS」を投入しました。
出力は180psで、当時2,000ccのOHCエンジンとしては日本一でした。

インテリアもエクステリア同様にもショーカーに極めて近く製品化されました。
サテライト式コクピットは極めて斬新なものでした。デジタルメーター(XES,XEに標準装備)に加えて、ステアリングから手を離さずにエアコンやハザードスイッチ操作など、大抵の操作ができました。
右手側にライトスイッチ等11項目、左手側にワイパーなど13項目(XE、OD付AT)です。
安全装備としての後席3点式シートベルトの採用も先進的でした。
また、特異なウォッシャーノズル内蔵のワンアーム式フロントワイパーが装備されていました。

駆動方式は、117クーペ同様のFR方式でデビュー時のエンジンは初代ジェミニ(PF系)ZZ用の1800ccDOHCを1949ccにスケールアップしたDOHC(G200WN)と117クーペ用のSOHC(G200ZNS)を改良したものを搭載していました。
トランスミッションは、5速MTと4速ATです。
サスペンションは前輪がダブルウィッシュボーン+コイルスプリング、後輪は3リンクリジッド+コイルです。
前後輪共にアンチロールバーが付きます。
ホイール・アライメントは年式・グレードにより細かく異なり、さらに後輪を5リンクリジッドに変更したハンドリングバイロータス仕様も追加設定されました。
ステアリングギアボックスは、当初は一部のグレードがバリアブルギアレシオのマニュアルステアリング でしたが、後に全車車速感応型パワーステアリング装備となりました。

1985年11月ドイツのチューナーイルムシャー(irmscher)が足回りのチューニングを行ったイルムシャーグレードを発売しました。
内容としては、しなやかな足回りに、ステアリングにMOMO、シートはレカロを採用し、イルムシャーシリーズ専用デザインのフルホイールカバーを装着したスポーティな外観を持っていました。

1988年6月ロータス社との技術提携により、「ハンドリングバイロータス」(handling by LOTUS)仕様が追加されました。
仕様としては、MOMOステアリング、ロータスチューンドサスペンション、英国アームストロング製ド・カルボン型ショックアブソーバー、BBS製2ピースアルミホイール、7項目調節機構付リアルバケットシート等を装備。
このモデルで国内モデルでは初めてリヤサスペンション形式が変更され、それまでの3リンクから5リンクとなりました。また、1.9L版を廃止し2Lターボに一本化しました。
1991年に2代目モデルに移行しました。

【外装の状態】
・ブリティッシュグリーンマイカの塗装の状態は、全体的に艶、光沢は有ります。
・外装に大きなキズ、へこみは有りませんが小キズ、小さなエクボは確認できました。

【内装の状態】
・全シートとドアトリム(内張り)にキズ、破れはありません。
・ダッシュボードの割れは有りません。
・ルーフライニングは張替え済みで垂れはありません。

【機関の状態】
■現在の不具合と気になる点
@パワーステアリングの切り替えが出来ない。(〜3段階の一番重いポジション)
Aエンジンルームとフロントエンドを仕切るスポンジ無し。(画像を確認ください。)
B荷室の蓋押えが1ヶ欠品。
※@、Aは、購入時点からです。

【整備履歴】
■タイミングベルト交換済み。(39,589km時)
■整備記録簿は、初代オーナーさんからの物が有ります。

■現オーナーさんが購入後の整備・修理について
・助手席パワーウィンドウワイヤー交換(窓ガラスが閉まらなくなった。)
・ルーフライニングの張替え(購入時にルーフライニングが垂れていた為。)。

■車検証記載事項
[走行距離計表示値]42,700km(平成28年6月28日)
[旧走行距離計表示値]42,500km(平成26年6月24日)

【その他】
■セールスポイント
・実走行距離が少ない
・ほぼオリジナルの仕様
・ロックアップ付き4速AT
・2,000cc+ターボチャージャーによる加速(怖いくらい!)
・動力性能を受け止めるブレーキシステム
・ロータスチューンサスペンション

■付属品
・テールランプカバー左右セット有ります。(新品です。)
・純正キー2本有ります。
・取り説とカタログは揃っています。

<取材後の感想>

現車確認、見学については、オーナーさんも多忙な為、購入を前提とした上でご連絡をお願い致します。
個人売買の為、消費税、諸費用はかかりませんが、月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。
リサイクル料は、未預託です。
現状渡しのノークレームとなります。?

実車は、静岡県にあります。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
SOLD OUT
画像クリックで拡大出来ます
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
エンジンルームとフロントエンドを仕切るスポンジ無し。
 
 
 
 
 
 
 
 
ルーフライニング張替え済み。
 
 
 
走行43,166km。
 
上にスライドするエアコンの噴出し口。
タイミングベルト交換済み。
ウォッシャーノズル内蔵のワンアーム式フロントワイパー。
新品テールランプカバー左右セット有ります。
 
整備記録簿揃っています。
取り説揃っています。


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 静岡
TEL/070-6533-8928(スグロ)

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enthu.no.mori.shizuoka@gmail.com

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