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ホンダS800M 1968年式
車検 一時抹消 走行 43,336km 備考 ディーラー車、レストア車、Mモデル、ハードトップ付き、幌カバー、トノカバー
長さ 3330mm 1400mm 高さ 1210mm 重量 750kg 排気量 790cc
取材日2018年4月12日

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◆ホンダS800について
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ホンダ"エス"シリーズ、その最終型が1965年末にデビューしたS800です。S800はDOHCのバルブ機構、ローラーベアリングに4連CVキャブレターなど、当時、既に世界の頂点を究めつつあった二輪車や、1964年シーズンから正式参戦した"走る実験室"ことF1・GP譲りの技術がふんだんに投入され、僅か791ccという小さなエンジンを搭載しながら、「時計のように精密」と賞賛されました。S800は当時の国内レースではGT-Iカテゴリー1000ccクラスで常勝マシーンになる一方、本場ヨーロッパでも、生沢徹のドライブで1967年ニュルブルクリンク500kmレースにて1000ccクラス優勝を果たすなど、驚くべき戦果を残しています。モナコのグレース王妃や、フェラーリの世界的コレクターとして知られるフランスのピエール・バルディノン氏も愛用。スポーツカーについては先達たるヨーロッパのセレブリティーやエンスージアストからも極めて高い評価を得ていたようです。

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◆ご紹介する車両について
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今回ご紹介する車両はホンダS800Mモデルです。
Mモデルは、北米向けを基本に国内向けに手直ししたモデルです。フロントディスクブレーキや13インチラジアルタイヤ、ヒーター、サブマフラー、さらにフロントフェンダー、リヤクオーターにはサイドマーカーが装備されています。
装備の中にオートチューニングラジオとあるのですが、この車両には装備がありませんでした。
この車両、前オーナーさんがレストアされたそうです。その方はレストア後、倉庫に保管、あまり乗っていなかったようです。それを現オーナーさんが購入されます。
当初、エンジンは掛かったのですが、しばらくすると掛からなくなり、点検したところ点火系統が悪かったそうで、イグニッションコイル、点火プラグ、プラグコード、レギュレターを交換、現在はスムーズにエンジンが掛かります。
この車両にはハードトップが装備、ブラックカラーの丸味のあるハードトップです。
ハードトップは現オーナーさんが再塗装、再メッキしています。
おそらく純正のハードトップと思われます。当時はオプション扱いでした。

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◆ボディ
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レストアされたボディはきれいな状態です。フロアのビード部もしっかり形が出ていますので丁寧に仕上げたものと思われます。
塗装は多少の割れが見られました。フロントフェンダー左、フロントパネル部です。
メッキパーツは曇りもなく、ライトレンズも劣化を感じさせません。
幌は純正タイプ、生地はビニールレザー、傷や破れもありません。
また、幌カバー、トノカバーもありました。

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◆インテリア
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きれいで清潔感のあるインテリアです。ダッシュボードに割れや汚れはありません。
ステアリングホイールはウッド製、シフトノブはエボナイト製です。
シートの状態もよく、ヘタリや破れ、擦れはありません。
ウィランズ製の4点式シートベルトが装備されていました。
ヒーター付き、エアコンではありません。

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◆機関
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パワーユニットは800ccのDOHC、バルブ機構はローラーベアリング、4連CVキャブレター、当時の技術の粋を集めたエンジンです。
エンジンの始動はスムーズ、アイドリングも安定、吹き上がりも最高でした。
トランスミッションはフルシンクロの4速マニュアルです。
◆エンジンのスペック(カタログ値)
エンジンの種類:水冷4サイクル4気筒DOHC
総排気量:791cc
最大出力:70PS/8,000rpm
最大トルク:6.7kgm/6,000rpm

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◆足回り
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以下が足回りのスペックです。
◆ステアリング形式:ラック&ピニオンタイプ
◆フロントサスペンション:ダブルウィッシュボーン/トーションバー
◆リヤサスペンション:5リンク・コイル・リジツド
◆フロントブレーキ:ディスク
◆リヤブレーキ:リーディングトレーリング式ドラム
◆タイヤサイズ:155SR13

屋根付き車庫に保管。

車は愛知県にあります。
法人登録の為、消費税がかかりますが掲載価格は消費税込みの価格です。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 SOLD OUT
画像クリックで拡大出来ます
きれいなホンダS800M 
ボンネットのパワーバジル 
 
リヤクォーターパネルは羽のような形状ですね 
スッキリとしてリヤエンドですね 
 
オープン時のサイドビュー 
ハードトップを付けた外観 
ハードトップのサイドビュー 
 
ハードトップの内側 
幌を付けた外観 
幌付きサイドビュー 
 
幌はビニール地、きれいでした 
リヤウインドウも透明です 
文字が洒落たエンブレム 
メッキ類はきれいです 
 
テールライト、黄色がストップ、赤がウインカー 
 
フロントのサイドマーカー 
リヤのサイドマーカー 
フロア部 
塗装の割れがあります 
塗装の剥がれがあります 
ウッドステアリングホイール、いいですね 
スピードとタコメーター 
水温計、燃料計、電流計 
センターのスイッチ類 
 
フロアコンソール 
ABCペダル 
ヒーター 
ドライバーズシート 
パッセンジャーシート 
ドアトリム 
エンジンルーム 
 
 
 
4連CVキャブレター 
エンジンオイルパン部 
トランクルーム 
 
サブマフラー 
スペアタイヤ 
銘板 
トノカバーと幌カバー 
 


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 愛岐オフィス
TEL/090-4853-3008(アサカワ)

またはEメール↓にて
エンスーの杜車両問い合わせ
asakawa-m@msh.biglobe.ne.jp

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