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ホンダ ビート 1992年式
車検 30年10月 走行 170,000km 備考 5MT エンジン:650cc から700ccに変更
長さ 3290mm 1390mm 高さ 1170mm 重量 760kg 排気量 700cc
取材日2017年7月

バブル景気に沸く80年代の終わりから90年代初頭にかけて、日本では空前のモータースポーツブームが起こります。F1ではホンダエンジンのマシンに乗ったアイルトン・セナや中島悟が活躍。市販車も高性能車が次々と販売され、そんな時代の流れに乗るように1991年にビートが販売されました。

エンジンはターボでは得られないフィーリングに拘り、軽の自主規制の64PSを自然吸気で達成。運動性能に優れたミッドシップレイアウトを採用し、四輪独立懸架のサスペンション、四輪ディスクブレーキ、前後異型タイヤ等、エンジニアのこだわりが随所に感じられる車で、徳大時有恒をはじめとする自動車評論家の評価は絶賛に近いものがありました。また、ホンダが公式発表はしていないものの、イタリアン・スーパーカーが小さくなったようなデザインはピニンファリーナが担当したと言われています。

今回ご紹介するビートは各部を徹底的にリフレッシュさせた上にチューニングを加え、走行性能については新車をはるかに凌駕したスペシャルバージョンと言っても過言ではない、こだわり抜いたお車です。

【外装】

今年の5月にバンパー、ボンネット類も全て社外品の新品に交換し、純正色で塗り替えています。

ビートの弱点であるサイドシルも直しており、幌やスクリーンも綺麗。

どこも新車のような美しさです。

【内装】

軽量化のためエアコンは取り外し。内装も殆ど取り外して新たに塗装しています。後付けバーツもほぼ全て新品ですので、新品のレーシングカーのような美しさです。取り外した内装品は全て残っています。

【機関】
走行距離は多いですが、エンジン、車体、足回りなど、ありとあらゆる箇所をリフレッシュされているため、このお車に関しては走行距離を気にする必要は一切無いと思います。

今年の5月にカスタマイズ&チューニングに使われたパーツはほぼ全てが新品ですし、新車のようなお車です。

エンジンは15万Km時に西田ファクトリーでOHとチューニングがなされ、新品以上に絶好調です。エンジンはパワーの向上もさることながら、アクセルレスポンスの良さと吹け上がりの早さに舌を巻きました。

ノーマルのビートでも「レスポンスが良く、バイクのようなエンジン」と評されることがあります。

取材した私自身、現在3台目となるビートを所有しており、ビート仲間の多少こだわった車にも色々と乗りましたので、ビートについては詳しいつもりですが、それらの車と比べても全く別物のエンジンに仕上がっています。

オーナー様が言われるには、トランク上部に設けたエアーインテークより直接エンジンビックスロットルにラムエアーを投入した事により高速走行でのエンジンパワーが上がっているとのことです。

ハンドリングも素晴らしく、レースカーなどを製作されているところでアライメント等をセッティングされています。ビート特有のアンダーが出ず、ニュートラルに近いステアリングフィールです。また、小径ハンドルにも関わらず操舵力が軽く感じました。

また、バッテリーをリアからフロント前輪部の位置に移動する事により前後の重量配分に貢献しバランスが良いマシンとなっています。

アデレイドで特注したマフラーも素晴らしいもので、ビートマニアには「官能マフラー」で知られるアデレイドで特注して作られたマフラーだけあって性能もさることながら、音質が素晴らしいです。

ワンオフで注文されるなど、オーナー様のこだわりも半端ではありません。音質は動画でご確認いただけたらと思います(ビデオを通しての音なので実際とは若干の違いがあると思います)。

ホイールも塗り直されていますし、タイヤも新品(ヨコハマ DNA Sドライブ 前後165/50R15)。

オーナー様はオイルクーラーとスポーツラジアルタイヤを装着すれば、すぐにでもサーキットを走れる仕様だとのことです。

【後付けパーツ】

書ききれない程多いので、後付けパーツと整備明細については別途画像を用意しています。記事下にリンク先を載せていますので、高画質の写真とともにご覧下さい。

シート、内装一式、純正アルミホイール&タイヤ、ボンネット、トランク、ハードトップなど、カスタマイズ前のパーツもかなりあります。

【整備履歴】

オーナー様は昨年の10月に友人からご購入されました。ご友人はコレクション目的でほとんど乗られていなかったようです。その前の所有者が西田ファクトリーでエンジンをチューニングしています(車検代と合わせて50万円以上の明細あり)。

オーナー様が購入後、今年の5月にありとあらゆる箇所をカスタマイズ&チューニングされています。

メーター類も交換されたため、メーター読みでは167,500kmですが、実際は約170,000km走行されているそうです。

車検証記載の走行距離は以下のようになっています。

平成26年7月 前々回車検時の走行距離 162,200Km

平成28年10月 前回車検時の走行距離 169,500Km

【現在把握できている不具合箇所について】

完璧主義のオーナー様です。不具合箇所は無いとのこと。ただ、不具合ではありませんが、軽量化のためエアコンは外されていますので、付いておりません。

【取材担当者からの一言】

オーナー様曰く「バイク、カートのように」というイメージでパーツ代、板金塗装、足回り等、約180万円かけて製作(明細あり)。ビートは軽量化が一番との考えから軽量化にもこだわられています。オートポリス(九州にあるサーキット)を走るために、これだけ費用をかけて製作されたそうですが、「年齢が還暦近く、乗る体力が無いことに気付いた」というのが売却の理由です。

もったいない話しですが、買う方はラッキーだと思います。

結局のところ、どこを見てもケチの付けようが無く、全てが驚きの連続でした。

なんでも鑑定団の中島誠之助風に言えば「いい仕事してますね〜」の一言です。

正直、取材前は「ビートでこの価格は高いのではないか」と思っていたのですが、取材後には「これは安い」という気持ちに変わっていました。

例えば、新車のS660と、こちらの車を比較して、趣味の車としてどちらを買うかと問われたら、本当に車好きの人であれば迷わずこちらを選ぶのではないかと思います。

フェラーリオーナーやNSXオーナーが、もう1台プラスで買われても満足できる車だと思いますし、普段はこちらばかりに乗ることになるかもしれないほどの魅力あふれる車に仕上がっています。

コンクールコンディションとでも言うのでしょうか、そのままモーターショーやショールームに展示してもおかしくない程のレベルの車ですし、ビート専門ショップのデモカーとしても全く不足ありません。

元々、こだわりが半端でなく、センスも良いオーナー様。最初に乗られていたビートは九州のビート、カプチーノ、AZ−1が集結する有名イベント「ABCミーティング」でベストドレッサー賞を受賞し、某ビートショップのデモカーになったとのことです。

そしてオーナー様にとって3台目となる今回のビートはそれを上回る完成度。

自信を持ってお勧めできる、至高の一台だと思います。

高画質の写真を用意させていただきましたので、こちらからご覧下さい。

交換パーツ一覧、整備の明細も一緒に載せています。

https://yahoo.jp/box/9yNb4z
(画像の右下にある「大きいサイズで見る」をクリックすると画像が拡大されます)

実車は佐賀県にあります。

個人売買の為、消費税などかかりません。

リサイクル料金、軽自動車税も含めた金額です。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントと取材をもとに作成したもので、わかる欠点なども含めて記事を作成しておりますが、不具合箇所、整備履歴、修復歴などに関して取材時に完全に把握することはできませんし、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。エンスーの杜より無理に購入を勧めることはございませんので、最終的にはご自身でご確認の上、購入をお決め下さい。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
SOLD OUT
画像クリックで拡大出来ます
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
音楽聴けます 
エンジンルーム 
追加メーター等 
ステアリングも新品 
 
 
アデレイド製ワンオフマフラー 
 
 
 
バッテリー移設 
 
ドアも軽量化 
リアスクリーン新品 
幌も綺麗 
 
 
 
 
 
純正パーツ等 
凄いNSXも所有されています 
 


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