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ホンダ ビート 1991年式
車検 31年2月 走行 81,866km (メーター読み) 備考 リビルトエンジン載せ替え、修復歴あり
長さ 3295mm 1395mm 高さ 1175mm 重量 760kg 排気量 656cc
取材日2016年9月21日

★ホンダ ビートに関して
「ミッドシップ・アミューズメント」と呼ばれ、量産車として世界初のミッドシップでフルオープンモノコックボディを採用したビート。
軽自動車としては初めての四輪ディスクブレーキ、SRSエアバッグ、サイドインパクトビームを採用し、駆動方式はMR、前13インチ・後14インチの前後異型タイヤが装備された。
車両中央に横置きされたエンジンは、独立3連スロットルと燃料噴射制御マップ切換方式を組み合わせた吸気システム「MTREC」により、最高出力64ps(47kW)/8100rpm、最大トルク6.1kg・m(59.8N・m)/7000rpmを発揮した。

■当車について
2008年6月に知人より購入、オーナー歴不明、取説・マニュアル関連なし、禁煙車、整備記録あり、シャッター付ガレージにて完全屋内保管、修復歴あり、5速MT、エアコン、カセット付FM/AMラジオ

【付属パーツ類】
・タイヤ付き純正スチールホイール4本(ホイールキャップ付き)
 ※タイヤは3分山程ありますが、2002年と2003年製造のためショルダー部分にヒビがあります。
 ※ホイールはマットブラックに自家塗装していますが、仕上がりに難があります。
・フロアマット(社外品)
・ステアリング(純正)
・シフトノブ(純正)
・幌カバー(純正)
・リアスクリーン(純正品を使用し、スクリーン部分はポリカーボネイト製に変更)
・プラグコード(純正)
・エンジンフードマット(純正)
・トランク用断熱マット(純正)
・ワイパーブレード(社外品、ノーマルタイプ、2本)
・オイルフィルター(社外品)
・サービスマニュアル(ディーラー用、エンジン整備編、シャシ整備編)
・カタログ(当時物)
・ビート関連書籍(3冊)
・スペアキー(2本)
・ボディ色(カーニバルイエロー)スプレー1本、タッチペイント2本

■エクステリア
ボディカラーはカーニバルイエローでオールペイントされており、更にはエシュロンのガラスコーティングをされているため艶は十分あります。

フロントガラス周辺にはオリジナルでは黒いシートが黄色い塗装の上から貼られていますが、ヒビが入ってしまったため剥がしています。

リアにはアクセントを付けるためにカーボン調のカッティングシートが貼られていますが、剥がす事は可能です。(傷を隠す為に貼っているのではありません)

前後のエンブレムは黒い部分にカーボン調のカッティングシートを貼っていますが、剥がす事は可能です。

フロントウインドウには石はねによるチップがありますが、リペアされており、車検は問題無く通っています。

また、ワイパー作動の際に小石を挟んでしまったと思われる線傷が助手席側に一本あり、運転席側からは殆ど見えませんが、助手席側の内側からは良く分かります。

ビニールレザーのオリジナルの幌は、縮みや、淵の部分のほつれはありません。
ビニール製のスクリーンの曇りは軽微で、後方視界に難はありませんが、多少の傷があります。
なお雨天時は殆ど走行しませんが、ドアの上部のウエザーストリップの隙間から多少雨が浸入する場合があります。

幌カバーはありますが、フック(ボルト)の部分を社外品に換えてしまっているため、装着するにはフック対応の金具付きに変更する必要があります。

フロントのウインカーは左右に擦り傷があります。

ホイールは5JIGENのアルミホイールで、フロントは13インチ、リアは14インチで艶消しのシルバーに自家塗装していますが、仕上がりに難があります。
リアは面一ですが、車検はこのまま通ります。

タイヤはフロントが155/65R13、リアは165/55R14で両方とも3〜4分山程度ありますが、09年製ですのでそろそろ換えた方が乗り心地が良くなると思います。

修復歴に関しては現オーナー時ではありませんが、右フロントと右リアフェンダーをぶつけているようで、ボンネットと右フェンダーは交換されており、リアフェンダーは鈑金にて修正されています。
専用の機械でフレーム修正を行っているようで、走りには殆ど影響はありませんが、パテ修正したリアの塗装の一部に細かいクラックがあり、ボンネットとフェンダーにはズレがあり、右サイドのエアーインテーク周辺にもずれがあります。

■インテリア
車内はコンソール部分にカーボン調のカッティングシートを貼っていますが、剥がす事は可能です。

ステアリングは直径325mmの物に変更しており、パーソナルのホーンボタンが付いていますが、ステアリング自体はパーソナルではありません。

シフトノブはビートのロゴ入りのアルミ製のショートタイプの物に交換しています。

シートは一見交換しているように見えますが、実はシートカバーで、オリジナルのゼブラ模様のシートの上から被せてあります。ジャストフィットで良く作られていますが、脱着はシートを外す必要があります。
なお、ゼブラのシートは定番の運転席の右側のサイドサポート部分が擦れて破れています。

オーディオはオリジナルのままで、ラジオは聞けますが、カセットテープは再生スピードが狂っています。

フロアマットは自作で、アルミのプレートを付けていますが、オリジナルのゼブラ模様のマットはありません。
またリアのエンジン上部のマットもフロアマットと同じものにしています。

サイドコンソールのアームレストは、元はゼブラ模様の素材でしたが、黄色いステッチの入ったビニールレザーの物に交換しています。
また灰皿は蓋の一部が欠損しています。

リアにはウインドウディフレクターを装着したファッションバーが付けられています。
素材はステンレスで取り付けはシートベルトのボルトの部分にはめ込むだけなので、ボディに直付けしたロールバーと比較して剛性が低くなりますが簡単に脱着する事は可能です。

ウインドウディフレクターは自作でアクリル板を加工した物で、タイラップで止めているだけですので、こちらも簡単に外す事は出来ますが、このお陰でオープン時の風の巻き込みが軽減されています。

パワーウインドウはキーをオンにしなくとも開閉が可能なようにしており、エンジンオフでキーを差したままドアを開けると鳴る警告音も鳴らないようにしてありますが、簡単に元に戻す事は出来ます。

エアコンは問題無く効き、フロントとサイドのウインドウにはUVカット用の透明フィルムを貼っており、車内の日焼けと紫外線を防いでいます。

運転席側のサンバイザーは幌のフックを挟んだ際の切れがあるため、ステッカーを貼っています。

トランクフード内にはFAITH製のストラットタワーバーを装着しており、フロント部分の剛性を上げています。
なおスペースセーバータイヤはタワーバーを外さなくても脱着は可能です。

■エンジン・整備関連
マフラーは社外品の軽量のステンレスマフラーに交換、音量は控え目ですが、回すと良い音がします。オリジナルはありませんが、車検はこのまま通っています。

またマフラーとリアバンパーの間にある遮熱板は、熱気抜きを考慮して外してありますが、外した物は保管していません。

ダンパーはオリジナルのままです。
プラグはイリジウム、プラグコードはUSA製のスプリットファイヤに交換していますが、オリジナルはあります。

スロットル部分には5cm程のエアファンネル(打ち込み式)を付けており、中高速域での効果を高めています。

整備はディーラーや一般の整備工場(同じビートを所有する人の所)に依頼しています。
整備記録は前オーナー時よりありますが、油脂類の交換を除いた主たる項目を抜粋すると下記の通りです。

【2004年11月/46,819km】
・エアコンコンプレッサー交換
・エアコンクラッチショート交換
・エアコンレシーバー交換

【2006年7月/48,894km】
・エンジンコントロールユニット交換

【2007年1月】
・ディスキャップ交換

【2009年1月/53,147km】
・アッパーホース交換
・ロア―ホース交換
・ウオーターホース交換
・ヒーターホース交換

【2009年6月/56,922km】
・メインリレー交換

【2009年9月/58,898km】
・フロントディスクキャリパーOH
・マフラー交換
・フロントスタビライザーブッシュ交換
・タイロッドエンドダストブーツ交換(左)
・ブレーキローター交換(前後)
・ブレーキパッド交換(前後)

【2010年6月/62,626km】
・エアコンガスチャージ
・ACリークストップ

【2011年1月/64,490km】
・ファンベルト交換
・ACコンプレッサーベルト交換
・リアドライブシャフトブーツ交換(左右)

【2011年5月/65,231km】
・幌交換(中古)

【2012年5月/69,014km】
※エンジンルーム内に冷却水混入によりエンジン交換
※オドメーターの数値はそのままでリセットせず
・リビルトエンジン(エンジン提供先はKSS http://atk.co.jp/)
・スロットルボディガスケット交換
・エンジンオイル&エレメント交換
・サーモスタッド&ガスケット交換
・タイミングベルト交換
・タイミングベルトテンショナー交換
・サーモスタット交換
・ウオーターホース交換
・ミッションオイル交換
・クラッチ交換(カバー、ディスク、レリーズベアリング)
・LLC交換
・ラジエーターブースター交換
・オイルフィラーパイプ交換

【2013年1月/71,837km】
・ステアリングラックエンド交換(右)

【2015年1月/77,565km】
・エアクリーナー交換
・右ドアガラスがたつき修理

【2016年9月/81,820km】
・バッテリー交換

エンジンは当初OHを考えましたが、1〜2ケ月程掛かるとの事で、リビルトエンジンに載せ替える事にしました。

現状の走行距離は81,866kmですが、エンジンを69,014km時に交換しているため、参考値となります。

なお交換後は実質約13,000kmの走行となりますので、古いビートにありがちなエンジン本体のトラブルの恐れは低いと思います。
またエンジンの型式は同じなので、車検的には全く問題ありません。

■オーナーからの一言
ビートの最大の売りは、旧軽自動車の規格サイズのコンパクトなボディでありながら、フルオープンが楽しめると言う事です。
特に50〜70kmのスピード域で、風とエンジン音を感じながらのワインディング走行が最も面白く、クイックなステアリングとシフトワークは現代の車では味わえないと思います。

古い車の場合、予防処置的に一度に全て交換を行うと莫大な費用が掛かりますので、乗りながらコツコツと交換してするようにしています。
幸いビートの場合、パーツの確保が全くお手上げのレベルではありませんので、まだまだ楽しめると思います。

とても楽しい車なので、ずっと所有しておきたいのですが、持病の左手首の腱鞘炎により、長時間運転する事が厳しくなったため止むを得ず売却する事にしました。
売り急いではいませんが、良い方がおられればお譲りしたいと思います。
ただ何せ25年前の車で、事故歴もあり、自作で色々と作業していますので、細かい事に拘る方や神経質な方はご遠慮下さい。

なお、当車両は神奈川県厚木市にあります。

■お問い合わせに際して
・このページの車両は車の個人売買の情報サイト「エンスーの杜」に掲載されたもので、エンスーの杜は自動車販売店では無く、広告代理店であり、個人所有の車をFOR SALEとして掲載しています。

・記事内容は、現車の状態を100%正確に記載しているとは限らない場合があり、状態等のコメントもあくまで取材時の状況及び取材担当者の主観によるものですので、月日が経過して写真や記事と異なる場合がある事をご承知おき下さい。

・掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。なお個人間での取引となりますので、冷やかし防止のため、現車確認はあくまで購入を前提として検討されている方のみとさせて頂きます。

・エンスーの杜のご利用が初めての方には、詳細にご説明したものをメールにてお送りしますので、お問い合わせの際にお申し出下さい。

■購入される場合
・車両代金 
・自動車税(12,900円)を、購入月の翌月より3月までの未経過分の清算をお願いします。
・リサイクル料(6,610円)の全額負担をお願いします。
※ 個人売買のため、消費税は掛かりませんが、支払いは現金一括で現状渡しのノークレームとなります。また、 陸送等の手配は購入された方に行って頂きます。


【2017年2月17日追記】
車検を更新しましたので、31年2月迄となります。

 SOLD OUT
画像クリックで拡大出来ます
1 ボディカラーはカーニバルイエロー
2 同色でオールペイントされ、ガラスコーティングがされている
3 ウインドウピラーの黒いシールは剥がしてある
4 保管は屋内ガレージ
5 キャリパーはノーマルを耐熱塗料で塗装
6 右フロントと右リアフェンダー付近に修復歴がある
7 幌は20〜30秒程度で開閉が可能
8 カーボン調のカッティングシートを貼付
9 ボンネットのズレあり
10 リフレクターの焼けは軽微
11 磨いて消せそうには無いウインカーの傷
12 ワイパーはエアロタイプに変更
13 石はねの傷と右手前にはワイパー傷がある
14 フロントホイールは5ZIGENの13インチ
15 左サイドには傷やエクボは無い
16 右側のドア上部に軽いエクボが1箇所あり
17 サイドシル部分はシャーシーブラックで防錆塗装
18 ドアとエアーインテーク部分のちりにずれあり
19 幌の淵のほつれは無い
20 ビニールスクリーンの透明度は良好だが多少傷あり
21 ファッションバーとウインドウディフレクターを装着
22 ホイールの塗装は多少難あり
23 リアタイヤはツライチ
24 熱気抜きのため、遮熱板を外してある
25 牽引フックを赤で塗装
26 ステンレス製のマフラーには錆は無い
27 開放感溢れるタイトな車内
28 フロアマットは自作
29 クイック感がある小径ステアリング
30 カーボン調のカッティングシートを貼付
31 ヒールマットはアルミ製
32 サンバイザーの破れた部分にはステッカーを貼付
33 シートカバーの擦れは無い
34 アルミ製のシフトノブと黄色いステッチの入ったアームレスト
35 ウインドウディフレクターはアクリル製のタイラップ止め
36 左のサイドシルのつなぎ目やドア下に錆は無い
37 右のサイドシルのつなぎ目の状態もまずまず
38 幌は窓枠の上部から多少水漏れする場合あり
39 フロントフードは交換されている
40 テンパータイヤはタワーバーを装着したままで脱着可能
41 右フロント部分に修復歴がある
42 エンジンフードのボルトは手で回せるタイプに変更
43 エンジンはKSSのリビルト物に載せ替え
44 スプリットファイヤのプラグコードに交換してアーシングがされている
45 バッテリーはコンデンサーにより強化されている
46 エアコンはコンプレッサー関連を交換
47 付属するパーツ類
48 付属するマニュアルや書籍類
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