平成ABCトリオ、 2シーター軽スポーツの象徴としてこう呼ばれる御三家のうちの1台、そのBに当たるのがビートです。 軽初、量産初のアイテムが多く、スポーツ色が強いながらもミッドシップ・アミューズメントと銘打ち、今もって高い人気を維持しています。
平成19年6月に個人売買にて購入、現オーナーさんで数えて3代目です。 その時の距離は15000km未満との事で、その後オリジナルからはモディファイが加えられています。 それでも過激なものはなく、あくまでジェントルな仕様、ビートの良さを伸ばしていく方向性を持たせています。
そのモディファイ箇所とコンディションを見ていきましょう。
まずは外装から、大きな変更はせず、ワンポイントとしたり、他車のものを流用し使い勝手を向上させるなど、独特なモディファイが加わっています。 例えばウォッシャーノズルはボディカラーに合わせたロゴ用、ワイパーブレードはインサイトの助手席用に、アンテナはS2000のものを用いています。 その他無限のサイドステップ、COZY
LIGTHSクリアウィンカーレンズ(メッキリング)、しゃれの効いたS660エンブレムはオートマック製です。
ボディカラーはブレードシルバーメタリック、オリジナルの塗装は良好です。 ガラスコーティングを施し、ツヤも申し分ありません。 目立つキズやサビなど傷みは確認でず、非常にキレイです。 よく水の溜まりやすい箇所も汚れやサビ、腐りは見られず、これまでの保管状態の良さが見て取れます。
イベントの際降られてしまった事が3度ありますが、それ以外は雨天未使用です。
幌はオリジナルのまま、開閉動作も問題ありません。 リアスクリーンは約1年前に張り替えており視界もクリア、オープン時にも生地と擦れてしまわないよう気を遣っています。
内装はシートの変更が目を引きます。 運転席はエスケレートのタイプ1に変更、助手席はTAKE OFF社製のカバーをしています。 ステアリングはmomo
TUNER、シフトノブはType R用に換えています。 エンジンスターターはボタン式に、こちらはS2000用で始動時の気分を高めます。 ウインドディフレクターは他車流用ですが、こちらはトヨタMR-S用です。
内装もそれぞれ傷みは認めません。 これまでも丁寧に扱っている様子が知れます。
機関の主だったモディファイはECUとマフラーの変更です。 ECUはBEAT-GARAGEのスポーツROMにてリフレッシュ済み、さらにオリジナルの位置ではエンジンの熱で液漏れやリークが生じるトラブルを聞いているので、ECUの設置場所を助手席の下へと移設して対策しています。 ROM変更により燃料はハイオク仕様となりました。
マフラーはBEAT-GARAGE製のステンです。
点火系では永井電子ブルーポイント パワープラグコード、プラグはイリジュウムです。
エンジンは好調です。 これまでトラブルはなし、特別修理は要していません。
足回りにはサスペンションをCUSCO Compact Kに、ネジの車高調整、減衰力は固定です。 また、調整式のピロアッパーマウントキット、CUSCOストラットバーを備えます。
前後異径のホイールはRSワタナベ、タイヤはNEOVAです。
ヘッドライトはHIDです。
エアコンは問題なく効きます。
オーディオは純正のスカイサウンドシステムで動作も問題ありません。
純正のパーツは保管していますので、お付け致します。
アルミホイール
マフラー
運転席シート(TAKE OFF製シートカバー付き)
アンテナ
ステアリング
シフトノブ
マフラーはフジツボのレガリスKもあります。
裏起毛の専用ボディカバーもありますので、お付け致します。
無限のハードトップもありますので、ご希望の方には別途特価でお譲り致します。 ボディと同色に塗装済みです。
距離は実走行との事です。 記録がありますので、そちらで確認できるそうです。
事故・修復暦は現オーナーさんではありません。
コンディション維持のため走行距離は伸びます。
関連書籍も多数ありますので、参考資料としてご使用下さい。
リサイクル券(6610円)と自動車税の月割りはご負担をお願い致します。
かねてよりビートを探していたと言うオーナーさん、そのきっかけはご友人が所有されていたビートに乗った時の衝撃が忘れられなかった事から始まります。 高回転まで回る様は、まさにバイクのような感覚で、非常に楽しいものでした。 以来探してはみたもののなかなか良い状態にものに巡り会えず、ようやくお眼鏡にかなったものが、このビートでした。 決め手はやはりコンディションの良さで、さらにオーナーさんの好みに仕上げるべくモディファイを重ねていますが、それでもノーマル然とした、あくまで大人仕様がコンセプトです。 助手席にてその走りを体感させて頂きました。 エンジンは高回転までよく回ります。 しかし、そこにしっかりトルク感があり、特に低中速で厚みが出ているのが分かります。 これはECUの効果が大きいそうで、ノーマルとは明らかな違いを感じて頂ける事でしょう。 とは言えノーマルパーツは全て保管していますので、オリジナルにこだわる方であってもすぐに戻せるようにしていますし、ウィークポイントも押さえてあるので、どちらの方向でも今後安心して乗れる事でしょう。 これまで大事にされてきており、それは現オーナーさんとて同じ、なるべく負担をかけないよう春・秋の早朝に限定して、走りを楽しんできています。 ホンダらしいマニアックさを感じる軽スポーツのビート、コンディション重視でお探しの方に、是非選んで頂きたい1台です。
実車は群馬県安中市にあります。