ホンダレジェンドは、1985年10月にアコードをベースにホンダ初のV型6気筒エンジンを搭載するフラッグシップカーとして登場しました。ライバルはトヨタ・クラウンや日産・セドリック
/ グロリア(現在は日産・フーガ)や輸入中型セダンとなります。
レジェンドは日本で初めて、運転席用SRSエアバッグを搭載した乗用車モデルです。また、そのほかに安全装置としてALB(ホンダ車におけるABS)、ホンダ・TCS(トラクション・コントロール・システム)、ボデー側面にはサイドドアビームが装備されました。
アメリカ市場ではアキュラ・レジェンド、アキュラチャンネルの最高級乗用車として販売されます。ボデーはセダンのみでしたが、初代にはハードトップクーペ、2代目にはクーペといった2ドアクーペ車種もラインアップされていました。
搭載エンジンは2.0リッター、2.5リッター、2.7リッター がラインナップされました。1988年にはホンダが独自開発した「ウィングターボ」を装着した2リッターのターボエンジンが搭載されます。
インテリアには天童木工製本木目パネルが採用、トップグレードには100%ウールモケットシートが装備されていました。今では当たり前になったナビゲーションシステムが一体となったインストルメントパネルのデザインとしましたが実際に装着されることはなかったそうです。
今回ご紹介する車両は初代レジェンドの最終モデルのV6・Xiエクスクルーシブとなります。約1年前に購入、オーナーさんはこの1年間で気になる箇所に手を入れます。そのメンテナンスはディーラーとホンダ専門のチューニングショップ(大阪にある○○○○ライフシステムズ)で実施されたそうです。○○○○ライフシステムズではオートマチックトランスミッションのOH、スロットルボデーの製作(ビッグスロットル)、中間マフラーの製作、ドライブシャフトの修理を実施しています。ディーラーではタイミングベルトとウォーターポンプの交換を実施しています。
ボデーはきれいな状態です。フロントバンパーの右コーナー部に擦れ跡が見られます。左リヤフェンダーに塗装歴があるそうです。
インテリアもきれいな状態です。シートは全席本革シートになります。リヤエアコン、ガラスサンルーフ、クルーズコントロール装着車です。計器類、スイッチ類に不具合はありません。
機関に不具合はありません。オートマチックトランスミッションのシフトショックは現在の車と比較すると大きめとなっていますが、OH作業時にダイレクト感を出すためシフトショックを残してあるそうです。
車検時の点検記録簿が平成9年から現在まで残っています。取扱説明書、サービスマニュアルありますので購入された方にお譲りします。
昨年までは屋根付き車庫に保管していましたが、今年より屋外駐車場にボデーカバーを被せて保管することになりました。
車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。