［日野コンテッサ　１３００セダンＤＸ］個人売買情報

こちらの希少な茨５ナンバーは、登録中の最後の１台です。ご購入される方は、継承可能な方に限ります。

イタリアのジョヴァンニ・ミケロッティの作として、１９６４年の９月にデビューしたこちらのお車は、欧州車を思わせるルーミーなスタイリングで人気となり、少数がヨーロッパへ輸出されるまでに至ったお車です。

また、３年間の生産で終了した、日野ブランド最後の乗用車です。
このお車は現オーナー様が購入後、茨城県では有名なレストアファクトリー・（有）ヤブサキ自動車工業に、レストアを依頼しました。
レストアの際、オリジナル（新車時の状態）に戻すべく新品＆中古パーツを多数交換された至宝の1台です。

また（有）ヤブサキ自動車工業は、旧車雑誌で度々紹介されるレストアファクトリーなので、その仕上がりは折り紙つきです。

尚、平成１３年に購入されて以来、ガレージにて大切に保管しながら、休日などに少しずつドライブを楽しまれているお車です。

【外装】
人気の高い白の塗装は、購入後のレストアやほぼ雨天時未使用で維持されて来られた事もあり、全体的にツヤもあり光沢も良く、４５年前のものとは思えない程、とても程度の良い状態でした。
気になる箇所を探すべく、色々と拝見しましたが、フロントバンパー下部付近なども綺麗で、キズやヘコミなど見つける事が出来ませんでした。
オーナー様がコンクールコンディションと自負される通りの状態でした。

【エンジン】
エンジンは現在までに全く問題も無く、好調とのことです。エンジンルーム内も綺麗でオイル漏れも無く、防錆装置のラストアレスターも装備されていました。尚、平成１４年５月にＯＨをされています。
エンジンＯＨ後、約12,000Ｋｍ走行。

【内装】
内装も床などに錆や穴も無く、全席靴を脱いで乗車のため、とても綺麗な状態です。
シートは運転席に破れがありますが、敢えてオリジナルの西陣織を大切にするため張替えを行っていません。
しかし、程度は、とても良いです。他は汚れなどは無く、普段は希少な当時モノのシートカバーをつけていますので、とても快適でした。

尚、装備品としてＥＴＣも付いていますので、家族や友人達との楽しいドライブにもオススメです。

【足回り】
足回りも問題なくこのままお乗り頂ける状態です。タイヤは、現在入手困難なＨＡＮＫＯＯＫを履いており、山は７分程あります。サイズは４本とも１７５/７０Ｒ/１３/８２Ｔです。

【付属品】
レストア時の写真もお付けします。また、他にも数台のコンテッサをお持ちですので、維持用のパーツもお付けしますとの事です。
また、ご購入後もご相談に乗れますとの事です。

オーナー様の販売理由としましては、他にも５台以上お車を所有されており、駐車場の問題で今回は泣く泣く掲載を決意されたそうです。
現在でも購入後は安心してお乗り頂けますが、気になる維持に関しましてもオーナー様のお心遣いにより、安心出来るお車です。またミニカーのモデルとなり、また雑誌でも特集された希少なお車ですので、コンテッサをお探しの方にはとてもオススメな１台です。

＜車歴＞
平成１３年　２月　茨城県内の旧車マニアの方より購入。
平成１４年　５月　東京ノスタルジックカーショー２００２にて特別賞受賞。
平成１４年５月～１１月茨城県ひたちなか市のヤブサキ自動車にてレストア。
平成１５年１１月　ノスタルジックヒーロー100号　日本の名車BEST25「ミケロッティーの息吹」と題し４ページ掲載。
平成１６年　５月　トミカリミテッドビンテージにてコンテッサミニカー製作にあたりモデルとなる。
平成１６年１０月　第23回茨城オールドカーミーティングにてJOC賞受賞。
平成１６年１１月　伊香保クラシックカーミーティング・スタンプラリーにて3位。
平成１８年　９月　伊香保クラシックカーミーティング・スタンプラリーにて１CP・2位。
平成１９年　９月　伊香保クラシックカーミーティングにてレストア賞を受賞
平成１９年１０月　第１０回クラシックカーフェスティバルイン小金井にてダイアモンド賞を受賞
平成２０年　９月　第17回日本海クラシックカーレビューにてグランプリを受賞。
＊上記の通り、各地のイベントに数多く参加され受賞歴も多いお車です。

【追記：2020年6月】
2020年5月末にお車を確認してきました。
ガレージ保管のため、塗装は変わらず綺麗な状態でした。
現在の走行距離は、154,545Kmとなっております。
エンジンの始動状態は良い印象を受けました。

オーナーさんのご厚意により、敷地内を走らせてくれました。
機関系も調子が良いと思います。

車は栃木県の茂木町にあります。
個人売買の為、消費税などはかかりません。
ご購入の方へ：自動車税の月割額とリサイクル券代を別途ご負担いただきます。