［フェラーリ４１２］個人売買情報

４人乗りフェラーリ、４１２です。

デザインはピニンファリーナ、ＦＲフェラーリのフラッグシップモデルとして、１９８５年にデビューしました。

４１２のネーミングはフェラーリの定石通り、１気筒当たりの排気量を表しています。

ちょうどバブル時代には、テスタロッサと並びフェラーリ高額車両として、ベンツＳクラス・ＢＭＷ７シリーズには飽き足らないＶＩＰ達が購入をしました。
（この車自体も、今でも有名な方が乗っていらっしゃった時代もあったそうです…）

希少価値のある車のひとつで、総生産台数も５００台程度に留まりました。
（バブル時代は都内中心部でも良く走っているのを見かけましたが現在、良質に扱われ残っている車輌は少ないと言われています）

この車両は、ＥＵモデルの新車並行（昭和６１年登録）車両です。

現在のオーナーさんは、平成７年から維持をされています。

購入時の走行距離は、１５０００Ｋｍ程度で、内外装共に、新車のような輝きの車両だったそうです。

複数のエンスー車両を維持されるオーナーさんは、この４１２を現在、通勤に使用されています。

その為、若干の経年劣化はありますが、オリジナル派というオーナーさんの趣味通り、オリジナル度の高い状態で、維持をされています。

走行は、オドメーターが４７０００Ｋｍ弱になっていますが、以前にメーターを修理に出している時期が２年ほどあり、実走行はプラス１００００Ｋｍ程度とのことです。

外装は、ブラックのメタリック。再塗装の履歴は無いようで、新車からの塗装のようです。

トランクに、水玉状のクリアはがれ（薬液でもかかったのでしょうか？）

左フロントに板金歴があります。これは、10年以上前に自動車工場の人がぶつけたそうで、オーナーさんの事故ではありません。

過去の整備記録は残っていませんが、オーナーさん自身の事故歴はありません。

フロントのウインカーレンズは新品に交換しています。

内装は、コノリー社のマグノリアレザー。ロールスロイスで有名な、とても明るいクリーム色のレザーシートです。
経年劣化で、運転席のサポート部分など、一部すれています。

また、ステアリング、ダッシュボードにも、細かいひび割れが見受けられますが、写真の通り、少し離れると、目立たない程度のものです。

撮影当日、都内は３４度という真夏日でしたが、エアコンも（412の場合クーラー・ヒーター別ですが）良く効いていました。

オーバーヒート対策として３基の電動ファンが設置されていて通勤で日常使用していても、水温も上がることはないそうです。

オーディオはパソコンのApple社のプロダクトデザインで有名なFrogDesign社デザインのA/D/Sのラジカセが付きます（可動）。
またＣＤチェンジャーも付いていますが、長く使用していないので、動作は不明だそうです。

エンジン機関は良好です。

エンジンのＯＨは、平成１５年に“コーンズから数名で独立した信頼できるショップ”にて行っています。
その時に、タイミングチェーン等（412はベルトではなくチェーン駆動式なので）すべて分解・点検をし、相当数の消耗部品交換も行っております。作業明細は残っています。

また、リアにハイドロが入っており、購入当初調子が悪くなることが頻発したそうですが、パーツ一式をワンオフで制作し、すべて引き直してからはすべて解消したそうです。（エンジンをかけるとすぐに車高が上がります）

ＥＴＣが付いていますので、そのままお付けします。

オリジナルの車検証入（革）れ、工具も付属しています。

車種ごとに細かく採寸して、ボディカバーとしては唯一傷がつかないと評判の〈WRAPPERS〉の最高級のSタイプ（￥150,000）もおつけします。この412用にオーダーメイドで製作したボディカバーです。

ナンバープレートは、「品川３４　４１２」になっています。

品川２ケタで、しかも４１２ナンバーという希少ナンバーです。
品川管轄の方は、引きついでいただけます。

購入してから現在まで屋根付きの車庫で保管していましたが、もう一台のエンスーカーのレストア完了と相まって乗る機会が減り、売却を希望しています。

14年間、ほぼ毎日大事に乗ってきて思い出の詰まった車なので、大切にしていただける方にお譲りしたいと思っております。

【更新2010年9月3日】
車庫事情により、価格を大幅に下げました。

個人のため、諸費用はかかりませんが、リサイクル料（１７５８０円）と、月割の自動車税のご負担をお願いいたします。