1990年代に巻き起こった自動車業界の再編成、そのトップの話題になったのは1998年のダイムラー・ベンツ社とクライスラー社の「対等合併」です。
世界最大規模の合併により、新生ダイムラークライスラーはその時、売上高で世界第3位だったトヨタを抜くことになりました。(その後逆転となりましたが・・・)
合併の目的のひとつは生産効率と開発効率を高めることでした。その中で生まれたクルマは数多くあるのですが今回ご紹介するのはその中の一台、メルセデス・ベンツSLKのプラットフォームを持つクライスラー・クロスファイアです。
ボディのデザインはアメリカ的な雰囲気ですが、メルセデスSLKとの共用パーツの割合は全体の39%、そのなかには3.2リッターV6エンジンや5速オートマチックトランスミッション、フロント・ダブルウイッシュボーン&リア・マルチリンク式のサスペンションなど、メカニカルパーツのほとんどが含まれています。
またインテリアのスイッチ類などの配置はメルセデスSLKに準じており、エアコンの操作パネルの形状やハザードの位置まで共通です。
一言で言うならばドイツ車のシャシを持つアメリカ車といったところでしょうか。
現オーナーさん以前の所有はモータースだったそうです。走行距離は極少の2,381km、ディーラー車で3年間保証が付いています。ただし、今年の車検までです。
ボディは大変きれいな状態ですが右ドアに極小のキズがあります。
ボディのCd値(空気抵抗係数)は0.37という優れた数値を誇っています。速度感応式リヤスポイラーは時速約100kmで展開、空力特性に優れたボディ・デザインとの相乗効果によりダウンフォースを高め、走行安定性は抜群です。
インテリアもきれいです。(当然ですが)
機関にも不具合はありません。
現オーナーさんが購入してからのメンテナンスはエアコンフィルターの交換、ヘッドランプクリアレンズ(プラスチック製)の交換です。
売却理由は家庭に都合です。(家族に不人気と聞いています)
車は岐阜県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。
更新記事 2010/04/24
車検を取得しました。オーナーさんのご好意により価格を据え置きとさせていただいております。
実質的な値下げです。ぜひこのタイミングで購入をご検討願います。