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シトロエン DS23 パラス 1974 年式
車検 28年12月 走行 77,950km(メーター数値) 備考 中古並行車 複数オーナー 右ハンドル 5MT ヒーター ETC
長さ 4870mm 1800mm 高さ 1470mm 重量 1350kg 排気量 2340cc
取材日2014年4月19日

宇宙船のよう、DSを間近に見るにつけ、この言葉をイメージする方も多い事でしょう。
それは斬新さと先進性をたずさえた異次元のクルマである事は、今もってしてもそのスタイルは崩れていないところです。

今回ご紹介致しますのは、5速マニュアル、右ハンドルのいでたちの74年式DS23です。当サイトで平成22年12月に購入、その後幾度かのメンテを施しながら、現在のコンディションを維持してきました。

購入当初、前オーナーが乗らなかった時期がある事を鑑み、まず初期化する意味合いでメンテを行いました。そこから順を追って整備履歴を挙げていきます。

【平成22年12月 72182km】
車検整備一式
ハイドロポンプベルト交換
ダイナモベルト交換
プラグコード交換
ラジエター水漏れ修理
クーラント交換
ラジエターキャップ交換
クーリングファンモーター修理
バッテリー交換
フューエルホース交換
メインアキューム交換
ブレーキアキューム交換
ブレーキリターンホース一部交換
ウォッシャーモーター交換     など

【73716km】
ミッションケース前側欠損修理
ミッションドレン部欠損修理

【 平成24年1月 73732km】
クラッチワイヤー交換
フロントガラス雨漏れ修理

【平成24年11月 75861km】
車検整備一式
ブレーキオイル交換
F足回りグリスアップ
クラッチペダル調整
ミッションオイル交換
キャブレター清掃
ポイントキャップ調整
エンジン調整
リアブレーキライニング交換
リアホイールシリンダー交換

【76146km】
前後サスアキューム交換
クラッチワイヤー・リンケージ調整
左右Rシリンダー清掃   など

【76452km】
ステアリングギアボックスOH
ステアリングピニオンOH
右ステアリングアームブッシュ交換
LHMリターンホース交換     など

【76694km】
右Fドアストライカースプリング交換

【 平成26年1月 77588km】
クーラント漏れ修理
エンジン調整一式
クラッチ調整

これらは全てシトロエン専門ショップで行っています。
エンジンは何ら不具合は感じておりません。始動性、アイドリング等の走行上の問題はなしです。

ミッションは5速とバックが入りづらい時があるそうで、場合によるとクラッチが減り気味との事です。

ハイドロは問題ありません。車高調整もスムースに行えていました。ただ、LHMの漏れがいくらか見られるそうです。

外装はツヤも良好、サビや臭腐りの類いは目視できる範囲では見受けませんでした。ただ、サイドシル等部分的にサビ浮きが確認できる辺りに、経年の傷みを感じるところもあります。また、慣れない頃に左後ドアを当ててしまい、鈑金修理をしています。その際にドアモールを外周一式新品交換しています。その他Fバンパーに擦り傷、ボディには小キズも散見されます。

シートはカバーがされています。以前よりこの状態だそうで、現在もこのままで使用しています。カバーは外した事がないので、オリジナルの状態は確認していませんが、聞いたところでは張替えが必要な傷みがあるとの事でした。ハンドルもカバーがしてありますが、こちらも日焼け等があるそうです。ダッシュは傷みはなし、天井の垂れもありません。

タコメーターが動かない時があるようです。ただ、再始動すると直るそうです。
時計は不動をお考え下さい。

距離は根拠がありませんので、参考値として下さい。

ETCこのままお付け致します。
ナビは取外します。

自動車税の月割りはご負担をお願い致します。

オーナーさんがクルマ雑誌を見ると度々取り上げられていたDS、そこには乗り心地や斬新さを褒める記事が多く、ハイドロへの興味を持つきっかけもそこから始まりました。たまたま通りかかったとある整備工場に置いてあったのが最初のDSとの出会いで、以来その存在感にすっかり魅せられ形となり、実際に手に入れるに至ります。その乗り味をうかがうと、年代からすると非常に扱いやすく、むしろ旧車だと言うのを忘れさせてしまうくらいだそうです。旧いシトロエン故、故障はある程度は覚悟していたそうですが、初期段階での整備をしっかり行ったせいか、思っていたよりはハードルは低かったと言うのが正直な感想でした。乗ればハイドロの恩恵はしっかり感じるようで、特に高速でのクルージングは快適そのものだそうです。それを少しでも体感すべく実際に横に乗せて頂きました。最初に誰もが感じるであろうそれは、何と言ってもシートの座り心地です。乗り込むとやさしく迎えてくれる柔らかなシートは、それ自体もかなり乗り心地に影響しているはずです。決してハイスペックを誇るエンジンではありませんが、決して遅いと思わせる事はなく、必要にして十分な加速が手に入りますので、その辺りも前述の普通に使える感覚に貢献しているのかもしれません。実際に買い物にもこれで行く事もあるそうで、その特異性から覚えるものよりは、より身近な存在と言えましょう。今回は乗る機会が少なくなったとの事から、売却を決めました。この上ないスタイルとハイドロによる乗り心地のDS、それは思いのほか普通に享受できるのを再認識させらるものでした。

実車は埼玉県所沢市にあります。


以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 SOLD OUT
画像クリックで拡大出来ます
車高を最も上げた状態。ハイドロの動きも正常です。  
ボタン形状のブレーキは遊びが全くない独特なものですが、慣れると制動がコントロールしやすいものです。  
  まさにソファーと呼びたくなるようなシート。
  モールがずれている箇所あり。
サビ浮きの状態。  
タイヤサイズは前後とも175R15  
 
   


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