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取材日2011年8月6日 |
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アメリカが誇るスポーツカー、コルベットです。 2シーターのライトウェイトスポーツとして誕生したコルベットですが、パワーウォーズの波に乗るようにエンジン及び出力を拡大し、環境対策が求められたC3型ではグランドツアラーの雰囲気を持ち合わせるモデルへと変貌していました。 しかし、1984年に登場したC4型では徹底的な軽量化やジオメトリーの見直しが図られ、さらには欧州スポーツカーをイメージさせるなだらかなスタイリングがもたらした優秀な空力特性が、スポーツカーとしての性能を大幅に向上させました。 国産・外車を問わず様々な車にお乗りのオーナー様ですが、アメ車には興味こそあれ縁が無いという日々を過ごされていました。 しかし、アメ車=マッスルカー、となればアメリカン・スポーツカーの勇であるコルベットという具合に車種は決められており、タイミング良く見つかったこのC4型を購入されました。 大排気量自然吸気エンジンゆえの豪快なダッシュや、優れたハンドリングによる高速域での安定性は、まさにオーナー様が求めていたイメージどおりだったそうです。 また、走行に関わる機関が非常に頑丈なためヨーロッパ車のように気を遣わずに乗れることは、所有したからこそ分かったアメ車の良さとのこと。 所有されている複数のお車を日々の気分によって選びながら乗られていますが、そろそろ車庫を整理しようと思い立ち、次のオーナー様を探されています。 ◆◆外装◆◆ ワイド&ロー、そしてロングノーズ&ショートデッキ、大排気量FRスポーツカーのお手本ともいえるスタイリングです。 スティングレイやコークボトルといった独特のデザインがコルベットの伝統として続いていましたが、このモデルからは洗練された印象ですね。 ブラックの塗装に艶はあるものの、ところどころに傷や塗装のムラが見受けられます。 大きなダメージは見受けられませんが、どうしてもブラックは傷が目立ってしまいます。 また、構造上の欠陥でタルガトップからの雨漏りが酷かったそうで、前オーナー様がタルガトップをコーキング剤で埋められていますので開きません。 ルーフそのものはオーナー様が所有されてから一度ペイントされたそうで、綺麗な状態です。 ◆◆内装◆◆ コックピットはパイプフレームの通るサイドステップとセンタートンネルに挟まれて、なかなかタイトです。 シートも決して大きくなく、サポートの張り出しもあってスポーツカーらしいフィット感につつまれます。 また、センターコンソールにはモニターやスイッチ類が並び、時代を感じますね。 黒いレザーシートは左右とも破れはありませんが、表皮のひび割れが目立ちます。 ダッシュボードにはモニターを取り付けた跡が残りますが、割れはありませんでした。 天井の内張りは垂れ下がりがありますが、ブーツのように豪快に履く靴と考えれば気にすることではないかもしれませんね。 収納が少ないなと感じましたが、座席のすぐ後ろにキーロック付きの小物入れがありますし、なによりトランクとの間に遮る壁はありませんから困ることは無いでしょう。 なお、純正の本革ステアリングは握り部分がかなり擦れているため ウッドステアリングに交換されていますが、純正品も保管されていますので付属します。 ◆◆機関◆◆ 低く構えた大きなV8エンジンは前輪の車軸よりも後ろに配置され、それに続くミッションがキャビンに潜り込んで見えないほどに下げられた姿からは前後重量配分の最適化を狙っていることがすぐに分かります。 また、大きなタイヤを支える足周りは贅肉が削がれた極めて細いアーム類で、特徴的な横置きリーフサスペンションと共にコルベットの伝統として現在のC6型にも受け継がれています。 5.7リッターもの排気量を持ちながら重量は1.5トンを切るのですから、スポーツカーとしての気合十分です。 購入後からトラブルフリーだという機関は頑丈そのもので、油脂類の定期的な交換のみで過ごされているそうです。 真夏に必要なエアコンもしっかりと寒いほどに利いています。 あまり知られていないのかもしれませんが、アメ車は本当に頑丈ですね。 なお、いつもメンテナンスをお願いしているお店の人の話では比較的綺麗に乗られてきた車両で、各部の痛みが少ないそうです。 ◆◆同乗走行◆◆ オーナー様のご厚意により、同乗走行の機会をいただきました。 まず、高いサイドシルを乗り越えて車内に入る儀式がC4らしいですね。 一度座ってしまえばサイドシルとさらに高いセンターコンソールに挟まれ、安心感があります。 早速走り出しますが、意外と静かに回るエンジンから驚くほどの蹴り出しがあり、なるほどこれは楽しそうです。 住宅街を走る速度ではハンドルのブレや不快な振動も無く、エアコンの利いた車内では快適なドライブが満喫できるでしょう。 一般道のためスピードを出すことは叶いませんでしたが、豪快なドライビングの一端を感じることができました。 ◆◆取材を終えて◆◆ アメリカンスポーツを手軽に楽しめるオートマチックです。 こういう楽しい車には、若者にこそ乗って欲しいですね。 まだまだ走ってくれるコルベットでした。 なお、リサイクル券\14,580の全額負担と、自動車税\96,800の月割り負担をお願いいたします。 |
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。 整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
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SOLD
OUT |
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