■■■今回紹介のモデル■■■
1976年3月(昭和51年)初度登録のモデルになります。
2015年(平成27年)1月に現オーナーさんが購入され2代目オーナーになります。
現オーナーさんが購入後の年間使用走行距離は、約3,500kmで車両は車庫保管です。
正式なボディカラーの呼称は分かりませんが、オールペイント済みの外装色は落ち着きのあるシックな色合いです。
初代オーナーさんからの整備記録簿はあります。
次に乗りたいクルマの代替の為、
■■■BMW1502について■■■
1966年から1977年にかけて製造、販売していた小型2ドアセダンのBMW・02シリーズは日本では「マルニ」の通称で呼ばれることが多いと思います。
02シリーズはシングルキャブレター、ツインキャブレター、インジェクション、ターボとエンジンのバリエーションをグレードアップさせていきましたが、1975年には新しい5シリーズ(E12)と同じコンセプトで設計された3シリーズ(E21)へとバトンタッチされました。
最も生産台数の多かったのは2,000ccエンジンを搭載した2002でしたが、最初にデビューしたのは1966年の1600−2で、後に1602と改称されました。
また、中間車種の1,800cc版の1802、1,600ccエンジンながらモデル末期に設計された廉価版の1502になります。
1502は、BMW2002よりも大幅な価格アップとなってしまった3シリーズに対しBMWは1975年から02シリーズに1,600ccのエンジンを載せることで省燃費と排出ガス規制に対処しBMW2002の廉価版として1977年6月まで生産されました。
BMW1602Bと同じ1,573ccの排気量で38PDSIのソレックスキャブレターを1基とすることで最高出力を80英馬力/5,800rpmへ、最高トルクを12.0kg−m/3,700rpmへとチューンダウンしたエンジンを載せていました。
【外装の状態】
・外装塗装は、オールペン済みで艶、光沢もあり良好な状態です。
・大きなキズ、へこみはありません。
・メッキ類の状態は、大きな錆等はありませんが細かい錆が確認出来ます。
・フロント、リアのエンブレムの色が剥げています。
【内装の状態】
・前後シートを約2年前に張替え済み。
・全席のシート、ドアトリム、ルーフ内張りは、大きなキズや汚れは無く綺麗で良好な状態です。
・ダッシュパネルに割れは無く良好な状態です。
・ステアリングは、味のある当時純正品がついていますが、経年劣化のヒビが見られます。
【機関の状態】
・約2年前にマフラー交換済み。(エキゾーストパイプ、サイレンサー)
・マフラーの排気漏れ及び異音は無く良好な状態です。
・エンジン及びミッションの状態は、特に気になる点は無くコンディションは良好です。
・足回りは、純正品です。コンディションは良好です。
【整備履歴】
■車検証記載事項
[走行距離計表示値]80,400km(平成28年8月31日)
[旧走行距離計表示値]76,600km(平成26年5月29日)
■平成25年8月車検整備時の整備内容<80,400km>
・エンジンオイル、フィルター交換。
・足回り、エンドブーツ、ジョイントブーツの交換。
・マフラー排気漏れ部を穴埋め。
・バッテリー交換。
■日頃のメンテナンス整備は、輸入車を取り扱う中古車販売店の整備工場にて実施しています。
【その他】
・A/Cは無く、室内ファン駆動時は少し異音があります。
・スピードメーター右のメーターは、本来アナログ時計ですが、回転計に交換。
・オーディオ交換済み。(ヘッドユニットとスピーカー)
・アルミ付きタイヤのサイズは、175/70−13のピレリP300を装着しています。
・ETC付き。
・取り説、整備記録簿は、揃っています。
・コンディション維持とメンテナンスの為、多少走行距離は伸びます。
<取材後の感想>
現車確認、見学については、オーナーさんも多忙な為、購入を前提とした上でご連絡をお願い致します。
個人売買の為、消費税、諸費用はかかりませんが、リサイクル料(¥8,580−)と、月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。現状渡しのノークレームとなります。
実車は、静岡県にあります。