1990年11月、E36型3シリーズがデビューします。モデルは、E30型と同様にセダン、クーペ、カブリオレがラインアップされます。グレードバリエーションは、直列4気筒の1.8L SOHC搭載「318i」（113馬力）、1.8L DOHC搭載「318isクーペ」（140馬力）、直列6気筒DOHCの2L搭載「320i」・「320iクーペ」(150馬力)、2.5L搭載「325i」・「325iクーペ」・「325iカブリオレ」（192馬力）、2.8L搭載のトップモデル「328i」・「328iクーペ」/「328iカブリオレ」（192馬力）が設定、トランスミッションは4速（1.8L車）・5速ATで、318isクーペのみ5速マニュアルが選択できました。

今回ご紹介する車両は、最終モデルのBMW318isクーペモデルです。

現オーナーさんは、平成25年に暮れにBMW専門ショップで購入されます。購入のポイントは、E36型であること、右ハンドルであり、マニュアルミッションであること。
しかし、E36型には設定がありません。探していたところ見つけたのがこのモデル、右ハンドルでありながらマニュアルミッション搭載車、ショップに確認してみるとBMW318isのオートマチックモデルにマニュアルミッションを換装、これぞ理想の車、ということで購入に至ったそうです。

購入前は、国産のスポーツカーに乗っていたそうですが、4気筒エンジン搭載で前後加重が50：50のバランスを持つ318isは、今まで経験した操縦性を一新したそうです。もう少しパワーが欲しいところですが、140馬力のパワーを使い切る楽しさは、他では味わえないのでは、とお話されていました。

売却理由は、家族構成の変更です。オーナーさんの気持ちは、手放したくないのですが・・・大切にして頂ける方にということでエンスーの杜への掲載となりました。

【ボディ】
クリアも残っており、よいコンディションだと思います。
ウインドシールドガラスは、高速道路を走っているときに飛び石があたり、交換しているそうです。左右サイドのガラス周りのモールディングに経年劣化があったので新品と交換、これでサイドは、カッチリとしました。
左側のフォグランプに石があたり、レンズに割れがあります。
前後バンパーコーナーに擦りキズがあります。
右ドアにエクボがありました。
サンルーフに不具合はありません。

【インテリア】
きれいな状態です。
シフトノブは、イタルボランテの革巻きに交換しています。外した純正ノブは、所有していますので付けて頂けるそうです。
ヘッドライニング（天井のトリム）の垂れは、補修跡がありました。
内装のトリム類の布地に浮きが見られます。これはE36型の弱点だそうです。

【エンジン】
特に不具合はないそうです。
プラグコードは、シリコンコードに交換しています。
トランスミッションは、ほぼ同程度を走行しているものに交換しています。
■エンジン仕様
種類：水冷直列4気筒DOHC16バルブ
総排気量：1895cc
最高出力：140ps（103kW）/6000rpm
最大トルク：18.3kg・m（179.5N・m）/4300rpm

【サスペンション】
前後のサスペンションを車高調整式に交換しています。メーカーは、イギリスのJOMというメーカーです。
交換後、ホイールアライメント調整と同時に前後アッパーマウント、純正ストラット補強プレート、M3用ロアアームブッシュを交換しています。交換したパーツは全て新品です。
ホイールは、BBS製ワンピースのアルミ、タイヤサイズは前後とも205/50ZR17です。
純正のアルミホイールは、所有していますのでお付けします。

【メンテナス】
納車時に以下の整備を実施しています。
・パワステインテークホースの交換
・エンジンヘッドカバーガスケットセット一式交換
・エアインテークバキュームホース交換（ASC付）
・燃料フィルター交換
・ファンベルト＆A/Cコンプレッサーベルト交換
・エンジンオイル/オイルエレメント交換
・デフオイル交換
・エアクリーナエレメント交換
●以下は5MT換装時に新品パーツと交換
・ミッションマウント
・クラッチラインパイプ（右ハンドル用）
・クラッチペダル＆ブレーキペダル（右ハンドル用）
・ミッション後部のセレクターオイルシール
・ミッション後部のプロペラシャフトシール
※エンジンオイルは3000kmごとに交換

過去に整備履歴は、全てではありませんが整備手帳に記載があります。

屋根付きシャッターガレージに保管。

車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。

リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。