［BMW　Z３　Mクーペ］個人売買情報

２シーターライトウェイトオープンのブームの中誕生したZ3ロードスター、これにあえてルーフとテールゲートを追加し、クーペへと変貌させたのがZ3クーペでした。　
そこにモータースポーツで名高いMテクニックのスペシャルエンジン、実に321psを発生する直6 3.2リッター可変吸気機構付きDOHCを載せ、本格スポーツクーペと仕立てられたのが、こちらのMクーペです。

99年式のディーラーデリバリーです。　現オーナーさんがディーラーのアプルーブルドカーとして、約49000kmで平成17年5月に購入しました。　前オーナーが新車で購入したようですので、現オーナーさんでツーオーナー目に当たります。　

ほぼオリジナルを保ちながらも、走りの部分では若干のモディファイを加えています。　
コンディションとともに挙げていきます。

エンジン本体にモディファイは加えておらず、基本的にはノーマルスペックです。
ただECUはケレナーズのコンピューターチューンを施しています。　スペックはステージ１です。　マフラーはスーパースプリント製を装備、またパワープーリーに変更してロスを軽減しています。　エアクリーナーはK&Nのノーマル交換タイプです。

機関は現在も好調を維持し、不具合は感じておらず、またトラブルはなかったため、特別な修理はありません。　油脂類の定期交換等の基本メンテをBMWの専門店にて行ってきています。

足回りはビルシュタインのショックに変更、コイルはノーマルです。　補強のため前後にタワーバーを入れました。　
ブレーキはグッドリッチのステンレスブレーキホースに変更しています。
メンテはプロペラシャフトジョイント、スタビリンクを交換しています。　

エストリルブルーの外装はオリジナルです。　大きなキズなど傷みは見受けられません。　塗装も問題なし、キレイな外装です。

内装もオリジナルです。　シートや内張り、ダッシュなど傷みはありません。　非常にキレイに使用されています。　シートヒーターを備えます。

電装系ではオカダ製プラズマダイレクトを備えました。　その他アーシングを施しており、プラグはイリジュウムにコードはハイテンションコードに変更です。
ヘッドライトはロービームをHID化、ポジションランプはLEDにしています。

エアコンはよく効きます。

事故・修復は現オーナーさんではありません。　過去もないと聞いています。

ナビは備えますが、以前から装備で、オーナーさんは使用していないので、状態は未確認です。　

ノーマルのマフラーはあります。

ETCとレーダーは取り外します。

リサイクル券(16600円)と自動車税の月割りはご負担をお願い致します。

走りの良いクルマが好みのオーナーさん、オリジナルを重視しつつも、ウィークポイントを押さえたモディファイを加えるのが常です。　こちらもMクーペもしかり、さほど目立たないながらも、バランスが崩れない程度に手を加えているのが見て取れます。　そこで321psの走りを体験させて頂きました。　乗り込むとタイトな空間、低いアイポイントや3連メーターなど、割と古典的スポーツカーの雰囲気が感じられます。　迫力の4本出しのマフラーも、音は非常にジェントル、速度を加えても控えめなボリュームで、Mパワーエンジンのサウンドを邪魔しません。　ECUチューンとパワープーリーはレスポンスアップに貢献しているようで、実際は8500回転がリミットのようですが、マージンを取って7000回転まで、それでも淀みのない回転フィールと十分すぎる加速が得られます。　試乗はちょっとしたワインディングで、高回転でのパワーとBMWらしい直6サウンドが存分に楽しめました。　もちろんゆったりと走るのも問題なし、パワーをゆとりに換えて、高速クルージングも快適だそうです。　このMクーペ、もうひとつの特徴として、そのスタイリングがあります。　少しアクの強いデザインもオーナーさんの好みで、ラゲッジスペースも広く、2シーターワゴンと表現したくなるような実用性も備えます。　距離は70000kmを超えたところですが、エンジンは好調、ボディもいまだしっかりしている印象で、まだまだ走りは楽しめますとオーナーさん、個性的なデザインとM3譲りの荒々しいフィーリングの走り、突出した要素を備えるクルマを望まれる方であれば、魅力と映る事でしょう。

【更新】
車検を継続致しました。車検整備の他、各油脂類交換済みです。

実車は群馬県前橋市にあります。