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BMW 3.0 CSI
1973
年式
車検
19年12月
走行
77,714km
備考
3オーナー 4MT ディーラー
長さ
4680mm
1680mm
高さ
1370mm
重量
1670kg
排気量
2980cc
取材日2007年5月23日
ジェントルなBMW 3.0 CSIの紹介です。

オーナー様は、この車の前に88年式のM6に乗っていたのですが事情があって売却し、しばらくはもう車中心の生活はやめようと思っていました。でもやはり自分のこだわりの最たるものである車が身近にないとなにか魂の抜けた人間になってしまったようで、日に日にこのままでは生き甲斐のないつまらない人生になりそうだという思いが募るのでした。

そんな時たまたま縁があって、栃木の方でもう十年も車庫に眠ったままで動かない、この車を譲っても良いという人に巡り合え、何度も持ち主のところに通い、譲っていただき、東京に帰れるだけの最小限の整備を栃木でしてもらい、恐る恐る東北道を走って帰ってきました。

 それからというもの、足掛け十年この車と共に過ごしてきました。といっても整備記録を見ていただければわかりますが、雨の日や真夏の炎天下、また、バッテリーが弱る真冬もほとんど乗りませんでしたので実際に走ったのは2万キロほどだそうです。

その間にお金を貯めては直したそうです。

25年間海のない栃木県にあり、大学教授と会社社長に大事にされていましたのでまだ下記の修理ですんでいるのかもしれません。

 インジェクションですのでどんな時でも一発で目覚めるエンジンは、古い車に精通しているとても腕の良いメカニックの人が管理していたこともあり、多分この車としては新車の時から見ても一番良い状態だといつも思えるくらい気持ちよく回ってくれていたそうです。

二年前の秋に青森、秋田、山形まで仕事で行ったのですが、ノントラブルで最高の走りをしてくれたそうです。

現代の車と違いエンジンの音も室内に入ってくるし、ハイテク装備は何もありませんが、とても魂に訴えるような6気筒のエンジン音と固めのサスから伝わってくる振動が、ガラス面積が大きいために得られる独特の広々とした視界とあいまって、現代の車では絶対に味わうことのできないドライブを堪能させてくれました。

オーナー様自身この車が9台目の車なのですがもちろん一番思い入れがあり、家族が呆れるほど愛情をそそいだ車だそうです。しかし体調(膝)の調子が思わしくなくマニュアルの車を運転するのが辛くなってきたそうです。

オーナー様が10年間、苦楽を共に過ごした、大切な車です。この車を大事にしていただける方に譲ります。

その証拠に98年11月に購入してからの整備記録の一部です

1 ) 99年 1 月 クラッチオーバーホール(部品交換)
2 ) 99年 4 月 マフラー(サイレンサー他部品含む)交換
3 ) 99年 5 月 クーラーコンプレッサー、コンデンサーオーバーホール
4 ) 00年 4 月 ショックアブソーバー交換、フューエルホース、フィルター交換
5 ) 00年 5 月 ドアストッパー交換
6 ) 00年 8 月 ブレーキパッド交換他、電気系統、ブレーキ、クラッチ等集中 整備
7 ) 01年 1 月 トランクウェザーストリップゴム交換、パワーステリターンホース交換
8 ) 01年 2 月 時計修理
9 ) 01年 5 月 クーラーコンプレッサー配管交換修理
10)01年 7 月 ミッション、クラッチオーバーホール(クラッチキット他交換)
11)01年11月 左右ガラスピラーウェザーゴム交換
12)02年 2 月 ラジオ、スピーカー、オートアンテナ交換
13)02年 5 月 エキスパンションバルブ交換、ベルト交換、ラジエターサブタンク組み付け
14)02年 6 月 ヘッドランプ部品交換、バキュームセンサー交換
15)02年11月 FRディスクパッド交換
16)03年 9 月 プロペラシャフト交換、ステアリングセンターリレーロッド交換他ステアリング周り修理
17)04年 4 月 剥離焼付け全塗装、シーリング、フードラバー等部品交換
18)05年 9 月 運転席シートレカロに交換
19)06年 2 月 ウインドウォッシャー修理、部品交換
20)06年 9 月 フューエルホース(エンジン内)交換

《外装》 昔ながらの懐かしい楔形のスタイル。全塗装されていて、美しい輝きです。
ボディ自体に問題になるように腐食はありませんでした。

《内装》 ダッシュボードもひび割れなく、運転席だけはレカロのシートで、特別に加工して搭載されています。エアコンもばっちり効いていました。オーディオはこの車の為に特別に交換し、スピーカーも交換されていました。

《エンジン》 セル一発で始動し、バランス取り去れたシルキーシックスは、驚くほどアイドリングも安定していて、これと言った問題は無さそうです。

《同乗》 ご好意により一回り乗せて頂いたのですが、本当に素晴らしい乗り心地で、街中の段差も突き上げ感が殆ど無く、程よいダンピングで走り抜けます。ドイツ車の原点の走りがここにあります。

車は東京都墨田区にあります。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 SOLD OUT
なつかしのBMW  
  後姿が美しい
  今も受け継がれるデザイン
   
レカロシート 内装のウッドが綺麗です
綺麗なダッシュボード
   
  トランクの裏まで本当に綺麗にしています。
 


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