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メルセデスベンツ 250GD 1989年式
車検 2019年6月 走行 68,000km 備考 新車並行車 5MT 複数オーナー ETC
長さ 3990mm 1690mm 高さ 1950mm 重量 1990kg 排気量 2497cc
取材日2018年10月10日

非常にレアな仕様のW460です。

ゲレンデヴァーゲンといえばご存知の通り、西ドイツのダイムラー・ベンツとオーストリアのシュタイア・ダイムラー・プフの共同開発により生まれた生粋のオフローダーです。

オフロードでの最大限の能力と安全性を主眼に開発された軍用車、その民生バージョンとして1979年(S54)にデビューしたゲレンデヴァーゲンは、あくまで軍用として最高の性能を発揮するべく、サハラ砂漠から北極圏をはじめとする世界各地でテストを繰り返され開発されたヘビーデューディなメカニズムを、その愚直なまでに箱型のスタイリングで包み込むことで得た格好よさも相まって、世界中の本物志向のオフロード愛好家から人気を博すこととなりました。

1990年(H2)に登場したマイナーチェンジ版となるW463からはより一層年を追うごとに高級化の一途を辿っていきましたので、無駄が削ぎ落とされたW460は同じゲレンデヴァーゲンでもより本格派のファンに支持され、現在も高い評価を得ています。

●● プロフィール ●●

こちらのお車は、数々のエンスー車を乗り継ぎ、現在も現行Sクラスや現行AMG-GT、1962年式(S37)190SL等を所有するオーナーさんが、2014年(H26)9月に都内ゲレンデヴァーゲン専門店にて購入したものになります。

購入時は50,000kmほど、現在は68,000kmほどですので、30年近く経つゲレンデヴァーゲンとしてはとても低走行となっています。

冒頭でも触れた通り、こちらのお車は非常にレアな仕様となっています。

ポイントとしては、

・日本未導入の250GD(エンジン単体としてもレアな直5ディーゼル•OM602)。

・正規輸入はされていないグレードなものの、メルセデスベンツジャパンのプレートあり(形式は"不明")。

・ディーゼルですがDPF装置取付無しでNOX規制クリア。都内など都市部でも登録可能。

・5速MT(MT自体が希少なうえに、通常は4速)。

・低走行

・右ハンドル・右ウインカー

・オーバーフェンダー無しのナローボディ(5ナンバー)

といった点が挙げられます。

なぜ日本未導入の250GDなのにメルセデスベンツジャパンのプレート付きなのかという点については、購入したショップさんも含め色々調べたとのことですが、結局真相はわからなかったとのことです。

おそらくメルセデスベンツジャパンが正規輸入を検討するためテストで輸入したものか、顧客の注文に応じ例外的に並行輸入したものと推察されるようです。

今はNGらしいですが、かつてはメルセデスベンツジャパンも本国仕様など日本未導入グレードやオプションなどを、予算や時間が許せば対応してくれたらしいので、そういったこともあったのかもしれませんね。

また、DPF装置の取付無しでNOX規制をクリアしている点についても謎ではありますが、おそらく試験の際にたまたま数値がクリアしていたか、検査官の裁量でOKとなったかではないかと思われるとのことです。

これは非常に大きなメリットで、通常であればDPF装置の取付と試験で百数十万円は掛かることが想定されますし、付けたら付けたで本来のパワー感が損なわれてしまううえ、定期的なメンテナンスの手間や費用が発生しますので、費用面もさることながら直5ディーゼル本来のフィーリングを味わえるという意味においてもとても価値のあるポイントですね。

現在は屋根付き車庫にて保管しており、購入以来オフロードの走行はないとのことです。

前述の通り複数台所有のため、使用はあくまで限定的とのことです。

●● 外装 ●●

フルノーマルが保たれています。

灯火類やモール類も良好で、欠品等はなさそうです。

小キズは散見され、ボルト頭やルーフモール等の一部に小サビも見つかりますが、目立つようなキズや凹みはありません。

購入時に新品の鉄ホイールに交換されており、また新品の純正リアマッドフラップと純正サイドミラーへの交換もされています。

塗装も基本的には良好ですが、部分的には経年なりの劣化があり、色褪せ等が見受けられます。

特に黒塗装部分や黒い樹脂パーツにはその傾向がありますが、全体の印象を損なうものはありません。

●● 内装 ●●

こちらもフルノーマルが保たれています。

後付けパーツはETCのみで、往時の雰囲気がしっかり残されています。

オーディオもナショナル製の当時物が付いていますが、ラジオはOKなものの、カセットは使ったことがないため不明とのことです。

エアコンをはじめとした電装品は全て問題なく作動します。

全体的にコンディションは良好で、ハードな使用はあまりされず丁寧に扱われてきたことがうかがえます。

購入時に天井は張り替えられているので垂れ等は全くありません。

また、シフトブーツは純正の新品に交換されています。

ダッシュにも割れはありません。

ウレタンステアリングやシフトノブ、トランスファーレバーにもスレは見受けられません。

多少汚れは見受けられるものの、フロアマットも良好です。

シートは、運転席にはややヘタリが、助手席には1か所シミがありますが、年式を考えるととても良好です。

ラゲッジスペースはリアシート裏側の荷物が当たる部分にやや小キズがあるものの、使用感が少なく良好です。

●● 機関・足回り ●●

基本的にフルノーマルです。

不調箇所はありません。

購入後の主なメンテナンスとしては、

・購入時エアコンリキッドタンク交換(純正)

・エアコンブロアモーター、ファン交換(純正)

・エアコンコンプレッサー交換(純正)

・エアコンエキスパンションバルブ交換(純正)

・冷却水漏れによるエンジンのヘッドOH

・排気ガス白煙対策 燃料噴射ポンプ交換

等が挙げられます。

基本的に細かい不具合でも発見次第専門店にて予算を惜しまずメンテナンスしているとのことです。

タイヤは、ヨコハマ・ジオランダーA/T-S 2014年27週が履かれています。

●● インプレッション ●●

現代の豪華絢爛なGクラスを見慣れた目からすると、この250GDの武骨なエクステリアからは、そんな現世欲には目もくれず徹頭徹尾走破性能重視といった強い主張が発散され、潔さと清々しさを感じます。

その点内装には軍用車の民生バージョンとしての成り立ちが、ファブリックのシートや内張り、フロアマット、エアコンやオーディオといった装備に垣間見られます。

もちろん現代のGクラスと比較すると質素そのものといった感じですが、軍用バージョンを念頭に置くとこれでも充分に乗用車仕立てなのだと気付かされます。

助手席にて試乗させていただきましたが、乗り心地はマイルドで、基本的には細かい振動はあまり拾わず大きな揺れで路面の凹凸をいなすといった乗り味で、そこがいかにも旧いオフローダーといった感じです。

ディーゼルエンジン特有のフィーリングも5気筒のせいか、助手席で乗っている分にはそれほど強く感じないと言いますか、良くも悪くもディーゼルのクセをあまり主張しない性格のようで、これなら自然と同乗者との会話が楽しめますし、疲労感も少なく済むのではと思われます。

スクエアなボディらしくラゲッジスペースもスクエアですから使い勝手はいかにも良さそうで、リアシートを倒せば大容量を確保でき、レジャーやビジネスでのユーティリティはバッチリでしょう。

そのあたりのチューニングがメルセデスの本領で、軍用車ベースでいかにも武骨かつ質素な仕立てであるようでいて、しっかり乗用車としての洗練や快適性も考え抜かれており、ひいてはそれが安全性につながるという、メルセデスの他のモデルとの共通性を強く思わせる車と言えますね。

●● まとめ ●●

メルセデスベンツジャパンが入れた非正規輸入車で、旧いディーゼル車なのにNOX規制対応という、他にはないレア要素を持つこちらの250GDは、ただのゲレンデヴァーゲンにはない非常に高い価値があります。

それは、エンスー的な視点でも所有する満足度が高いですし、実際使ってみるととても使い心地が良いでしょうから、相棒として永く使い倒すにも打ってつけの車であるとも言えましょう。

お車は、東京都北区にあります。

個人の為、消費税はかかりませんが、リサイクル料(12,880円)と月割りの自動車税のご負担をお願いいたします。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
495万円
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非常に希少な仕様のW460です。 
日本未導入の250GDですが、正規ディーラーが輸入しています。 
旧車のディーゼルですが、DPF無しでNOX規制をクリアしています。 
希少なMT、しかも5速です。 
ナローボディですので5ナンバー登録です。 
右ハンドル・右ウインカーです。 
走行距離も6.8万キロという低走行です。 
こんな仕様、探して出てくるものではありませんね。 
フロント周りからサイドにかけて良好です。 
 
塗装は基本的に良好なものの、一部劣化している部分もあります。 
 
黒パーツの色褪せもやや見受けられます。 
 
 
 
灯火類は全て良好です。 
小キズや小サビは散見されますが、目立つキズや凹みはありません。 
 
 
 
 
スチールホイールは2014年の購入時に新品交換されています。 
ガラス類も良好です。 
ミラーは新品交換されています。 
リア周りも良好です。 
マッドフラップも純正新品です。 
 
 
 
 
当時もののスペアタイヤカバー。 
正規ディーラーの証、MBJのステッカー。 
下回りも良好です。 
 
使用感の少ないラゲッジスペース。 
 
希少な直5ディーゼル、OM602です。 
W201の190D 2.5でも使われているエンジンです。 
正規ディーラーの証、MBJのプレートです。 
天井も張り替え済みです。 
乗用車ライクに仕立てられたインテリア。 
ETC以外の付加物はなく、オリジナリティ高いです。 
 
虚飾が廃されたシンプルなコックピット。  
 
リアシートへのアクセスは凝ったアクションになっています。 
とてもキレイなリアシート。 
 
ドア下やサイドシル下部も良好です。 
 


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