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メルセデス・ベンツ SL600 2003年式
車検 30年12月 走行 56,057km 備考 5AT 
長さ 4530mm 1830mm 高さ 1300mm 重量 1990kg 排気量 5513cc
取材日2018年1月3日

こちらのお車は非常に希少なR230型SL600ディーラー車です。

新車当時は同じ500馬力でもSL55AMGの人気が圧倒的で、SL600は殆ど輸入されませんでした。オーナーさんは当時知人が乗っていたSL55のワイルドさよりも、ジェントルでいて踏めば速い上品なSL600に惹かれ、納得のゆく個体に巡り合うまでに1年以上かけて探したとの話です。

約39000Kmで購入して6年間、下記の整備を行いながら大切に維持してこられたそうです。

主だった整備記録は以下の通りだそうです。

2012年3月 40800Km時

ATF及びATFスクリーン交換

フロントブレーキパッド交換 フロントブレーキディスクローター研磨

ブレーキフルード交換

2012年4月 41600Km時

ABCハイドロオイル濾過洗浄及びABC高圧ホース交換

トルコンオイルポンプ交換 トルコンコンダクタプレート交換

2012年11月 43000Km時

ATF及びATFスクリーン交換

ポーレンフィルター交換

2013年1月 43500Km時

メインバッテリー(VALTA AGMタイプ)交換

2013年4月 44500Km時

RECS施工 ワコーズF1添加

2014年5月 49400Km時

ABCフィルター交換

2014年5月 49600Km時

トランクダンパー交換

2014年6月 50500Km時

右フロントABCストラット交換

タイロッドエンドボールジョイント交換

右フロント内側PTSセンサー交換

2014年12月51800Km時

ATF及びATFスクリーン交換

ブレーキフルード交換

左右フロントコントロールアーム交換

前後ブレーキパッド交換(ダストレスACREユーロストリート)

2015年6月53800Km時

バッテリーコントロールユニット交換

右バンクイグニッションコイル交換

2016年11月54500Km時

ブレーキフルード交換

上記の他にエンジンオイルは5000Km又は1年毎に、オイルエレメントはオイル交換2回毎に交換しているそうです。

リコールはSBCも含め全て対策を実施してあり、SBCは1年毎にブレーキフルードの交換を指定されておりますが、年間走行距離が少ない為、車検毎に交換しております。

現状、機関、装備を含めて不具合は全く無いそうです。

前オーナーの時は分かりませんが、現オーナーさんになってからは、出先で小雨に振られた事は有ったものの、基本的に雨天未使用との事です。

V12は壊れると敬遠される方が見受けられますが、数多くの外国車を乗り継いで来たオーナーさんによれば、特にV12だからと言うトラブルは無く、逆にエンジン本体はV8やV6よりも丈夫ですと言っておられました。

ヤナセのフロントの方もこのV12は元々マイバッハの為に開発したエンジンなので信頼性は今までのV12とは別物ですよと仰っていたそうです。

但し、V12ツインターボエンジンは走行中の冷却は十分ですが、エンジン停止後の放熱が苦しく、ハーネスや補機類の劣化が進むことが激しい事からその様な評判が立ってしまったのではないのでしょうか?とのお話でした。その為にオーナーさんは可能な限りエンジン停止後にボンネットを開け、放熱するように心がけていたそうです。

市場では荒れた個体も多いR230型ですが、こちらのお車は車庫保管により外装に傷の無いのは勿論の事、ヤレも無く、内装も非常に綺麗で、大切に乗られていた事が感じられる1台です。

オーナーさんのご厚意で同乗試乗させていただきましたが、V12ツインターボのパワーは凄まじく、ワープ感覚!?を味わえました。街中の燃費は4Km/L程度と褒められた物では無いのですが、高速で長距離を走ると500馬力を楽しんでも8Km/L以上、流れに乗って淡々と走れば10Km/L近くは走るそうです。昨今のダウンサイジング500馬力カーと比べても燃費的には優秀かと思われます。

最高グレードSL600なので他のグレードとは違い、ダッシュはフルレザー、ピラーや天井もアルカンターラ仕様となっています。

ナビはアルパイン8インチナビが純正の様にインストールされており、地図は2016年度版との事です。リアラゲッジBOXの中にサブウーファー用のアンプが置かれています。これらはトータル60万円かけ業者に交換してもらったそうですが、バックカメラ・フロントカメラも含め配線の取り回しや、マイク・VICSビーコンの位置が気に入らなかった為、オーナーさんが少しずつ1カ月かけてやり直したそうです。

ステアリングはスポーツタイプのウッドと皮のコンビレザーに変えてあります。純正のノーマル形状コンビステアリングも有りますのでお付けします。

外装は古さを感じた前期型のフロントバンパーを中期型に近い形状のSL55AMG純正バンパーに変えてあります。オリジナルのバンパー・フォグランプ・フロントグリルも有りますのでお付けします。

また、現状の純正ホイールの他にSL55純正のAMGスタイリングXホイール前後一式もタイヤ付きでございますので、お付けします。但しSL600純正鍛造ホイールの方が圧倒的に軽く、乗り心地も良いとの事です。(パーツに関しては車には積めないものは送料だけご負担下さいとの事です。)

オーナーさんのご趣味で、サイドダクトのV12エンブレムを外し、リアエンブレムもSL350に変えてあります。エンブレムチューンは良く見かけますが、エンブレムデチューンを見たのは初めてです。オーナーさんによれば、殆どがエンブレムチューンのSL600なので、「本物か?」みたいに好奇の目で見られる事が多く、走行中だと相手をするのに疲れてしまい350仕様にしたとの話です。昔から「羊の皮を被った狼が好きだった」とのお話でした。外したV12のサイドダクトと600のエンブレムはパーツとしてお付けしますとの事です。

若い頃はポルシェで本気走りをしていたオーナーさんですが、年のせいか安楽な車が良くなり、乗る機会が年々減ってしまったので、大切にして頂ける方にお譲りしたいとの事です。

内外装の状態も申し分なく、機関もしっかりと整備されているこちらのお車はオーナー様の愛情たっぷり注がれてきた個体ですのでSLを探して要る方のみならず、クーペ、オープン問わず車好きならこのメルセデスV12を一度は所有してみることをお勧めします。

車は千葉県八千代市にあります。

個人売買の為、消費税はかかりませんが、月割りの自動車税とリサイクル費用はご負担下さい。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
SOLD OUT
画像クリックで拡大出来ます
ブリリアントシルバーメタリックです。 
フロントはAMGバンパーに変更。 
色褪せないデザインですね。 
 
SLはクローズド時のデザインが秀逸ですね。 
 
 
 
ヘッドライトレンズも綺麗です。 
 
 
塗装の艶も申し分ございません。 
トランクリッドも綺麗です。 
エンブレムデチューン? 
フロントカメラです。 
下廻りも綺麗です。 
 
ホイールはガリ傷なしです。 
洗車時にはホールを外してキャリパーも掃除するそうです。 
 
 
綺麗なエンジンルームです。 
インシュレーターも綺麗です。 
グリル取付部の爪が一部折れています。 
非常に綺麗な内装です。 
 
 
実走です。 
ナビは2016年に更新済み。 
コンソールのウッド類も綺麗です。 
 
運転席シートも綺麗です。 
傷つきやすい運転席サイドもこの程度です。 
殆ど使用感の無い助手席。 
 
助手席サイドの状態です。 
このスペースが室内の荷物置きに便利との事。 
オーディオのアンプです。 
スクリーンも綺麗です。 
後付の物も本体に傷がつかないように気を使っています。 
ルーフのアルカンターラも綺麗です。 
傷つきやすいスピーカー部もこの通り。 
サイドステップもこの状態です。 
 
  
取説も完備です。 
フロント対向8POTキャリパー!! ブレーキディスクも耳が出ていません。 
おまけの純正バンパーと純正グリルです。 
純正ウッドレザーコンビハンドルとV12エンブレム付きサイドダクトです。 
おまけのAMGスタイリングVホイールです。 


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