［メルセデスベンツ１９０Ｅ２.５-１６Ｖエボリューション１ＡＭＧＰＯＷＥＲＰＡＣＫ］個人売買情報

今回ご紹介するモデルは、1989年式のメルセデスベンツ190E　2.5-16V　エボリューション1です。それも「AMG POWER PACK」が設定された希少モデルです。
「AMG POWER PACK」は、カタログ上にはなく、カスタムオーダーメイドで作成されたようです。

エボリューションモデルは、ご存知のようにDTMのホモロゲ獲得のために規定台数の500台生産され、大型スポイラーを前後に装備、オーバーフェンダー、車高調整式サスペンションなどを装備していますが、パワーユニットは通常の2.5-16Vと同じです。

「AMG POWER PACK」は、ホッターカムシャフトと大型スロットルボディの採用、点火系、燃料系および吸排気系の最適化により、25PSアップしているとネットの掲載がありました。EVO2より若干パワーが落ちるようです。エンジンのカムカバーには「AMG POWER PACK」の文字もあります。

EVO1は、日本には正規モデルとして5台入ってきているそうです。その後並行車が入ってきていますが、「AMG POWER PACK」は何台入ってきているのかわかりません。
オーナーさんが購入したときに、国内にあと2台あるという情報があったそうですが定かではありません。
EVO1は情報があるのですが、「AMG POWER PACK」はわからないことが多いですね。でも、希少な存在であること間違いありません。

さて、オーナーさんは、この「AMG POWER PACK」を購入したのは1999年、大阪の有名なショップからです。
それから約15年前、色々あったそうですが、お付き合いをしてきたそうです。

走行距離は、3年くらいメーターが止まっていた時期があり、不明です。

お近くになんでも修理できる（言いすぎかな？）修理屋があり、今まで維持できているのは、その修理屋のおかげだそうです。

【ボディ】
ボディカラーは、定番のブルーブラック、5～6年前に全塗装しています。クリアも残っています。前後のオーバーフェンダーは、カーボン製です。
バンパーのゴム部分は経年劣化が見られます。また、各ウインドウガラスのサッシも曇りが見られます。

【インテリア】
経年劣化が見られます。ボディ、機関の修理に重きをおいたことで内装には手が回らなかったそうです。前後のシートは、本革シートです。フロントシートのサイドサポートは、擦れによる破れが見られます。リヤシートは、縫い目のほつれのため、裂けている箇所があります。ドアトリムは、EVO1のものではなく、通常の2.5-16Vのものが取り付けてありました。オリジナルのものもあるのですが、少し劣化があるため、交換しています。
インパネパッドに割れはありません。
インパネのウッドパネルは、過去のオーナーさんが装着したものです。少し、ウッドに劣化が見られます。
ステアリングホイールとシフトノブは、オリジナルではありません。（オリジナルは無し）

【機関】
現状、特に不具合はないそうですが、エンジンオイル漏れが多少見られます。
エキゾーストマフラーはステンレス製に交換しています。そのせいか、エンジン音は少し迫力がある音を聞くことができます。

【足回り】
リヤサスペンションを5～6年前にオーバーホールしています。
もちろん、オートレベリング機構も作動します。

【現状の不具合】
・オイルプレッシャーゲージが正しく作動しません。（いっぱいに針が振れた状態になる）
・燃料計の指針がたまに振れることがあります。
・ときどきエンジンの始動性が悪いときがあるそうです。

【メンテナス】
現オーナーさんが実施したメンテナスを以下に紹介します。
エンジンオーバーホール（腰上）
・そのときピストンを交換
トランスミッション載せ換え（品番同年代のもの）
クラッチオーバーホール
真鍮製のラジエターをワンオフで作成
ウォーターポンプ交換
ステンレス製エキゾーストマフラーに交換
リヤサスペンションオーバーホール
オールペイント
A/Cコンプレッサー交換

毎日、通勤に使用していますので走行距離が延びることをご承知おき願います。（月平均700km走行）

車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。

リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。