［メルセデスベンツ　A124　E320カブリオレ］個人売買情報

メルセデス　Ｅクラス　１２４シリーズの隠れた名車　Ｅ３２０　カブリオレです。
ワゴン、セダン、クーペ、ディーゼルや５００Ｅなどなど、豊富なバリエーションからチョイスができた１２４シリーズにカブリオレが存在し、当時は１０００万円を超える価格でリリースされました。

Ｅ３２０カブリオレの存在を知る人は少なかったようで、「通」が好む存在だったのでしょう。

日本では９３年と９４年にデリバリーされましたが、あっという間に完売したとのこと、人気が高かったようです。

クーペベースのカブリオレは、室内空間に不満なく、大人が４人乗車しても窮屈さを感じることがありません。
必要十分なレッグスペースとともに、オープンにして開放感を楽しみ、クローズドにして移動をしても「窮屈」や「うるさい」との声もなく、きちんとした空調関係の恩恵で「寒い」「暑い」など同乗者からの苦情はないとのことです。

トランクにはゴルフバックも積載が可能です。

クローズド状態で法定速度を遥かに超える高速道路での巡航でも、オープンカーにありがちな幌のばたつきによる不快さは全く無く、ヨーロッパの高速道路の速度域を念頭に置いた、しっかりした設計と造りがなされています。

リヤのヘッドレストが転倒時などに瞬時に伸び、安全が確保されるように設計されていて、メルセデスらしい安全への配慮といったところでしょう。

オーナー様が購入されたのが、２４年６月　走行距離約８８０００キロ。多々の整備記録が紙面で残るしっかりした車体を選定し購入されたとのこと。購入されてから、不具合と車検整備も含めて、更に約９０万円ほどの整備費用を掛けられています。
ウィークポイントで、購入の際に気になるハーネス類も、全て交換済みとのことです。

これらの整備記録等はファイリングされ、きちんと残されています。

最近では、ステアリングをウッドに変更され、温度計とバッテリーを交換されています。

室内は僅かにウッドのクリアー部分にヒビがあるものの、概ね良い状態です。
ブラックレザーのシートも、ドライバーズシートに少してかりが出ている以外は、助手席とリヤシートは使用感の少ない良好な状態と言えます。

外装に目立つキズは、フロントバンパーの左角にある程度で、これは前のオーナーによるもので修理をせずそのままにしてあるとのことです。

塗装も十分に艶があり、クリアー剥げなども見受けられませんでした。

幌生地も電動開閉動作も問題ありません。
リヤウィンドはビニールではなくガラス製ですので、視認性の低下もなく、破れの心配もありません。

空調や他の機関等に問題はないとのことです。

ホイールはW２１０の１６インチをチョイスされていて、フロントグリルはS６００用に変更されています。

不具合は以下の軽微なものです。
・オートアンテナが動かないので、現在は下げた状態でコネクターを抜いてあります。
・助手席のヘッドレストが電動で上下できません。

Mercedes-Benzのロゴが入った純正のCDチェンジャーが、トランクに装備されております。

付属品は
・キーレス等のスペアキー
・日本語の取扱い説明書
・ボディーカバー
・ノーマルのハンドル
・ノーマルフロントグリル

どうしてもこの年式になると、購入後に不具合がでて、購入金額と同等ほどの出費が嵩むことが懸念されますがこのカブリオレはしっかりした整備がなされていた記録が残り、現在状態がよく、快適にドライブができ当面の出費が押さえられる車両かと思います。

現在の走行距離が約９２０００キロほどですので、購入後に４０００キロほど楽しまれましたが、乗る機会が少なく増えすぎた車両の整理のため、お気に入りとのことですが、売却を決意されました。

稲穂が実り、空が夕日に染まる長月の信濃の街を流すカブリオレを、助手席で体験させて頂きました。
標高の高い長野の乾いた風が心地よく、涼を得るのに空調を頼る必要はありません。
走行中の会話がつい大きな声になることもなく、バイクのように風と一緒に過ごす時間はオープンカーの特権、とても至福なひとときでした。
シフトショックも減速時のショックも皆無で、しなやかなサスペンションは音でその存在を訴えかけるようなことはありませんでした。

現在も使用しているため、走行距離は伸びます。

リサイクル券と自動車税の月割りはご負担をお願い致します。

実車は長野県　松本市にあります。