オースチン・ヒーレー・スプライトMk-1 |
1958年式 |
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車検 30年7月
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走行 不明(メーター読み:3,461miles)
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備考並行車、初年度登録昭和61年、右ハンドル、4速マニュアル車、オールペイント、内装レストア、機関良好、極上車、ETC |
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長さ 3400mm |
巾 1350mm |
高さ 1160mm |
重量 650kg |
排気量 940cc |
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取材日2017年8月8日 |
【オースチン・ヒーレー・スプライトMk-1について】
1958年、英国のBMCとドナルド・ヒーレー・モーターが共同で作り上げた傑作車がオースチン・ヒーレー・スプライト・Mk-1です。その愛嬌のあるスタイリングから"フロッグアイ"米国では"バグアイ"、そして日本では"カニ目"という愛称で知られています。モノコック構造の軽量2シーター・オープン・ボデーにSUツインキャブを装着させた4気筒OHVの948ccユニットを搭載し、4速ギアボックスを介し46ps、最高速度130km/hを発揮します。多くのファンを魅了したスプライト・Mk-1でしたがその生産期間は短く、61年には次期モデルのMk-2へと移行してしまいました。しかし、現在でも世界中のモーターファンから親しまれる名車といえます。ちなみにスプライトとは「妖精」という意味です。
【ご紹介する車両について】
今回ご紹介する車両は、オースチン・ヒーレー・スプライトMk-1です。
現オーナーさんは、趣味の車(エンスー車)として昨年購入します。
この車、アシュレイ社のハードトップ付き、大変珍しい個体となります。
購入時に気になる個所があり、パーツをイギリスで調達し、仕上げていきます。
まずは幌とトノカバー、留め具がなかったため、ポンチなどを購入し、自作します。
と言っても穴を開けて、位置を合わせただけです。
ヒーター用にダクトが装備されていませんでしたので、パーツを購入し、装着します。
そしてウォッシャーの設置です。イギリスからウォッシャータンク、ウォッシャースイッチ、ホースを購入し、装着します。などちょっとしたモディファイです。
でもこれが楽しいというオーナーさんです。
【ボデー】
ボデーカラーはアイボリーですが下周りを見るとレッドが残っていますので、おそらく元色はレッドだと思われます。
オールペイントをしていますのできれいな状態ですが、塗装の割れと欠けが見られます。
フロントグリル、ワイパーアーム、リヤバンパー、ヒューエルタンクキャップ(キーロック付き)は新品と交換していると思われます。
幌、トノカバーとも新品です。
フロントにルーカスのフォグライトが付いていますが配線はありません。
アシュレイ製のハードトップはいい状態です。
左右のドアウインドウガラスがありますのでお付けします。
窓はアクリル製でスライド式です。フロントバンパーはありません。
【インテリア】
内装のトリム、フロアカーペット、シートなど張替えてあると思います。
メーター、スイッチ類に不具合はありませんでした。
シートベルトは装着の義務はありませんので装着していませんが、1個ストック(社外品)がありますので必要な方にはお付けします。
強制用のラジエターファンスイッチが後付けで装備されていました。
エンジンスタートはダッシュボード中心のキルスイッチON→スタートボタンを引いてエンジンを掛けます。
【機関】
1000ccエンジン、SUツインキャブ、4速マニュアルミッション車です。
燃料系は機械式ポンプから電動式ポンプに変更しています。機関の調子は、いいようです。
■エンジン仕様
種類:水冷直列4気筒OHVエンジン
排気量(cc):948cc
最高出力(PS/rpm):46/5300(SAE)
最大トルク(kg・m/rpm):7.2/3300(SAE)
【インプレッション】
走りの印象ですがボデーが小さい(または軽い)ので動きがクイックに感じます。絶対スピードは速くはないのですが体感スピードはメーター表示より速く感じます。スピードを上げてコーナーを駆け抜けるときに少しリヤタイヤが横にスライドしますが修正の効く範囲でコントロールできます。楽しい車ですね。
車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。
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以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。 |
SOLD OUT |
画像クリックで拡大出来ます |
人気のカニ目です |
フォグライトがカフェレーサー風 |
色がアイボリー、色々とモディファイできます |
トランクがない分、スタイリッシュ |
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完全なオープン状態 |
幌を付けた時のフロントビュー |
幌を付けた時のリヤビュー |
幌はホワイト、お洒落な感じを受けます |
幌は新品です |
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ハードトップを付けた時のフロントビュー |
ハードトップを付けた時のリヤビュー |
アシュレイの希少なハードトップです |
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カッコイイ、サイドビュー |
メッキはきれいです |
サイドガラスはアクリルでスライド式 |
テールライトLH |
テールライトRH |
塗装の割れ@ |
塗装の割れA |
塗装の欠けをタッチアップ処理 |
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アンダーボデーLH |
アンダーボデーRH |
インストルメントパネル |
見慣れたスミス製のメーター |
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センターがキースイッチ、セルはSスイッチ |
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状態のいいシート |
スペアタイヤはここに収納 |
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ドアトリム、内側にドアの開閉ノブ有り |
幌の内側 |
トノカバーも新品、ホワイトカラーです |
強制ラジエターファンを装備 |
エンジンルーム |
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SUツインキャブ |
エンジンオイルパン部 |
タイヤサイズは155SR13 |
フロントサスペンション部 |
リヤサスペンション部 |
リヤアクスル |
エキゾーストマフラー |
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この車両のお問い合わせは
エンスーの杜 愛岐オフィス
TEL/090-4853-3008(アサカワ)
またはEメール↓にて
エンスーの杜車両問い合わせ
asakawa-m@msh.biglobe.ne.jp
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