オースチン　ヒーレー　１００－６（ＢＮ４）　【個人売買】

オースチン　ヒーレー１００は１９５２年ロンドンモーターショーにヒーレー親子が出品したショーモデルでした。
これに目をつけたオースチン社により正式に生産されることになり、１９５３年に発売が開始され、北米を中心に大ヒットしたスポーツカーです。
１９５６年に従来の４気筒エンジンの生産中止により、ＢＭＣ　ＣタイプのＯＨＶ直列６気筒２６３９ｃｃエンジンを搭載し１００－６となりました。２＋２は型式「ＢＮ４」で、１９５８年には２シーターの型式「ＢＮ６」も加わっています。

ご紹介する車両はオーナー様が１９９９年にイギリスへ所用で訪れた際、現地のショップから直接買い付けされたそうです。なお購入した時点で同ショップに於いて、左ハンドルから右ハンドルへ換装済み車両（元はドイツに在った個体）だったそうです。
国内初年度登録も１９９９年となっています。
２００４年に一旦登録抹消されています。
その後はメンテナンスを依頼しているショップへ預けていましたが、同ショップにて２０１０年から３年掛けてボディを塗り直しました。（その際、イギリスで左右リアフェンダー前方部分がＦＲＰで補修されていた事が判明し、新たにワンオフで該当部分を鈑金で造り直した為に時間が掛かったそうです。）
２０１３年３月に再登録され、その後の走行は４００マイル程です。
※２０１５年３月２７日の車検満了を持って登録抹消します。

◆購入後の変更点
・電動ファンの追加
・メインスイッチ追加
・バックランプ＆スイッチ追加
・フューエルフィルター追加
・アルミ製燃料タンクに換装（ノーマル鉄タンクあり）
・燃料ポンプ交換
・バッテリーカットスイッチ追加
・ＥＴＣ
・電源用としてシガーソケット×２設置
・トランクルーム照明追加
・メーター照明（ＬＥＤ）設置
・ラジエータサブタンク追加
・エンジンルーム内に予備電源配線敷設
・ルーカス製フォグランプ追加
　※ランプステーは見た目（余計な補強ステーを失くし）と機能（光源のブレを制御）を考慮した自作品です。
・サイドウインドウのスライドロック自作（アルミ窓枠は腐食があったためブラック塗装しました）
・前後ウインカー等のパッキン交換
・フロントウインドウ下部ゴム交換
・フェンダーミラーからドアミラーへ変更
　※当初ルーカス製を予定していましたが平面鏡だったので、使い勝手を考慮し国産の凸面鏡タイプを装着しています。

◆その他
・元々は左ハンドルなので、ドアロックは右ドアを内側からロックした上で左ドアをロックする形になります。
・トノカバーあり。
・予備バンパー１本あります。
・雨天未使用車です。
・車庫保管
・ウインカーのオートキャンセル機構が働かない事が多いそうです。
・貴重なオリジナルのジャッキ付（オーナー様にて塗り直し）
・オリジナルの＋アース仕様です。
・２０１２年第２５週製造　ブリヂストン　スニーカー　１６５／８０Ｒ１５
・オイルエレメントはオイル交換毎に交換しています。
　※モービル１の１５Ｗ－５０から０Ｗ－４０に粘度変更したところ、冷間始動性の改善とアイドリングの安定性の向上が見られたそうです。

過去に某英国車専門店により数台の登録実績がある事により、車体からはみ出るノックオンホイールでも問題なく登録出来たそうです。後に発売された通称ビックヒーレーはタマ数がそれなりにありますが、この１９５７年式のＢＮ４は相当珍しいものと思われます。

実車は岩手県一関市にあります。

ＳｏｌｄＯｕｔ

上記の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成されたものです。極力、欠点なども含めて記事を作成しておりますが、なにぶん１時間程度の取材時間で作成したものですし、オーナーさんの中には問題点を把握していなかったり、不具合箇所がお話から漏れてしまう事もあるかもしれませんので、実車の状態と違う箇所が存在する可能性もあります。また、整備履歴・修復歴や車の状態などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありませんので、ホームページの内容は参考までにご覧いただき、出来る限り見学され、購入者本人の眼で確認の上、自己責任で購入をお決め下さい。
エンスーの杜より無理に購入を勧めることはございません。

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		ルーカス製ヘッドライト

		ボンネットインテークモールに凹み





リアスクリーンは若干くすんでいます。







スライド窓の自作ロック機構

ＬＥＤメーター照明（庇形状）

		左リアフェンダー後方







		バッテリーカットスイッチ

アルミタンク



		サブタンク追加

電動ファン追加		電動ファンコントローラー

オリジナルのジャッキ（レバーは汎用）