大変きれいなアルファGTのご紹介です。
これまでにも、欧州車、とりわけスポーツカーを中心に数多くの車に乗ってきたオーナーさん。
人とカブラず、運転が楽しそうなクルマを探してイタフラ専門店より1オーナーの現車を購入し、現在に至ります。
オーナーさんが購入したのは2014年の11月です。
数あるアルファの中でも、このアルファGTは台数が少ない為、滅多に同じ車に出会わない事、また、この限定カラーは更に希少性を高めてくれますので、オーナーさんが求めた、「人とカブらない」にベストな車だったそうです。
また、現車購入の大きなポイントになったのは、前オーナーにより、しっかりとメンテナンスが施されていた事です。
以下、購入前及び現オーナーさんの購入後の大きなメンテナンスの抜粋です。
2004年11月 正規ディーラー車として登録
2013年10月 セレスピードの交換(セレユニット、クラッチ一式交換) 73400km
2013年11月 エンジンオーバーホール(コンロッドメタルの1、2番、カムシャフト、タイミングベルト、ウォーターポンプ交換)
2014年9月 77000kmまでワンオーナーで使用された車両
2014年11月 現オーナーさん購入、納車整備77000km
2015年11月 車検時追加整備81800km
(ミッションオイル、エンジンオイル交換、エンジンコンディショナー処理、エアコンフィルター、エアエレメント交換ほか)
2016年1月 サスキット交換(ビルシュタインB12)83000km
2016年4月 Xベルト交換、スロットルバルブ清掃
2016年6月 バッテリー交換85000km
2016年8月 エンジンオイル交換
2016年9月 ガソリン添加剤注入(Motul) 87000km
以上です。
前オーナーさんも大きな整備から細かなところまで手を入れられており、かなりの愛情をもって維持されたのがよくわかる車両だと思います。
以下、その拘りのパーツですが、ほとんどが前オーナーさんによるモデファイです。
【外装】
・フロント・リアバンパー交換(イタリア本国純正OP. CuoreSportivo)
・リアトランクスポイラー装着(イタリア本国純正OP. CuoreSportivo)
・リアウインドスポイラー(NOVITEC X-Supero)
・ヘッドライトユニット交換( ASSO Cuore3連 147用加工取り付け)
・フューエルリッド交換(ASSO カーボンFORCE-G)
・ドアミラーカバー装着 純正クロームカバー
・クワドリフォリオエンブレム Mito用
・ルーフブラック塗装
・仲林工業 製のワンオフ製作 専用ボディカバーが付属します。
【内装】
・ダッシュアッパーパネル 純正オプション
・パドルシフト TEZZO F1タイプ アルミ製
・アルミペダル、アルミフットレスト NOVITEC
・レザーシフトノブ MOMO製
・ユピテル レーダ探知機
・DVD ナビ(データ古い且つ、モニターチルト不調のためおまけ程度)
・ETC
※前オーナーはシートをレカロに交換して乗られていたようで、現在装着の純正シートは使用年数が少ないせいか非常に状態が良いです。
【足回り】
・アルミ アウトストラーダ製 鍛造ホイール(軽量です 約7kg/本)
・サスキット ビルシュタインB12
・ブレーキパッド ASSO ノンダストパッド
・エンジンアンダーカバー REDPOINT
(純正サスキット付属します)
【排気】
・マフラー交換 ファブリル製チタンType-Uマフラー
【その他】
・リアタワーバー ASSO製FORCE-G カーボン
・強化トルクロッド ASSO製FORCE-G
見た目も中身も非常に拘りをもって仕上げてあるので十分にアルファを楽しめる車両だと思います。
しかしながら、大きなトラブルは無いものの、小さなマイナスポイントはオーナーさんよりコメントを頂いておりますので列記致します。
1.オーディオ
購入時からラジオ受信が上手くできません。
アンテナ(取り換えてあるもの)の性能が良くないのかもしれません。
CDチェンジャー(10連奏)がトランク内に装備されていますがCDを認識しません。
メインパネル上のCDドライブは正常に認識、再生します。
2.エンジン
(1)エラーメッセージ
気温が低い冬場(氷点下近くの早朝)はエンジン始動時に「Motor Control System Failure」のメッセージが警告音(ピーピー)と共にでることがあります。
しばらく暖気していると消えるときもありますが、急ぐ場合はそのまま走行しても問題はありませんでした。
(2)エンジンストール
やはり冬場ではエンジンが温まっていないとき(駐車場から出ようとするときなど)の低速、アクセルオフ、ハンドル舵角あり状態でストールすることが4回ありました。
いきなり、重ステ状態になって、それでストールに気が付くという状況でした。
ストール発生後はイグニッションキーのオフ、オンで何事もなかった様に再起動できます。
(1)、(2)とも、点検に出すのですが事象がエラーログに残っていないため、原因究明、対策はできていません。
12年経過、9万km近く走行している、直噴エンジンの個体ですのでアルファロメオにある程度慣れている方が乗られることが望ましいと思います。
3.その他
左のサンバイザーの戻りスプリングがゆるくなっており、収納時に天井くぼみにピタッとフィットせず少し隙間が空きます。
リヤウインドウスポイラーのクリア塗装が一部が白化している箇所があります。
現オーナーさんも細かなところまで把握されて、非常に大切にされてきた現車ですが、東京から地元に帰られ、生活環境の変化に伴い、車両整理の為売却されます。
車は広島県福山市にあります。
個人のため諸費用等はかかりませんが、リサイクル料17,640円、及び自動車税の月割り分は別途必要です。
※陸送費、登録に関する費用等は別途必要です。