スパイダーは非常にライフサイクルが長いモデルであり、オリジナルモデルは1966年にデビューしたデュエットと呼ばれるモデルで、1993年に生産が終了するまで実に27年間も基本コンセプトを変えずに生産されました。
1989年にデビューしたこの第4世代のスパイダー2.0は、ボディ同色の前後バンパーや当時のフラッグシップカー164と同じイメージのテールランプを用いるなど、エクステリアを現代風にアレンジし、軽合金ホイール、エアコン、タンカラーの本革シート、運転席エアバックなどを採用してプレミアムな雰囲気を打ち出している最終型の最終年のお車です。
現オーナー様は、８年前に東京のアルファ専門店にてボディー状態も最上級のこちらのオススメ車を購入され、購入後もガレージ保管にて雨天未使用、禁煙など状態維持にも拘り、５千ｋｍ程しか乗られておりませんが、メンテにも十分気を遣われ大切に保管されてきた事から、状態もとても好く、トラブル等は無かったとのことです。
また、車検が切れてからは、自宅付近のスペースにて走行維持を心掛け、バッテリーを外した２年前からは、手押しによる走行を継続されて来られたとのこと。

【 外 装 】
アルファでは珍しい希少なホワイトの塗装は、２３年前のモノとは思えない程、色合いも良く光沢もあり、実に好印象なお車でした。気になる箇所としては、どちらも目立たないですが右ドア下の塗装剥げと左リアバンパーの塗装の補修跡を見つけられた程度です。他には、エクボや凹み、キズやサビなどは見つけられませんでした。
また幌は、購入時から状態が良い事や、購入後も防水加工やクリアスクリーンの曇り防止加工も施されていますので、状態が良くとても綺麗でした。また、このお車で唯一オリジナルからの変更箇所でもあります、マフラーをステンレスへ交換されていますので、サビの心配も御座いません。
尚、ライトがオリジナルの黄色いままですので、夜間走行は若干暗いですが、球の交換も可能なため、夜も運転される方は交換をお勧めします。

【エンジン】
エンジンもバッテリーを外すまでは、不都合無く極めて良好な状態との事です。
気になる箇所としては、若干のオイル漏れはありますが、メモリが減る程は無く、気に成らない程度との事でした。
尚、ｶﾞｿﾘﾝ臭がするアルファが多い中、こちらのお車は感じませんでした。大切な方とのドライブでは、結構大事なポイントですよね！

【 内 装 】
内装も全体的にとても綺麗です。また、シートなど全体的にオリジナルを維持されています。
また、シートの汚れやスレ、破れなど気になる箇所は見られず、メーター周りやダッシュボード周りの割れなども確認出来ませんでした。尚、不動前は電気系統も問題なくご利用頂ける状態であり、不具合は無いとの事でした。

【足回り】
足回りもオリジナルを維持されております。
タイヤは前後ともミシュランのMXE　GREEN（１８５/７０Ｒ１４）で、山は８部程度残っています。

オーナー様の販売理由としましては、所有車両の台数整理で今回は泣く泣く掲載を決意なさったとの事です。今回のお車は、ボディーも本当に程度の良いお車でしたので、この年代のアルファをお探しの方にはとてもオススメです！

お車は茨城県の潮来市にあります。
個人売買の為、消費税などはかかりません。
別途、自動車税４５，４００円の月割り額とリサイクル券料１３，１４０円をご負担頂きます。