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アルファロメオ2000GTV 1973年式
車検 一時抹消(28年7月) 走行 50,352km 備考ディーラー車(伊藤忠オート)、左ハンドル、オリジナル、クーラー付き、5速マニュアル、4輪ディスク・ブレーキ、CDデッキ、ETC
長さ 4400mm 1580mm 高さ 1310mm 重量 1010kg 排気量 1960cc
取材日2016年6月2日

【アルファロメオ ジュリア・スプリントGTについて】
戦後のアルファロメオを代表する中核モデル「ジュリエッタ」シリーズの後継として1962年に発表された「ジュリア」シリーズのクーペバージョンとして1963年にデビューしたのがジュリア・スプリントGTです。
ボディデザインを担当したのがベルトーネのジョルジェット・ジウジアーロです。
総アルミ製直列4気筒DOHC1600エンジンなどメカニズムは基本的にジュリエッタから踏襲されましたが、トランスミッションが4段変速から5段変速へ変更、ブレーキが4輪ディスク・ブレーキになるなどの進化を遂げました。
そんなジュリア・クーペに初めて大きな変更が加えられるのは'68年のこと。1750GTVの登場とともに“フラットノーズ”と呼ばれるボディ・スタイルが採用されました。
その後も様々な改良を加えられながらジュリア・シリーズは1977年まで生産され、シリーズ合計の総生産台数が21万台以上を数えるベストセラー・モデルとなりました。

【今回ご紹介する車両】
1973年モデルのアルファロメオ2000GTVです。当時のディーラーである伊藤忠オートで輸入された個体です。当時、伊藤忠オートの方針によりほぼ右ハンドル仕様でしたが、この個体は希少な左ハンドル車です。
現オーナーさんは、約4年前に個人の方より購入いたします。購入したときは、レース仕様(バンパーレス、シートなし、小径ハンドル、ローダウン、ファンネルなど)になっていたため、ノーマル仕様に変更、現在の状態まで仕上げます。ほぼ、オリジナル状態だと思います。
売却理由は、車庫整理です。

【ボディ】
前オーナーさんが全塗装をしているそうです。ボディの状態はクリアもあり、良いコンディションだと思いました。サイドシルやジャッキポイントもしっかりしていました。
バンパーのメッキは、いい状態です。おそらく新品で取り付けていると思います。
その他のメッキパーツもいい状態です。
ホイールはスチールホイール、メッキがきれいなホイールキャップは新品です。
フロント左フェンダーに塗装の浮きが見られました。また、リヤのホイールアーチ部にわずかですが擦りキズがありました。

【インテリア】
きれいで、いいコンディションの内装です。インパネパッドに割れはありません。
シートは、レザー製でヘタリや擦れはありませんでした。
インパネセンターに8トラカセット付きのラジオがありますが、これは聞くことはできません。その代わりにグローブボックス内にCDデッキを装備しています。
アンテナは電動式で、別スイッチが設けてあります。
ハンドルは、ウッド製で新品です。
フロアカーペットを新調し、貼り直しています。
そしてクーラーが装備しています。ただし、ガスが抜けるそうなので定期的なガスチャージが必要です。
タコメーターの動きが少し悪いようです。たまに指針が動かないときがあります。

【エンジン】
機関に不具合はないそうです。キャブレターはソレックスを装備していました。
週に1回ぐらいのペースでエンジンを掛けているそうです。
バッテリーは、トランクルームに移設し、キルスイッチを装備しています。
■エンジン仕様
形式:直列4気筒DOHC
排気量:1962cc
最高出力:132PS/5500rpm
最大トルク:19.1kgm/3500rpm
トランスミッションは、5速マニュアルです。

【足回り】
FRレイアウトの駆動方式、サスペンションはF/ダブルウィッシュボーン、R/トレー­リングアーム、ブレーキはF/Rともディスクです。
ひと通り整備が入った足回りです。
タイヤサイズ:175/80R14

【メンテナンス】
記録のあるメンテナンスを以下に記します。
2012/07/03
・車検整備
・エンジンオイル/フィルター交換
・ブレーキオイル交換
・冷却水交換
・サイドミラー交換
・キャブレターOH
・トランスミッションオイル交換
・デフオイル交換
・エキゾーストマフラー交換
・前後ショックアブソーバー交換
・ディストリビューター交換
・ウォッシャー一式交換
・テールレンズ交換
・点火プラグ交換
・プラグコード交換
・ラジエター交換
・クーラー高圧ホース交換
・クーラーガスチャージ(R12)
・トランスミッション1番、2番、3番シンクロメインシャフトベアリング交換
・トランスミッションバックギヤ交換(中古)
・クラッチ3点交換
・トランスミッションフロント/リヤシール交換
・エンジンマウント交換
・トランスミッションマウント交換
・プロペラシャフトセンターサポート交換
・プロペラシャフトセンターベアリング交換

2014/07/22
・車検整備
・フロントストラットバーブッシュ交換
・クーラーガスチャージ(R12)
・オーディオ取り付け
・スピーカー取り付け
・トランクゴム交換
・ハンドルボス交換
・ウインカーレバー交換
・メーター照明バルブ交換
・プラグ交換
・間欠ワイパー取り付け
・左右ドアガラス調整
・左右ドアガラスレール修理
・ルームランプバルブ交換
・シートベルト交換(中古)
・プロペラシャフトセンターベアリング交換
・左右フロントディスクパッド交換
・左右フロントディスクローター研磨
・左右リヤディスクパッド交換
・左右リヤディスクローター研磨
・サイドブレーキシュー交換
・リヤシャフトブーツ交換
・バッテリーカットスイッチ取り付け
・エンジンオイル交換

2015/01/17
・バッテリー交換

2015/03/06
・キャブレター調整
・サイドブレーキ調整
・イリジウムプラグ交換
以上

少し試乗させていただきました。軽量なボディをトルクのあるエンジンで走るのは楽しいものです。そしてソレックスの吸気音、エキゾーストノート、五感に響くものがあります。いいですね!!

現在、倉庫に保管、雨に濡れることはありません。

車は愛知県にあります。
個人売買の為、消費税などかかりません。

リサイクル費用は、別途、清算させて頂きます。
以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 SOLD OUT
画像クリックで拡大出来ます
塗装はいいコンディションです
 
 
メッキパーツは輝きがあります
アルファロメオ伝統の盾マーク
 
 
 
 
 
 
 
ホイールアーチ部の擦りキズ
塗装の浮き
きれいなアンダーボディ
美しいサイドビュー
ドアトリム
運転席周り
メーター類
懐かしい8トラのカセットデッキ
フロアコンソール
 
吊り下げ式クーラー
 
運転席シート
助手席シート
リヤシート
ABCペダル
天井
リヤスピーカー
エンジンルーム
 
 
 
クーラーのコンプレッサー
ラジエター
まだ新しいエンジンマウント
ソレックスツインキャブ
エンジンオイルパン部
トランスミッション部
スチールホイールとホイールキャップ
トランクルーム
ジャッキ
移設したバッテリー
スペアタイヤ
リヤディファレンシャル
フロントサスペンション
リヤサスペンション
エキゾーストマフラー
 


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 愛岐オフィス
TEL/090-4853-3008(アサカワ)

またはEメール↓にて
エンスーの杜車両問い合わせ
asakawa-m@msh.biglobe.ne.jp

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