［アルファロメオ 156 2,5 V６アルファロメオ 156 2,5 V６］個人売買情報

名門アルファロメオの中にあって、最もヒットしたと言われる156です。
155の後継モデルでありながら品質は飛躍的に向上、直線基調であった75や155に比べ滑らかな曲面で構成されたスタイリングに。また、磨きのかかったエンジンや足回りで、その伝統の走りはしっかり受け継がれていると人気を博しました。

日本導入に当たり当初のラインナップは右ハンドルのみ、左ハンドルを望めば並行車しかあらずと、新車並行のドイツ仕様がこちらの156です。99年式で、エンジンは伝統の2,5リッターV6、セミオートマのセレスピードも話題になりましたが、こちらはマニュアルの6速モデルです。

平成20年6月にショップより購入、現オーナーさんでツーオーナー目と聞いています。多少の変更点はありますが、ほぼオリジナルのコンディションが保たれています。

ボディカラーは珍しいプロテオレッドと呼ばれる深い赤、退色やクリア剥げもなく、その状態は良好です。キズはFバンパー左コーナーに擦り傷、以外は線キズ程度のもので、傷みの類いは認めません。ツヤも十分です。塗装はオリジナルのようですが、Fバンパーは塗装の剥がれが見られたため、一度塗装をしています。

内装はタンレザーです。シートは大変キレイに保たれていました。乗り降りに伴うシワや擦れはほとんど見られません。天井や内張りも問題ありません。ステアリングにさして擦れは見られませんでしたが、シフトノブ擦れがあります。ダッシュは左下のパネルが剥がれてしまい、現在はビスで止めています。

エンジンは好調でこれまでもトラブルらしいトラブルはないそうです。
モディファイは行わず、ノーマルスペックです。
タイベル・テンションナー・アイドルベアリングは39866km時に交換しています。
その他、オルタネーター交換（リビルト品）と車検時の基本メンテに収まっています。

記録簿は3枚残っています。

足回りは60000kmでコニーのFSDキットに交換、その際Fロアアームとアッパーアーム、スタビリンク、エンジンマウントを同時に交換しました。

ブレーキは前後ローターとパッド交換、こちらは交換後から30000km程度との事です。

ホイールはWorkの17インチ、オリジナルはありません。
タイヤはミシュランPS3で、こちらは交換間もない状態です。

エアコンは効きますが、真夏の炎天下では156並だそうです。

ドイツ語の取説があります。

エアバッグの警告灯が点灯しています。

事故は現オーナーさんではありません。過去にもないと聞いています。

現在付いているETCは取外します。

リサイクル券(13970円)と自動車税の月割りはご負担をお願い致します。

以前は147にも乗っていたと言うオーナーさん、その時にはセレスピードであったそうで、次期アルファに求めたものは、左ハンドル・V6・マニュアルと言うものでした。探していたところこの156に当たり、しかもボディカラーはプロテオレッドの呼称を持つ、こちらもめったにお目にかかれない色とあれば、それはもう買うしかないと言う状況の下、約5年前に購入に至りました。足回りこそリフレッシュをかねて変更していますが、エンジンはノーマル、吸排気系も全くいじっていません。やはり純粋にV6の音を楽しみたいとの観点からのオリジナル維持です。助手席にて試乗をさせて頂きました。エンジンをかけ、もちろんノーマルマフラーですので、そこに気を遣う事はありません。普段の回転域ではそれほどでもありませんが、いざアクセルを踏み込むと、ある回転を境に音が急変します。V型特有の低音もあり、また回転フィールが分かるような繊細な音も奏でる辺りは、アルファV6の真骨頂とも言えます。聞けばこの2,5リッターが最も音が良いそうで、マニュアルであるが故の、その走りも非常に楽しいものでした。同仕様の１５６は日本には無いかと思われます、とオーナーさん、そんな激レアモデルもこの度家庭の事情により買替えのため売却を致します。V6を右手でシフトしたいと言うオーナーさんと意を共にする方に、希少なボディカラーも加わった156を、是非検討の範囲に入れてみてはいかがでしょうか。

実車は埼玉県さいたま市にあります。