★アルファロメオ アルファ75 2.0ツインスパークに関して
1985年に登場したアルファロメオ75はアルファロメオ・デザインセンターによってデザインされたウエッジシェイプの4ドアのボディスタイル、コの字型のハンドブレーキレバー、ルーフ側に取り付けられたパワーウィンドースイッチ等の奇抜なアイディアが盛り込まれていた。
ドライブトレーンはFR、インボードディスクのリアブレーキ、ド・ディオン・アクスルのリアサスペンションと言うメカニズムも搭載していた。
1987年には可変バルブタイミング、1気筒あたり2本のプラグを装備したツインスパークが登場、縦置きされた2L直列4気筒DOHCエンジンはインジェクションにより最高出力:145ps(107kW)/5800rpm、最大トルク:19.0kg・m(186.3N・m)/4000rpm
を発揮した。
■当車について
D車(大沢商会物)、左H、5速MT、サンルーフ、ツェンダーエアロフルキット、テクノマグネシオ16inchホイール、修復歴なし、取説・マニュアル関連なし、
■エクステリア
ボディはツェンダーのエアロフルキットが装着され、約3年程前にロッソアルファにオールぺイントされているとの事で、本来であればリップスポイラーが付くのですが車高が低くなりすぎるとの事で装着していないようです。
ボディとエアロのつなぎは綺麗にパテ埋めされており傷は殆どありません。
サイドモールとリアスポイラーのモール類もガンメタですべて塗装されています。
希少なテクノマグネシオ16inchホイールには205/45-16のタイヤを装着しており、コニーのショックが入った足回りは2〜3cmほどローダウンされています。
■インテリア
シートは運転席側のみカーボンケブラーのフルバケットに交換しておりノーマルシートはありません。
ステアリングとシフトレバーが社外品に交換、オーディオがCD付きに変更されています。
サンルーフ周辺にはパワーウインドウのスイッチがあります。
■エンジン関連
直近の整備内容は下記の通りです。
【83,000km時】
・イリジウムスパークプラグ交換
・ブレーキマスターシリンダー交換
・F&Rブレーキパッド交換
・プロペラシャフトカップリング交換(3ケ所の内、一番前)
・シフトレバーリンクブーツ交換
・ドライブシャフトブーツ交換
・Fハブベアリング交換(片側のみ)
・中間マフラー交換(触媒の後ろのサイレンサー、排気が抜けすぎのため作り直し)
・ミッション交換(中古)
・ミッションオイル交換
・クラッチレリーズシリンダー交換
・クラッチマスターシリンダー交換
【87,000km時】
・サンルーフ水抜きダクト修理
・エンジンフラッシング
・エンジンオイル&フィルター交換
・Rマフラー吊りゴム交換
■エンスーの杜取材担当者の私情インプレ
ツェンダーのエアロフルキットは75のエボを彷彿させます。絶版物のテクマグはこれだけでも探している方は多いのではないかと思いますし、個人的にはリアにスペーサーを入れて更にアウトセットさせたいところです。
試乗した感想は45サイズの当時としては超扁平タイヤにも関わらず、突き上げやゴツゴツ感も無くコニーのサスと相まって良くセッティングされています。
エンジンもハイテンションコードとマフラー調整の恩恵かトルクが上がっているようで、低速であまりピーキーにならずフケ上がりも良好です。
この時代のボクシーなアルファの良さを判る方にはお勧めです。
■お問い合わせに際して
・この車両は個人売買でなく、ショップからの出品となります。
・車両は神奈川県横浜市にあります。
・記事内容は、ショップさんのコメントをもとに作成したものですので整備記録の有無、修復歴、関連書類などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
・掲載車両に関してのご質問や現車確認のお申込はこのページの一番下よりご連絡下さい。