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アルファロメオ GTV V6 TB アルファコルセ
1997
年式
車検
23年1月
走行
27,354km
備考
新車並行車、スリーオーナー、アルファコルセシリーズNo.008、5MT、ABS、ETC
長さ
4300mm
1780mm
高さ
1290mm
重量
1420kg
排気量
1990cc
取材日2010年5月16日

フロントに伝統的な「盾」を具現化しながらも、それ以外にグリルは持たず、小さな丸い目を4つ配した実に個性的なデザインのアルファロメオGTVは1994年にスパイダーと共に発表されました。ボンネットには「切れ目」がなく、ボンネットとフェンダーを一体化するという、一昔前のレーシングカーのカウルと同じ手法をとった特徴的なデザインとなっています。

今回ご紹介する車両は通常のGTVではなく限定生産されたGTVアルファコルセです。
アルファロメオの社内レース部門である「アルファコルセ」がチューニングしたモデルです。しかし、この車両は日本でしか販売はされていません。その理由は、日本のある自動車博物館のオーナーがフィアット本社(アルファロメオの親会社)を巻き込んでこの車両のプロジェクトを発起したからです。イタリアの大会社が一人の日本人の熱意に応えたことは特筆すべきことだったようです。

アルファコルセのベースモデルは、2.0リッターV6 ターボモデルですが以下に標準との相違個所(仕様)をご紹介します。
【シャシー】
■ アルファコルセ製フロントストラット・アンダー・コネクティングバー追加
■ アルファコルセ・オリジナル・アイバッハ製フロントコイルスプリングに変更、コイルのばねレートは17n/mmから23n/mmに、フロントの車高が約35mmダウン
■ アルファコルセ・オリジナル・アイバッハ製リヤコイルスプリングに変更、コイルのばねレートは30n/mmから26〜53n/mmに、リヤの車高が約10mmダウン
■ アルファコルセ・オリジナル・ビルシュタイン製ショックアブソーバーに変更
【エンジン】
■ エアインテーク開口部の拡大(インタークーラー大型化のため)
■ アルファコルセによる新プログラムECU(エンジンコントロールユニット)を採用
■ アルファコルセ製デュアルターミナルエキゾーストシステムに変更
■ インタークーラーターボの強化ジョイントパイプに変更
【エクステリア/インテリア】
■ フロントスポイラー・エアインテーク開口部のデザイン変更
■ アルファコルセ製カーボンケブラーパネルに変更
■ アルファコルセGTV専用エンブレム(七宝焼)追加×3個所
■ アルファコルセ社シリアルナンバープレート(純銀製)を追加

当初の生産台数は200台の限定生産、ボデーカラーはアルファレッドのみなっていたそうですが、諸事情により実際に製造販売されたのは2桁の留まってしまったようです。また、アルファレッドのみだったボデーカラーもソリッドのブラックが存在しているようで、10台程度存在していると言われています。

現オーナーさん、この車両を約1年前に購入します。初めて乗る車はアルファロメオだと決めて探した車だそうです。それも「マニュアルミッション」、「2シーター」、「スパイダー」というキーワードで探していたそうですが探し当てたのはこの車、スポーツバーションに魅了されたようです。

ボデーの状態はエクボ、飛び石によるキズ、タッチアップ跡などありましたが、どれも小さなもので全体のイメージを著しく損なうものではありませんでした。
クリアも残っていますし、屋根付き車庫などで保管されていたためか、きれいな状態を保っています。塗装の焼けもありませんでした。

インテリアも良いコンディションを保っています。走行距離からもわかるようにシート関係にヘタリや擦れキズは、ほとんど見当たりませんでした。リヤシートは恐らく誰も座ったことがにないと思われるほどきれいな状態を保っています。オーナーさん、リヤシートに物を置くときはタオルを引き、凹みやキズが付かないように気を配っているそうです。大切にしていらっしゃることが分かります。天井は前オーナーさんが貼り替えていますので垂れはありません。

機関に不具合はないそうです。エンジンのアイドリング音は低重音でした。ターボはドカンターボだそうです。3000回転を超えてくると一気に回転が上がります。最近のターボ車の味付けとは明らかに違っています。でもターボの醍醐味はドカンだと個人的に思います。
フロント車高は落ちていますので坂道を上がるときは気を付けないといけないそうです。また、走行中も段差のある道は気を付けるそうです。

以下は過去のメンテナンス歴をご紹介します。
H12年7月(走行距離:13,522km)
・スパークプラグ交換
・クーラント交換
・リヤライセンスランプバルブ交換
・ハイファンリレー交換
・ミッションオイル交換
・ブレーキオイル交換

H21年1月(走行距離:16,253km)
・エンジンオイル交換(モチュール2100 10-40W)
・オイルフィルター交換
・ブレーキオイル交換
・ウォーターポンプ交換
・サーモ交換
・ クーラント交換
・ACベルト交換
・オルタネーターベルト交換
・パワーステベルト交換
・タイミングベルトテンショナー交換
・バッテリー交換
・フューエルフィルター交換
・ドライブシャフトブーツアウター交換
・ミッションオイル交換
・タイヤ交換

H21年2月(走行距離:16,502km)
・ワイパーブレード交換

H21年6月(走行距離:21,044km)
・燃料ホースからの漏れ修理
・フューエルホース交換
・エンジンオイル交換(モチュール2100 10-40W)
・フロントノーズエンブレム交換

H21年8月(走行距離:21,044km)
・パワーステ異音修理
・高圧ホース交換

H21年10月(走行距離:23,692km)
・クラッチマスターシリンダー交換
・クラッチレリーズシリンダー交換
・ブレーキオイル補充

H21年11月(走行距離:24,000km)
・パワーステオイル漏れ修理
・パワーステ高圧ホース交換
・エンジンオイル交換(モチュール2100 10-40W)
・オイルフィルター交換

H22年1月(走行距離:26,122km)
・ラジエーター交換(純正アルミ製)
・クーラント交換

実数としては非常に少ないモデルですので、アルファGTVマニアの方には魅力的な車両ではないでしょうか。エアコンはよく効きます。
週に1回は運転しますので走行距離は伸びます。

車両は愛知県にあります。屋根付き車庫に保管。
個人のため消費税はかかりません。
リサイクル費用と自動車税の月割り負担分は、別途、清算させて頂きます。


以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 SOLD OUT
外装色はアルファレッドです。
塗装のエクボ、欠け、キズなどが多少あります。
装備はアルファコルセのオリジナルです。
内装色はブラックです。
シートは全席本革シートです。
リヤクウォータートリムに割れがあります。
天井の垂れはありません。
エンジンは2.0リッター、水冷V型6気筒SOHC ICターボ付きエンジンです。
ミッションは5速マニュアルです。
機関に不具合はありません。
タイヤサイズは205/50ZR16、ホイールは純正のアルミホイールが付いています。
スペアタイヤが移っていませんが保管しています。
キーは4本あります。
   


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 愛岐オフィス
TEL/090-4853-3008(アサカワ)

またはEメール↓にて
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