エンスーの杜    トップページに戻る   車両一覧に戻る



アルファロメオ GTV アルファコルセ
1998
年式
車検
25年7月
走行
43,431km
備考
ディーラー車・スリーオーナー
長さ
4230mm
1780mm
高さ
1280mm
重量
1370kg
排気量
1990cc
取材日2008年6月21日

フロントに伝統的な「盾」を具現化しながらも、それ以外にグリルは持たず、小さな丸い目を4つ配した実に個性的なデザインのアルファロメオGTVは1994年にスパイダーと共に発表されました。ボンネットには「切れ目」がなく、ボンネットとフェンダーを一体化するという、一昔前のレーシングカーのカウルと同じ手法をとった特徴的なデザインとなっています。

今回ご紹介する車両は通常のGTVではなく限定生産されたGTVアルファコルセです。
アルファロメオの社内レース部門である「アルファコルセ」がチューニングしたモデルです。しかし、この車両は日本でしか販売はされていません。その理由は、日本のある自動車博物館のオーナーがフィアット本社(アルファロメオの親会社)を巻き込んでこの車両のプロジェクトを発起したからです。イタリアの大会社が一人の日本人の熱意に応えたことは特筆すべきことだったようです。

アルファコルセのベースモデルは、2.0リッターV6 ターボモデルです。このエンジンにアルファコルセオリジナルのECUが組み込まれ、排気系を変更し、パワーを少しアップしています。ちなみにスタンダード車は201馬力、コルセのデータでは231馬力となっています。エンジンマウントは強化されたものが装着されています。

サスペンションは、スプリングにアイバッハ、ショックにビルシュタインが装着され、オリジナルのスペックとなっており、車高が30mm下がっています。そしてフロントにはロワーアームバーが追加されています。またフロントサスペンション上部にはタワーバーが装着されていました。リヤ側にもタワーバーが装着されていたそうですが現在は外してあります。コンビニなどの入り口や縁石などにぶつけたときに、衝撃がもう一方に影響を与えないためとお聞きしました。お車をお譲りするときには、装着してお渡しすることも、部品としてお渡しすることもできます。

エクステリアはフロントスポイラーが大型化され、マフラーが2本出しとなっています。
フロントドアとトランクに専用のエンブレムが貼られています。

インテリアはセンターコンソールとフロアコンソールにカーボンパネルを貼り付けられており、フロアコンソールにはシリアルナンバーが刻印してあるプレートがありました。

当初の生産台数は200台の限定生産、ボデーカラーはアルファレッドのみなっていたそうですが、諸事情により実際に製造販売されたのは2桁の留まってしまったようです。また、アルファレッドのみだったボデーカラーもソリッドのブラックが存在しているようで、10台程度存在していると言われています。

以下は過去のメンテナンス歴です。
2002年
・タイミングベルト交換(24,175km)
・ラジエーター液交換
・ウォーターポンプ交換
・テンショナー交換
・プラグ交換

2006年
・バッテリー交換
・エンジンオイル交換
・ミッションオイル交換

2007年
・フロントアッパーマウント交換
・ホイールボルト交換
・タイミングベルト交換
・テンションナー交換
・ウォーターポンプ交換
・クーラーベルト交換
・パワーステベルト交換
・クーラント交換
・エンジンオイル交換
・オイルエレメント交換
・ミッション、デフオイル交換
・プラグ交換
・フロントストラット交換(中古ノーマル)
・フロントロワーアーム交換
・フロントスタビリンク交換
・メンバーストラット交換
・リヤスタビリンク交換
・フロントストラットアッパーマウント交換
・フロント、リヤブレーキホース交換
・リヤブレーキパッド交換
・ブレーキ液交換
・エンジンマウント右交換
・ミッションマウント交換
・ETC装着
・天井張替え

オーナーさんは、以前アルファロメオ164QVに乗っていたとき、フロアパンを打って穴を開けてしまったことがあり、車高が低いことを心配していたそうです。また、乗り心地も良くなることを期待してフロントストラットASSYを中古のノーマルパーツに交換したことがあります。車高は戻りましたが乗り心地はさほど変化がなく、現在は元のパーツ(コルセ専用)に再度戻してあります(車をお譲りするときには、部品をお渡しいたします)。
タイヤも33,000kmを過ぎたところで交換したばかり、1,000km程度しか走っていません。オーディオは、ALPINE製CDA-9885JI(CDヘッドユニット+iPodケーブル)です。昨年取り付けたばかりです。前オーナーさんが音楽がお好きで、スピーカーを取り付け部から補強してサウンドストリーム取り替えたそうで、他のGTVとは比べられないほど音がよいそうです。

ボンネットはフロントに熱抜け用のスリットが入ったFRP製に交換しています。ただし、現オーナーさんは、エンジンルームに雨が入るのが気になり、パッドでスリットを塞いでいます(実際には、購入してから雨天時は未使用とのことです)。オリジナルのボンネットはありません。

リヤシートに若干摺れが見られますが、その他は良いコンディションを保っています。

純正ホイールもタイヤ付きでありますが、タイヤ山は、ほとんど無いとのことです。
工具もあります。

実数としては非常に少ないモデルですので、アルファGTVマニアの方には魅力的な車両ではないでしょうか。
エアコンはよく効きます(マイクロロン処理済み)。


更新記事 2009.12.18
「車検を更新しました」とオーナー様からご連絡がありました。23年7月まであります。
また、その際フロントサスペンションをノーマルに戻したそうです。なのでフロントの高さが若干ですが上がっています。もちろん前のキットをありますので元に戻すことは可能だそうです。車検取得後11月にタペット調整を行ったそうです。機関は好調をキープしているそうです。

更新記事 2010.04.28
以下の整備を実施しましたとオーナー様からご連絡がありました。

【整備内容】
 ・インテークエアホース点検
 ・ブーストバキュームホース取り替え
 ・タービン脱着・点検
 ・ブースト圧測定(現在1.3に設定!)
 ・スロットルポジションセンサー調整
 ・デスキャップ,ローター取り替え
 ・プラグコード加工取り替え
 ・ファンレジスター加工取り替え
 ・エンジンオイル(YACOO VX600)補充

フロントサスペンションをノーマルからアイバッハ、ビルシュタインに変更しました。
(最初に掲載した内容に戻したことになります)


更新記事 2011年9月24日

【2010年8月31日】
・クラッチレリーズOH
・クラッチオイル交換

【2011年6月9日】車検を更新しました。
・ウィンドウォッシャー液補充
・ブレーキオイル交換
・エンジンオイル交換
・ラジエタークーラント補充

【2011年6月21日】
・ラジエター交換
・ラジエターキャップ、アッパーホース、ロワーホース、ホースバンド、リザーブタンク、クーラント交換


車両は愛知県にあります。屋根付き車庫に保管。アルファレッドの色落ちを嫌って、ボデーコートをしています。また、普段はボデーカバーをかけて保管しています。
個人のため消費税はかかりません。

以上の記事内容は、オーナーさんのコメントをもとに作成したものです。
整備履歴、修復歴などに関しては、エンスーの杜で裏づけを取ったものではありません。
 SOLD OUT
外装色はアルファレッドです。
特に気になる箇所はありません。
   
内装色はブラックです。
シートは全席本皮シートです。
リヤシートクッションにキズが少しあります。
   
エンジンは2.0リッター、水冷V型6気筒SOHC ICターボ付きエンジンです。
ミッションは5速マニュアルです。
機関に不具合はありません。
   
タイヤサイズは225/45R17、ホイールはテクノマグネシオのマグネシウムホイールが付いています。
純正のアルミホイールもあります。
取扱説明書、整備手帳あります。
   


この車両のお問い合わせは

エンスーの杜 愛岐オフィス
TEL/090-4853-3008(アサカワ)

またはEメール↓にて
エンスーの杜車両問い合わせ


愛車無料査定 車保険 車売却 廃車引き取り
    エンスーの杜    トップページに戻る   車両一覧に戻る